進化を遂げるパテック フィリップの時計製作。超薄型自動巻き永久カレンダー5327J-001

 By : Kamine


作動する限り 時間、カレンダーを刻み続ける永久カレンダー(パーペチュアルウォッチ)は あなたの生涯の伴侶となり得ます!

パテック フィリップのグランドコンプリケーションは時計製作の頂点に位置します。
1839年の創業以来、長きに亘る最高峰の名声は数々の神話を作ってきました。
この5327Jはパテック フィリップを代表するグランドコンプリケーションであり、そのルーツを辿ると1984年発表の3940モデルまで遡る事が出来ます。

永久カレンダー機構を搭載しながら超薄型を実現できる理由は、1977年マイクロローターを採用した超薄型キャリバー240を開発したことにあります。



以来、3940モデルからこの5327モデルに至るまで、永久カレンダームーブメント240 Qを搭載したモデルの歴史が連綿と続く事になります。

先日のWebクロノスで北野武さん(ビートたけしさん)の愛用モデルがこの3940であることが出ていました»»»https://www.webchronos.net/features/63636/

ちなみにアルファベットの 「Q」 は永久カレンダー機構を現します。
その意味は永久カレンダーの表現に多用されるQPからきています。
Quantieme perpetual の頭文字です。
カンティエームパーペチュアル
カンティエームが日付、パーペチュアルは永久という意味です。

3940の派生モデルとして、1998年にはベゼルにクルー・ド・パリ装飾を施した5039モデルが発表されました。



また2012年にはクッション型のケースに240 Qを搭載した5940という永久カレンダーモデルも発表されています。



時計業界には古くから存在するこのクッションケースですが、カレンダー表記とアプライドのブレゲ数字インデックスが綺麗なバランスでレイアウトされています。

そして2007年、20年以上の長きに渡り生産されたロングセラーの3940モデルが5140モデルに代替わりを果たします。



時代、トレンドの流れを反映して5140は径が3940の36㎜から37.2㎜に少し大きくなりました。

更に2018年発表のノーチラス5740/1Gにも、この240 Qを搭載した超薄型のスポーティな永久カレンダーが発表されました。




今回ご紹介している写真の5327モデルは5140を更に近代的にリニューアルし、径もさらに大きく 39㎜になりました。




2016年よりラインナップされており、複雑なケース形状とアプライドのブレゲ数字インデックスが美しいモデルです。
ロングセラーの理由は、永久カレンダーという事が一目で分かるアイコニカルなキャラクターであることに加えて表示の視認性と薄く装着感の良い事です。

5327J-001
ケース径 39㎜、ケース素材 YG
防水 3気圧、曜日、日付、月、閏年を指針表示
アイヴォリーのラック塗装文字盤、
ゴールド植字ブレゲ数字
パワーリザーブ 最小38時間、最大48時間

詳しくはパテック フィリップ公式サイトをご覧ください。


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