Watches and Wonders Geneva Foundationが、シャネル、エルメス、LVMHをメンバーに迎える

 By : KITAMURA(a-ls)

Watches and Wonders を主宰するWatches and Wonders Geneva Foundation(ジュネーブ時計財団)が、3社の新メンバー、シャネル、エルメス、LVMHを迎える



6月25日付で配信されたプレスリリースによると、Watches and Wonders Geneva Foundation理事会に、シャネル、エルメス、LVMHが新たに加わった。「この統合は、Watches and Wondersのさらなる開放性と、時計産業全体を支援するという財団の理念をより推し進める重要な一歩となるであろう」、というコメントが発表された。英文のプレスリリースを抄訳で速報する。





今年、2024年4月に開催されたWatches and Wonders Genevaは、54の出展ブランドに対し、計49,000人の来場者を記録、時計展示会(見本市)としては記録的な数字を残したのだが、この展示会は、Watches and Wonders Geneva Foundation(以下WWGFと略)という、2022年9月に、ロレックス、リシュモン グループ、パテック フィリップの主導により設立された財団によって運営されている。

この度、WWGFの創設メンバーに加え、シャネル、エルメス、LVMHという新たな3つの主要メンバーが理事会に加わったことが発表された。
設立からの2年間は、ロレックスのCEOであるジャン・フレデリック・デュフール氏が会長を務め、その後、2024年7月1日からの2年間は、カルティエ社長兼CEOであるシリル・ヴィニュロン氏にその後任をバトンタッチすることが決められている。

また、この発表に合わせ、来年の「Watches and Wonders Geneva」の開催日が
・2025年4月1日~7日(一般公開日は5日~7日)となることも発表された。


このプレスリリースは、以下のような言葉で締めくくられている。

『シリル・ヴィニュロン会長とクロード・ペニー副会長のもと、WWGF理事会は、世界の時計業界の最大手ブランドが一堂に会する一大イベントである「Watches and Wonders Geneva」の戦略および発展に注力し、さらに、この新メンバーの統合によって、「Watches and Wonders Geneva」は、世界中で時計製造の輝きをさらに強烈なものにしていくことになるに違いない』




告白すると…まだ今年の「Watches and Wonders2024」ですらすべての予定記事を書き終えていないのに、早くも来年の予告である。ブルブルブル。

週末の一般公開 3日間を含む一週間の会期は今年と同様だが、インターネット・テクノロジーも年々進化を遂げておる現在、もうネット参加だけでもいいかなぁ---などと弱気にもなっている昨今ではあるものの、実はまだここだけの話だが、来たる7月13日に「Watches and Wonders Genevaレポート」をメインテーマにしたWATCH MEDIA ONLINEの西日本オフ会の開催を予定しているので、もしよろしければ、予定を開けておいていただけますとコレ幸いいです。。。