【ブレゲ創業250周年記念:第二弾 】シテ島の工房から革新の時代へ
By : Kamine
第2回は、1775年にブレゲがパリのシテ島に工房を開いた瞬間から始まります。
第1回で工房を開くまでの道のりをお伝えしていますので、まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください!
【ブレゲ創業250周年記念:第一弾 】時計の天才アブラアン=ルイ・ブレゲの誕生と初期の歩み

さて、ブレゲが工房を開いたのは、シテ島の一角にある建物の最上階の屋根部屋。
最初は小さな部屋で始まりましたが、次第に他のフロアも借りるようになり、フランス革命が終わる頃には、この建物全体がブレゲのものに。
現在、その場所は「ケ・ド・ロルロージュ39番地」として今も残っています。

面白いことに、当時このエリアには他の名だたる時計師たち、例えばベルトゥやレピーヌも工房を構えており、まるで時計の聖地のような場所だったのです。

ブレゲの喜びと試練
1776年には、ブレゲにとって大きな喜びの瞬間が訪れます。
最初の子供、アントワーヌ=ルイが誕生。
後にブレゲの右腕となり、メゾンの後継者として活躍することになります。
しかし、順風満帆に見えたブレゲの人生に、次々と試練が降りかかります。
記事の続きはこちら
【ブレゲ創業250周年記念:第二弾 】シテ島の工房から革新の時代へ
BRANDS :