SIHH 2017 : PARMIGIANI FLEURIER Toric

 By : CC Fan
少し遅れてしまいましたが、パルミジャーニ・フルリエ(PARMIGIANI FLEURIER)のブースの様子と新作モデルのトリック(Toric)の情報をお伝えいたします。

トリックはパルミジャーニ・フルリエ創業当時に発表されたモデルで、トリックというのは古代ローマ建築の柱基の名称だそうです。
名前に相応しいローレット模様やゴドロン装飾を施したケースに収められています。



ブースの様子です。
修復師からキャリアをスタートさせたミシェル・パルミジャーニ氏に相応しく、ブース正面のケースには修復されたイースターエッグが展示されていました。



新作の三針のトリック クロノメーター(TORIC CHRONOMETRE)です。
トリックのケースを持つコレクションはある時期からコンプリケーションモデルのみに集約されてしまっており、今回ベーシックな三針が"復刻"されたと言う事のようです。



ケースは段差を付けたゴドロン装飾の上にローレット模様を付けたトリック特有のデザインコードを持ちます。
既報のニュースのように、ケースはRGまたはWG、ダイヤルはブラックオパーリンまたはホワイトグレインの組み合わせで4バリエーションです。



こちらはコンプリケーションモデルのミニッツリピーター、トリック クアエストル(TORIC QUAESTOR)です。
ゴンドロン装飾が二重になっています。

今回、創業当時のデザインを復刻することで"原点回帰"を果たしたパルミジャーニ・フルリエ。
これからも注目したいと思います。

最後に動画をどうぞ。



https://www.parmigiani.com/en/