ハイエンドモデルをコンプリケーション機構から見るカタログ図鑑、『超弩級 複雑腕時計図鑑』発売中

 By : WMO official


コンプリケーション機構の仕組みを解剖するカタログ図鑑、『超弩級 複雑腕時計図鑑』発売中


MENX’S EXの特別編集ムックとして、『超弩級 複雑腕時計図鑑』という本が発売されました。
出版元である世界文化社からの資料を引用しますと、

「ミニッツリピーター、トゥールビヨン、パーペチュアルカレンダーetc. 時計職人の手により生み出され、その歴史に刻まれてきた超複雑機構は、現代の技術により、更なる“超弩級”のスーパーコンプリケーションへと進化を遂げました。
掲載モデルのほとんどが数千万円オーバーの時計。各ブランドが自信を持って製作した、常識を超えた最新の機械式時計を選りすぐって紹介。実物では良く見えない小さなパーツや機構を拡大して丁寧に解説するなど、マニアも納得のこれまでにない複雑腕時計図鑑が登場します。」

ということで、約60ほどの時計ブランドからの70本余りのハイエンドモデルを、見開き2ページ単位で紹介したカタログ本となっています。
大きな特徴としては、その時計の複雑技法を拡大して、いくつかのポイントとして解説を試みている点でしょうか。




また、代表的な複雑機構の一般的な解説も掲載されています。






キャッチーコピーは、「掲載モデルのほとんどが数千万円以上!」ということで、表紙はリシャール・ミルのRM 062-01ですが、価格面に傾注しすぎると野暮にもなるので、そこにはあまり触れずにおきましょう。
入手するにはなかなかに難しかろうドリームウォッチの百鬼夜行…、ある意味、これらこそ"妖怪ウォッチ”なのではと(笑)、はたと思い当たったりもします。
一部で高価格化が進む高級機械式時計ですが、その価値と真意をどこに見出すのか、自分なりのブレない価値観・審美眼を養うための客観的資料とするならば、興味深い書籍といえるのではないでしょうか。

WATCH MEDIA ONLINEでは、他社の出版情報や掲載情報も、時計愛好家諸氏にメリットがあると判断すればどんどん取り上げて発信します。"みんな仲間"と口にするのは容易いのですが、実際に競合他社の著作を自社メディアで紹介することなど困難な世知辛い世の中、掲載や紹介を希望する他の時計メディアの皆さま、載せる価値があると思えばWATCH MEDIA ONLINEにて紹介しますので、ダメ元で(笑)コンタクトを!




【超弩級 複雑腕時計図鑑】


■発売:2020年11月6日(金)
■定価:3,400円+税
■発行:株式会社世界文化社
2020年11月6日(金)発売


世界文化社さんからのご厚意で、少ないですが、1名様に同書をプレゼントします。
ご希望の方は、編集人のツイート https://twitter.com/als_uhruhr/status/1330378106134118400 へのリプライで
今月末までに申し込んでください。当選者にはこちらからご連絡します。