グラスヒュッテ・オリジナルが、 昨年の話題作「セネタ・クロノメーター・トゥールビヨン – リミテッド・エディション」の日本語字幕動画を公開

 By : a-ls



2020新作発表への"アペタイザー"
昨年の話題作、「セネタ・クロノメーター・トゥールビヨン – リミテッド・エディション」の日本語字幕動画を公開!



「Time To Move」が延期されたため、2020年の新作発表の期日や方法などのリスケジューリングが待たれているスウォッチグループ内の"我が陣営"、グラスヒュッテ・オリジナルだが、新作発表前の"前菜"的な意味合いもあるのか、2019年の話題作、「セネタ・クロノメーター・トゥールビヨン – リミテッド・エディション」の動画が公開された。




トゥールビヨンの発明者といえばアブラアム=ルイ・ブレゲだが、この機構を片側だけで支れることで宙に浮いているかのように見えるフライングトゥールビヨンを発明したのが、ドイツの偉大な時計職人、アルフレッド・ヘルヴィグだ。1920 年のことである
この偉大な先達の発明を受け継ぎ、さらにそれを進化させ、非常に洗練された新機構を加えて生み出されたのがこのモデルと言える。フライングトゥールビヨンとしては世界で初めて秒停止機構、ゼロリセットを可能とし、さらにミニッツデテントという機構を組み合わせた。これら3機構の"競演"によって、非常にマニアックな同期プログラムを楽しみつつ、正確な時刻合わせが可能となっている。



トゥールビヨン:本来の役割
トゥールビヨンケージの回転を眺めるのは魅力的なことですが、もともとは時計の精度を高めるためのものでした。従来の方法でブリッジを固定する場合も、片側で支持する場合(「フライング」)も、トゥールビヨン(「つむじ風」) はテンプおよび脱進機全体と一緒に自転します。昔は、これは懐中時計の歩度に対して重力が及ぼす影響を打ち消す役割を担っていました。現代の腕時計では、トゥールビヨンはとりわけメーカーによる時計製造技術の高さを物語る役割を果たしており、世界中の時計愛好家の垂涎の的となっています。
※この小文字の部分はグラスヒュッテ・オリジナルのプレスリリースから引用したものです(以下同じ)。


まず、リューズを引き出すとトゥールビヨンの回転ケージが停止し、ケージに取り付けられた秒針も即座に停止する(秒停止機構)。それによって垂直クラッチが作動し、トゥールビヨンケージがロックされ、同時にテンプもその位置でロックされる。
さらにもう一段リューズを引き出すと、秒針が時計まわりにゼロまで進み(ゼロリセット)、分針も次のインデックスちょうどの位置まで進むのだ(ミニッツデテント)。
この状態で時刻合わせを行うと、分針は1分単位で動くので、分と秒の完璧な同期が実現された正確な時刻合わせができることになる。この間、回転ダンパーによって各ギアが制御されスムーズな動きが確保されている。


では、これらを基礎知識として、早速動画を!!




これら機構がどのように組み込まれているかという点について、実機発表時にはグラスヒュッテ・オリジナルからの資料(こうした動画や輪列図のようなもの)は出されていなかったので、推測という形で、CCFan氏の詳細な分析記事を掲載しているので、是非そちらも併せてご覧あれ!!!

グラスヒュッテ・オリジナル セネタ・クロノメーター・トゥールビヨンのゼロリセット機能についての推測
https://watch-media-online.com/blogs/2634/

動画と記事を比較すると、CCFan氏の推測がほぼその通りだったことがわかる!
おそらく、上の"推測編"に続き、この動画から図面を起こした"正解編"を、近く執筆することになるだろう(笑)!!



手巻きキャリバー 58-05:エレガントな装いをまとったクロノメーターの精度
セネタ・クロノメーター・トゥールビヨン – リミテッド・エディションの歩度の正確性は、独立した試験機関によって確認済みです。DIN 8319 規格に基づき、時計の一つ一つがグラスヒュッテにあるドイツキャリブレーションサービスによってクロノメーター認証を得ており、クロノメーターとして公式認定されています。
試験は 15 日間にわたり、5 姿勢で 3 種類の温度のもとで行われます。さらに、シリコン製ヒゲゼンマイにより、磁気と温度変化への耐性も向上しています。手巻きキャリバー 58-05は振動数 21,600 振動/時で鼓動し、完全に巻き上げた状態でのパワーリザーブは 70 時間に達し、これは 9 時位置のインジケーターに表示されます。




デザイン:透明で多重な層
きわめて洗練された装飾仕上げが施されたムーブメントは、42 ㎜プラチナ製ケースに収められます。そしてオフセンターのガルバニックブルーの文字盤の下では、多重な層と仕上げの組み合わせにより、魅惑的な光景が現れます。ムーブメントの上半分では文字盤、下半分ではフライングトゥールビヨンが小さな塔のように浮かび上がっており、目を見張る三次元効果が生まれています。
開放的なデザインと、秒スケールを支持する部分的に透明なサファイアクリスタルリングにより、時計の奥へと視線が引き込まれます。装飾を完全なものにするために、さまざまな手作業によるエングレービングとクラシックなグラスヒュッテリブ仕上げが施されています。


デザイン面では、文字盤の上端に控えめに刻まれた「Chronometer Tourbillon」という文字が、文字盤固定部に逆向きに刻まれ、これが鏡面仕上げの上部リングの 12 時位置に映るという、洗練されたディテールが隠されているほか、時計の裏面にも、伝統的で魅力的な仕上げが入念に施され、工芸的にも高く評価できる完成度を誇っている。







【主な仕様】
セネタ・クロノメーター・トゥールビヨン – リミテッド・エディション
発表年度: 2019
リファレンス ナンバー: 1-58-05-01-03-50

ムーブメント: 高度に洗練された手巻きキャリバー 58-05
機能: フライングトゥールビヨン (スモールセコンド付き)、オフセンターの時針と分針、回転するトゥールビヨンケージ (秒停止機構、ゼロリセット、革新的なミニッツデテント付き)、パワーリザーブインジケーター
特色: ドイツクロノメーター認証
パワーリザーブ: 70 時間
振動数: 21,600 振動/時 (3 Hz)
ケース: ポリッシュ/サテンブラシ仕上げプラチナ製、両面サファイア
クリスタル、5 気圧防水
サイズ: 直径:42.0 mm、厚さ:12.0 mm
文字盤: ガルバニックブルー、アプライド・インデックス
ストラップ: ダークブルーのルイジアナ産アリゲーターストラップ、
プラチナ製フォールディングバックル
リミテッド・エディション:世界25 本限定
価格:¥17,340,000(税抜)/¥18,727,200(税込)



【お問い合わせ先】
スウォッチグループジャパン株式会社
グラスヒュッテ・オリジナル ブティック東京
03-6254-7266