ピアジェ アルティプラノ アルティメート コンセプト ウォッチ 「インフィニットリー パーソナル」を体験&それぞれのカスタマイズピース

 By : CC Fan

GPGH2020
にて、見事大賞である「金の針賞(AIGUILLE D’OR)」を受賞したピアジェの超薄型時計、アルティプラノ アルティメート コンセプト ウォッチ。
幸運なタイミングで「プロトタイプ」を拝見させていただけたので、レポートを掲載いたしました。

前回レポート内でも述べたように、この作品は各部のカラーを選択し自分の個性を時計に反映する「インフィニットリー パーソナル」というピアジェの取り組みの対象で、ブティックに設置されたタブレットをベースとするシステムで各々のカスタマイズピースを作ることができます。
今回、ピアジェのご厚意によりこのシステムを体験させていただけたので、システム紹介とWMOメンバー(CCFan、KITAMURA、KIH)がそれぞれ選択したカスタマイズピースを紹介いたします。



「インフィニットリー パーソナル」システム画面です。
直感的なインターフェースで各部のパーツの色を選んでいくとリアルタイムに左側にある時計に反映されます。

それぞれの選択肢は、下記の個数です。
  • ケースと地板のコーティング組み合わせ 6種類
  • ダイヤルの色 8種類
  • 針の色(時針のディスクにも影響) 8種類
  • ブリッジの色 8種類
  • ネジの色 8種類
  • ストラップ色 12種類
  • ストラップのサイズ 4種類
  • 3文字までのレターエングレーブ
こういうのを見ると「組み合わせ総数」を計算したくなるので、自明に決まるストラップサイズと極端に組み合わせ数が多いレターエングレーブを除いて、6×8×8×8×8×12=294,912通りもの選択肢があります。

表示されている時計はテンワ、ガンギ車、4番車が動いて滑らかにアニメーションしています、そして時刻も現在時刻を表示し、実際に使っている印象を見ることができます。

さらに…



画像の重ね合わせではなく3Dモデル!
自由に回転・拡大縮小をすることができます。
リュウズ周りのメカニズムも、動作こそしないものの、形状はかなり詳細に再現されており、歯車の噛み合わせなども観察することができました。



もちろんその特徴的な薄さも確認できます。



前回のレポートでお伝えした「改善」、リュウズを引き出すための切りかけがケース側に設けられたことも確認できました。



ケース兼地板は6種類の組み合わせから選ぶ方式。
コーティングが外装部分まで施されているブラックとブルー、外装部分はシルバーで内部のコーティングがブラック・シルバー・ブルー・ブラウンの4種類です。
これ以外の組み合わせは「要相談」という事でしょう…



各部のパーツは8色から選ぶ方式です。



一番印象に「効きそう」なのはやはりブリッジの色でしょうか。
地板と同色系でまとめるか、コントラストを重視させるか…各々の個性がが表現されるところです。



エングレーブはこの位置に大文字アルファベット3文字とピリオド(.)が入力できました。
文字数から、イニシャル入力を想定でしょうか。

個人的にはこの手のものにハマる性分なので、結構な時間をああでもない、こうでもない…と繰り返して「これだ!」と完成したのがこちら。



歯車の色はシルバー固定なので、文字盤をそれに合わせてシルバー、あとは暖色系のローズゴールドブリッジとブラウン地板、ブラックネジです。
針はブリッジに合わせてローズゴールドですが、視認性を考えるとブラックの方が良いかも…?

カンタロス君カラーは赤色系が無かったので断念、行う場合は「要相談」でしょうか。



斜めから。



ストラップは裏ブラックというのが気に入って白にしました。

私とは逆に、速攻で決断したのはのKIHさん。



ブラックをベースにモノトーンでまとめたようです。

編集長のKITAMURA(a-ls)さんの所要時間は私と副編集長の中間ぐらい。



上級者向け?のパープルブリッジとグリーンのストラップを投入してきました。



パープルは光の当たり方で色が変化します。



なるほど、WMOは3文字…

たった3人でも意外なほど方向性の違いが見えた「インフィニットリー パーソナル」、他でもない「自分」が欲しい時計は自分で決めるという姿勢にふさわしいシステムではないでしょうか。

ここまでのカスタムはレギュラーモデルとしての範囲で、これ以上は「要相談」となるようです。
私としてはブリッジは複数パーツに見えるので可動部だけ別とか…(以下略)





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