『みどりの日』記念! 訳あって未掲載のグリーン・ダイヤル新作を一挙紹介~グラスヒュッテ・オリジナル、タグ・ホイヤー、そしてパテック フィリップ

 By : KITAMURA(a-ls)

5月4日は、『みどりの日』である。

ゴールデンウイークを確実な大型連休にするべく、5月3日(憲法記念日)と5日(こどもの日)との間に生まれた祝日であるが、最近この業界で、"みどり"と言えば、流行の文字盤色である!

という強引なイントロから論を展開するわけだが、実際、W&Wを挟んだこの直近2ヶ月の間に掲載した記事中だけでも、オーデマ ピゲ、H.モーザー、MB&F、パテック フィリップ、IWC、チューダー、アーノルド&サン、ジャガー・ルクルト、チャペック、ボーム&メルシエ、ゼニス、オリス、ハミルトン、ミドーなどなど、グリーンダイヤルの新作を発表したブランドは枚挙にいとまがない。
そんな中、プレスリリースが出ないなど、何らかの理由でまだ未紹介の今年のグリーン・ダイヤル新作を、この『緑の日』にかこつけて紹介してしまう。

まずは、タグ・ホイヤーから「モナコ」のグリーン文字盤の限定モデルが発売されている。



特徴的なあのスクエアケースに鮮やかなグリーンは実に目を引く魅力的な組み合わせだ。



たぶんだけれど、限定モデルで、オフィシャルサイトで見ても「在庫がありません 」となっているので、これ以上の宣伝を控えているのでプレスリリースを作っていないのかもしれない。
確かに、あまりにも有名なモデルなので、あたらめて書くことも浮かばないので、とりあえず、オフィシャルサイトの説明を引用する。



『タグ・ホイヤーの大胆でエレガンス、クールなグリーンのダイヤルを携えて生まれ変わりました。ドラマチックなほどに鮮やかなグリーンのダイヤルには、サテン仕上げとサンレイ仕上げが施され、ブラックのカウンターが、モダンでエッジなこのクロノグラフにコントラストを添えます。』



『型にはまらない、インスピレーションにあふれたタグ・ホイヤー モナコの39㎜のスクエア型ケース。既成概念にとらわれないデザインが魅力を放ちます。』
 


『自社製ムーブメント キャリバーホイヤー02には、ブランドを象徴するウォッチにふさわしい80時間のパワーリザーブ、垂直クラッチ、コラムホイールが搭載されています。』



『新しいブラックのアリゲーターストラップは、よりスタイリッシュで快適さを増したデザインに。タグ・ホイヤーのシールドロゴの入ったダブルセーフティフォールディングバックルがしっかりと固定します。 』



【仕様】
タグ・ホイヤー モナコ グリーンダイヤル
CBL2116.FC6497
自動巻クロノグラフ
786,500円

[ケース]
サイズ :39 mm
防水性 :100 m
素材 :スティール製 サテン/ポリッシュ仕上げ 
ベゼル :固定式ベゼル スティール製
ケースバック :スティール製
[ストラップ]
素材 :アリゲーターレザー 
カラー :ブラック
バックル :フォールディングバックル - ポリッシュ仕上げ スティール製  
[キャリバー]
キャリバー ホイヤー 02(自社製ムーブメント)自動巻クロノグラフ 
パワーリザーブ :80時間 
振動数 :4
機能 :時, 分, 秒, クロノグラフ:1/4秒計、30分計、12時間計, 日付


続いては、グラスヒュッテ・オリジナルのアイコニックピース「パノマティック・ルナ」。
昨年、ステンレス・スティールケースにグリーン文字盤という印象的な組み合わせのモデルが出たが、そのピンクゴールド・ケース・ヴァージョンである。



鮮やかなグリーンのストラップと相まって、とても印象的な作品となっている。
限定モデルではないようだが、英語版のサイトには掲載があるが日本版には未掲載。
プレスリリースが出ていない理由は不明だが、こちらからすれば、『ちょっと水臭いぜ、GOさんよぉ』という感じ。



ま、とはいえ、こちらも有名モデルなのでそんなに書くこともないが。。。昨年のステンレス・スティールケースの記事のリンクを貼っておくので、仕様等も、SSをピンクゴールドに置き換えて理解していただければと思う。
https://watch-media-online.com/news/3195/



なので英文サイトからの記述を、抄訳とはなるが引用してみる。

『手作業で作られた文字盤のカラーグラデーションが特に目を引きます。中央の強烈なダークグリーンから始まり、端の方では色が徐々に黒に変わっていきます。』



『レッドゴールドのケースとリューズは完璧なまでに磨き上げられており、文字盤の豊かで深みのあるグリーンと暖かいコントラストを成しています。光沢のあるアリゲーター・ストラップ(グリーン)は、調和のとれたプレゼンテーションの最終的な仕上げとなっています。』



『サファイアクリスタルのケースバックからは、オフセンターのローターとグラスヒュッテ・オリジナルの特徴であるデュプレックス・スワンネックの微調整機能を備え、精巧に仕上げられた自動巻きムーブメント「キャリバー90-02」をはっきりと見ることができます。』



『20年以上にわたってコレクションの柱となってきたPanoは、オリジナリティと個性の代名詞となっています。その魅力は、思わず見返したくなるようなディテールにあります。』



『クラシックなサーキュラーケースの中で、オフセンターに配された複雑な時針と分針、そして左側に配された目立つスモールセコンドを備えた珍しいアシンメトリーの文字盤に注目してください。』



このほかにも、W&W組で未紹介のモデルもある。たとえば・・・



カルティエとかスピークマリンからも、ストラップとダイヤルがマッチしたスタイリッシュな新作が出ていたりする。

しかし、このグリーンデイ企画の最後は、あの話題作で締めくくりたいと思う。
パテック フィリップのノーチラス5711ライン、ファイナルエディションのグリーンダイヤルの、アレである。
5711/1A-014。

WATCH MEDIA ONLINEでもいち早く紹介してきたモデルだが、訳あって実機画像は未紹介だった。
4月中に開かれた展示会で実機を拝見する機会があったのだが、その時の画像は個人使用に限定されていたので掲載はせず、印象を呟くにとどめた。
https://twitter.com/als_uhruhr/status/1383880588520689673
”ワケあって実機画像はまだ載せられないのだが、拝見したオリーブグリーン文字盤の新作ノーチラスは、青と黒の中間のような深い色で、自然光下で角度変えてやっと緑を感じるくらいの気品あるグリーンだった。

しかし、この度(おそらく)日本初号機として納品された実機画像を撮影させていただくことができたこともあり、みどりの日(グリーン・デイ)記念という口実のもと、ひっそり掲載しておく次第である(微笑)。

おそらく、グリーンのノーチラスといえば、みなさんがイメージするのはたぶんこういう感じだと思う。



しかしこれは自然光をいっぱいに取り込んで、角度にも気をつけて撮ったもので、そういうのを意識せず普通にシャッター切ると、こんな感じに見える。



「ん? これ青じゃん!」って、ツイートしたようにパッと見では青のようでもあり、暗がりでみると黒のようでもある。
なので通常のブルーダイヤルと比較掲載してみる。



比べるとわかるように、"みどりみどり"しておらず、とても深い奥行きのあるグリーンなのだ。



ちょっと光を強調してみると・・・





そして蛍光ヴァージョン。



レディースモデルの、7300/1200A - TWENTY~4に採用されていたオリーブ・グリーン・ソレイユ文字盤はそれなりにグリーンを感じたが、ノーチラスの特徴である段差を文字盤に彫り込むと光の反射の加減などで、このような深い発色につながるのだと思う。



2021年限定ということなので、緑文字盤の実機を目にすることは滅多になさそうだが、仮に目にしたとしても、グリーンダイヤルとは気が付かないのではないかと思うくらい、品格のあるカラーリングで、さすがの出来栄えであった。




ということで、グリーンデイ、今年の最高気温を記録する夏日になりそうとの予報が出ているので、コロナと合わせて、外出には充分にお気を付けて休日をお楽しみください!!