ヴァン クリーフ&アーペルが 自宅で体験できる 「レコール オンライン カンバセーション」日本語字幕付き動画を今年4月から毎月公開中~8月は「ダンシング ジュエルズ」(ダンスとジュエリーの共演)をテーマにした、新たな学びの世界

 By : KITAMURA(a-ls)


ヴァン クリーフ&アーペルのすごいところ。そのひとつは夢のような時計を次々と生み出した「ポエティック コンプリケーション コレクション」の存在だろう。



それは、創業100周年の記念作品である「ミッドナイト イン パリ」を発表した2006年頃くらいからだったろうか。このグラン・メゾンが、複雑機構かつ宝飾時計という、あらゆる面において惚れ惚れするような新作時計の開発に力を注いでいた時期があった。



やがてその栄光の期間は、2019年SIHHへの不参加表明とともに過去のものとなっていくのだが、その10数年間に発表された「レディ アーペル フェアリー ウォッチ」や、「 ポン デ ザムルー ウォッチ」、「ミッドナイト プラネタリウム」などは、今なおメゾンの重要なアイテムとして時計史にも燦然とその名を刻んでおり、時折、素材やサイズやシルエットに微調整を施して発表される旧作のリニューアル作品も、いまだ高い人気を誇っている。


●「レディ アーペル プラネタリウム」レディースに改装された「ミッドナイト プラネタリウム ウォッチ」

そして、ヴァン クリーフ&アーペルすごいところその2つ目、これはあまり知られていないかもしれないが、ジュエリー文化を広く一般に、それも世界各国に広めるため、実践的な講義や対話型セミナー、エキシビション、ビデオ、書籍出版などを通じて、宝飾職人のサヴォアフェールや原石の世界、ジュエリーの芸術史についてあらゆる方々に学んでいただける場、「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」、を提供していることだ。

 L'ECOLE School of Jewelry Arts mission

レコールは、ヴァン クリーフ&アーペルの支援のもと、2012年にパリ ヴァンドーム広場に設立され、以来、通年で行われる講義のほか、さまざまなプログラムをフランス語と英語で提供し、世界40以上の国々から3万人以上の人々が、パリや主要都市での講義、対話型セミナー、エキシビションに参加している。

もちろん日本でもレコールはその実績をつんでおり、2013年と2019年の2回、東京で2週間の特別講座"レコール in Tokyo"が開催されている。講師はパリ本校で活躍する宝石鑑定士、美術史学者、熟練の宝飾職人、セッティング職人、デザイナー、モデリング職人、ラッカー職人やエナメル職人など、まさに超一流の面々で、彼らの指導のもと、ジュエリーと宝飾芸術の世界の深淵を巡ることになる。

しかしこの1年半、新型コロナ・ウィルス感染拡大の影響で、世界各国でのレコールの開催はとても難しい状況にある。
そしてようやく本題に入るのであるが、これぞヴァン クリーフ&アーペルのすごいところ、その3つ目と言えるかもしれない。
ヴァン クリーフ&アーペルがサポートする「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」は、パリ本校が公開しているオンラインカンバセーション動画の中から幅広い興味に応える5つのテーマを選び、ジュエリーの世界を深く掘り下げるため、それらに日本語字幕を付けて公開しているのである。

このでは2名以上の専門家とともに、ジュエリーと宝飾芸術の世界をさまざまな視点から探る対話を行い、まるでサロンにいるかのようなくつろいだ文化的雰囲気を醸し出し、4月から毎月、ひと月にひとつのテーマで、オンライントークセッションの日本語字幕ヴァージョンを公開してくれているのである。

4月からなので、8月はその第5弾、すなわち完結回ということになる。そこで簡単ではあるが、以下にプレスリリースを引用しておくので、興味ある方は4月分から探して閲覧されたし!!






自宅で体験できる 「レコール オンライン カンバセーション」日本語字幕付き新動画公開中~第5弾は「ダンシング ジュエルズ」(ダンスとジュエリーの共演)をテーマとした、新たな学びの世界


フランスのハイジュエリーメゾン、ヴァン クリーフ&アーペルがサポートする「レコール ジュエリーと宝飾芸術の学校」は、2021年4月より8月までの間、ジュエリーの世界を深く掘り下げるレクチャー「オンラインカンバセーション」の日本語字幕付きの動画を毎月公開しています。
自宅でもどこでも好きなところで、まるでサロンにいるかのようなくつろいだ文化的雰囲気を醸し出し、聴講者を学びの世界へと誘います。
 

●スパニッシュダンサー クリップ(1941年)© ヴァン クリーフ&アーペル パトリモニー コレクション

日本語字幕付きオンラインカンバセーション動画、第五弾は「ダンシング ジュエルズ」(ダンスとジュエリーの共演)がテーマ。レコール講師であり美術史家であるジスラン・オークルマンヌとヴァン クリーフ&アーペル ヘリテージ&エキシビション ディレクターのリーズ・マクドナルドが、いくつもの時代に渡り多様な芸術に影響を与え続けてきたダンスとジュエリーの関係について深彫りしていきます。
ダンスという広いテーマの中から、今回は「西洋のダンス」に焦点をしぼります。ルネサンスの終わりごろから17世紀にかけての時代を基点とし、より現代的なダンス表現にいたるまでその変遷を追いながら3部構成で展開してきます。


●バレエ「夜」アポロンの姿をしたルイ14世、パリ、フランス国立図書館 写真© RMN-グラン パレ Agence Bulloz


最初の章では、伝説のダンサーたちがその時代に与えた影響について解説し、ダンスとダンサーたちに多大に感化されたジュエリーの関係性を追います。。第二章はバレエとジュエリーの本質的な結びつきをいくつか例を挙げて解説します。最後の章ではダンスの世界の色やライン、素材がジュエリーに与えた影響を過去から現在まで検証し、その重要性を探求していきます。




 公式ホームページ
https://www.vancleefarpels.com/jp/