IWCが あのクルト・クラウスをLINEスタンプで配布中!~2022年3月3日まで先着順で

 By : KITAMURA(a-ls)



IWCが、LINEの公式アカウントにお友達登録した人に、今こんなおじいちゃんのLINEスタンプを絶賛配布している。
 

『こ、これは誰?』

そうつぶやいちゃった方は畏れ多いぞ!
おのおのがたは、IWCの“生ける伝説”、クルト・クラウス翁を存じあげないのかー!!


今から半世紀近く前、クォーツショックによって壊滅的な打撃を受けた70~80年代のスイスの時計産業にあって、機械式時計にはクォーツの実用性や精度の安定性とは別の、クロックワーク(機械仕掛け)としての魅力があることを確信し、その復権を信じてアクションを起こした勇気ある人々がいた。 

今日、わたしたちが機械式時計を愉しんでいられるのは、そうした偉人の信念や、その努力・発明に負うところが大きいのだが、機械式時計の冬の時代に機械・機構の魅力を広く世に発信したという点に関していえば、ブランパンによる6種類の傑作機構「シックスマスターピース」の開発と、西暦まで表示するIWCの永久カレンダー・ウォッチ「ダ・ヴィンチ・クロノグラフ・パーペチュアル・カレンダー」のインパクトは、まさに“偉業”と呼ぶにふさわしいものだったと思う。

●ダ・ヴィンチ・クロノグラフ・パーペチュアル・カレンダー

クルト・クラウスは、その「ダ・ヴィンチ・クロノグラフ・パーペチュアル・カレンダー」を開発した、技術者・ウォッチ・メイカーであり、腕時計への搭載を前提とする現代的でコンパクトなパーペチュアル・ムーブメントに多大な影響を残した人物に他ならない。また、この機構発明の前段階の修業時代や発表前夜の話なども、スイス時計産業の先達たちが大挙登場する非常に興味深いものなので、興味ある方はぜひ調べてみて欲しい。

ここでは、IWCの資料から少しだけ引用しておこう。


クルト・クラウスの偉業
IWCで時計技師のリーダーを務めていた頃、様々な変則性を含むグレゴリオ暦を解釈し、外部からの修正をほとんど必要とせずに2499年まで完璧に作動する、機械的なプログラムを開発しました。
1985年、この機構が「ダ・ヴィンチ・クロノグラフ・パーペチュアル・カレンダー」に初搭載されました。彼が手がけたその伝説的な設計は、現在においてもなお、時計製造の歴史に輝く偉業として称えられています。
合計部品数がわずか81個という驚くほどシンプルなこのカレンダーが、シャフハウゼンで生まれた時計マニュファクチュールを高級時計業界の頂点へと押し上げたのです。「誰でも、不可能だとわかっていながら挑戦しなければならない時があるものです」眼鏡の奥にいきいきと輝く瞳を持つ、この強靭な精神の持ち主が挑んだことでした。 続きは コチラで。


で、話は戻って、今や齢86を数えるこの伝説の時計師 クラウス・クラウス御大を、IWCが敬意をこめて愛らしいイラストにしたLINEスタンプが、12月10日(金)より無料ダウンロード スタート。

ご希望の方は、こちらのQRコードからどうぞ。

 
また、これに合わせて、クルト・クラウスのお茶目さんでユニークな連作動画がYoutubeにアップされている。



IWC Watchmaker Kurt Klaus in “A SMART WATCH – AND A HALF” – Always On (S2, Ep1)





IWC Watchmaker Kurt Klaus in “A SMART WATCH – AND A HALF” – Movement. (S2, Ep2)






IWC Watchmaker Kurt Klaus in “A SMART WATCH – AND A HALF” – Recycling (S2, Ep3)




IWCさん、なかなか良いセンスしてます(笑)。


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IWCカスタマーセンター
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