<ブランパン>✖<ミシュランガイド>、ブランパンが贈る 「メンターシェフアワード」賞は近藤文夫氏(天ぷら 近藤)に

 By : KITAMURA(a-ls)

ブランパンといえば、真っ先に"海洋"を思い浮かべるかもしれないが、彼らは海に潜っているばかりではないのだ。ブランパンは"美食"の世界にも積極的で、優れたシェフをアンバサダーに任命した最初の時計ブランドであり、ブランパンのタイムピースは、有名シェフの手元を30年以上にわたり飾り続けているのである。

そのほか、有名な料理コンテストの公式タイムキーパーを務めたり、ブランド広報誌『Lettres du Brassus』の中で世界屈指のレストランを紹介したりもしているが、ブランパンと"美食"とのコラボレーションの中でも、最も知られているのは、ミシュランガイドとのパートナーシップだろう。
(参考:https://watch-media-online.com/blogs/3001/ )


ブランパンは、ミシュランガイドのその年の"星"の発表のセレモニーの場に参加し、「メンターシェフアワード」という賞を独自に表彰している。
メンターシェフアワードとは、『後進の育成に力を注ぎ、指導者として熱意をもって助言し、レストラン業界の発展に貢献する料理人・シェフを称える賞』で、昨年は、「ミシュランガイド京都・大阪2023」では「瓢亭」髙橋英一氏に、「ミシュランガイド東京 2023」では「神楽坂 石かわ」の石川秀樹氏に贈呈された。

そして先日、12月5日に開催された「ミシュランガイド東京 2024」発表セレモニーで、ブランパンは「天ぷら 近藤」の近藤文夫氏に、『自身の仕事やキャリアが手本となる料理人であり、後進の育成にも力を注ぐ優れた料理人の証』として、メンタルアワード賞と副賞の「フィフティ ファゾムス ウォールクロック」を贈った。





わたしも銀座でよくお世話になる「てんぷら近藤」のすごいところは、1991 年、江戸前天ぷらといえばまだ魚介中心が当たり前だった時代に「てんぷら近藤」を開業。近藤氏は魚介のみでなく、お品書きに季節野菜を多く取り入れ、お客の前で調理する現代のカウンター天ぷらの形を築いたことたろう。中でも、近藤氏の"発明"となる「さつまいも 天ぷら」は有名だ。

『天ぷらの本質は蒸し料理

天ぷらとは熱と水分で食材の旨味をうまく引き出す蒸し物。
衣の中にその旨味を封じ込め、丸ごと味わう贅沢過ぎる料理。
天ぷらは、ただの“揚げ物”というだけではなく“蒸し物”でもある。
油で揚げた後も、衣に包まれた素材が余熱で蒸されて、素材そのものの味がうまく引き出される。
余熱時間も計算した上で揚げないと、天ぷらはおいしくできない。
天ぷらとはそういう料理なのです』(天ぷら 近藤ホームページより)



ブランパンは贈呈の理由を、
『厚い衣が主流だった時代に、薄い衣を試みるなど新たな発想と実践例が業界に大きな影響を与えました。将来を担う若い世代の育成、レシピを公開するな ど天ぷらの発展のために現在も貢献しています。近藤氏による後進の指導、業界に対する取り 組みはメンターの模範となります。』とたうえで、
『ブランパンは、30年以上にわたり美食の世界と関わり合うマニュファクチュールとして、優れたシェフや料理人たちが働く厨房で時を刻み、彼らの料理作りに寄り添えることを光栄に思っています』と結んだ。

※日本ミシュランタイヤ株式会社のニュースページ:
https://guide.michelin.com/jp/ja/article/michelin-guide-ceremony/michelinguide-tokyo-new-selection-jp 



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