カール・スッキー&ゾーネ 「ベルヴァデーレ」にバーガンディとシャンパーニュダイヤルが登場~ジュネーブウォッチデイズ で発表

 By : CC Fan

ジュネーブウォッチデイズにはホテルの一室を「ブース」として使っているブランドのほか、レストランやバーの一角に陣取り、事前アポイントベースで披露しているブランドもあります。

そんな中からウィーンのデザインテイスト、スイスメイドのカール・スッキー&ゾーネ が捻ったポインターデイトを備える「ベルヴァデーレ」に新しくバーガンティカラーとシャンパーニュカラーを追加したものをレポートします。

いくつかのミーティングをボーリバージュホテルのバーにてハシゴ中…



タイトスケジュールで、時計だけサッと拝見という事でプンケンホーファー氏の写真は撮り忘れでスミマセン…

基本的なシステムはポインターデイトですが、針の代わりにブランドの象徴的な縦横模様のディスクを使い、「デイト窓の方が移動する」というありそうでなかった発想を実現したベルヴァデーレ。
初作のワルツではスモールセコンドが同様のディスクで1分に1回転して表情を変えていましたが、ベルヴァデーレでは1ヵ月の単位で表情の変化が楽しめます。
言葉にすると単純ですが、初めて見た時には「この手があったか!」と感動した仕組みです。

ワルツ同様にすり鉢状になったダイヤルとそれに沿ったインデックス、という地味だけど作りにくそうで視差の低減には効きそうなデザインも踏襲しています。



ダイヤルに合わせたバーガンディカラーのラバーストラップ、ストラップのカラーがケースバックのゴールドの装飾にも合っていると感じます。



ケースは複数の仕上げによってコントラストを強調したデザイン。
ウィーンのテイストというスイスには「ありそうでなかった」発想が活きていると感じます。



今までのカラーの中で個人的には一番好みかもしれません。



シャンパーニュは拝見できてないので公式の写真を引用します。



こちらは既存作のグレイ。
地味なポイントですが、デイト表示の数字ディスクも文字盤と色を合わせていることが分かります。
結構な高級ブランドでもケアせず白または黒で文字盤とのマッチングが残念なことを考えると、細かいところまで気を使っている証拠ではないでしょうか。


公式の英語リリースからスペックを引用します。

· Swiss-made
· Case: 316L pearl-blasted stainless steel
· Diameter: 40.8 mm
· Lug-to-Lug: 43.9 mm
· Height: 12.2 mm
· Water Resistance: 10 ATM
· Hour, minute, sweep seconds, moving date window
· Movement: Automatic CSS201 based on Dubois Dépraz, 42-hour power reserve, 28,800 vph, 21 jewels
· Domed sapphire crystal with
anti-reflective coating
· Rotor: Gold-plated oscillating with micro engraving of the Belvedere Palace
· Crown: Screw-down
· Indexes: Concave rhodium-plated indexes with SuperLumiNova filling
· Bracelet: Decorated rubber, 22 mm x 20 mm with quick-release spring bars and deployant clasp with safety lock