ジャガー・ルクルト、第76回ヴェネツィア国際映画祭でコスタ=ガヴラスに「監督・ばんざい!」賞を授与~特別なレベルソを贈呈!

 From : JAEGER-LECOULTRE (ジャガー・ルクルト )

第76回ヴェネツィア国際映画祭-ヴェネツィア・ビエンナーレ - 

ギリシャとフランスにルーツを持つ映画監督
コスタ=ガヴラスに
2019年ジャガー・ルクルト「監督・ばんざい!」賞を授与

 

ヴェネツィア・ビエンナーレとジャガー・ルクルトは、第76回ヴェネツィア国際映画祭(2019年8月28日~9月7日)の2019年「監督・ ばんさい!」賞を、『Z』、『ミッシング』、『ミュージックボックス』などの代表作で知られるギリシャ人映画監督コスタ=ガヴラスに授与することを発表、2019年8月31日(土)午後10時より、リド島にあるパラッツォ・デル・シネマで表彰式が行われました。この賞は、近代映画の発展に独自の表現方法で貢献してきた人物に贈られるもので、ジャガー・ルクルトは、15年に渡りヴェネツィア国際映画祭のメインスポンサーを、 また「監督・ばんさい!」賞※1のスポンサーを12年連続で務めています。

ヴェネツィア映画祭のディレクター、アルベルト・バルベーラによる賞のプレゼンテーション、「監督・ばんざい!」賞のトロフィー授与という映画監督への栄光に加えて、コスタ=ガヴラス監督にはパーソナライズしたレベルソ ウォッチが贈呈されました。

これには、ジャガー・ルクルトの職人によって手彫りでエングレービングが施され、ヴェネツィア・ビエンナーレの公式ロゴの象徴的な一部である翼のある獅子が刻まれています。


映画文化と映画芸術の保護への積極的な取り組みの一環として、ジャガー・ルクルトは今年15回目となるヴェネツィア国際映画祭のメインスポンサーを務めています。映画製作と大きな価値観を共有し、スイスのジュウ渓谷に拠点を置くジャガー・ルクルトは、技術と芸術的な技能の絶妙なバランスを追求しながら、時計製造をひとつの芸術の形に昇華しています。
 2019年8月28日から9月7日まで、アルベルト・バルベーラがディレクターを務め、リド島にて開催された第76回ヴェネツィア国際映画祭は、パオロ・バラッタを会長とするヴェネツィア・ビエンナーレの一部門でもあります。


これらの授与式の後、
コスタ=ガヴラスが 監督・脚本を務め、クリストス・ローリス(Christos Loulis)、アレクサンドロス・ ボードゥミス (Alexandros Bourdoumis)、ウルリッヒ・トゥルクが出演する新作『アダルト イン ザ ルーム(=Adults in the Room)』(フランス、ギリシャ共同制作、124分)が、コンペティション外部門のワールドプレミアとして世界初上映されました。


■コスタ=ガヴラス監督作品『アダルト イン ザ ルーム(Adults in the Room)』あらすじ
 閉じられた扉の向こうに繰り広げられる人間の悲劇。それは普遍のテーマ . 入り組んだ非人間的な権力の罠にかかった人々の物語です。ユーログループ会議の容赦のない円卓で、ギリシャに課された緊縮政策案。そこでは、人間に対する愛や同情は完全になおざりにされています。出口の見えない閉塞感の中でプレッシャーが登場人物にのしかかり、結果彼らを分断へと導きます。古代ギリシャの見解における悲劇:登場人物は善人でも悪人でなく、ただ何を行うことが正しいかという彼ら独自の考え方の帰結に動かされているのです。『Adults in the Room』は、ヤニス・バルファキスの著作『Adults in the Room: My Battle with Europe’s Deep Establishment』を映画化したものです。

 


■コスタ=ガヴラス監督の経歴
1933年、ギリシャのルトラ・イレアスに生まれ、22歳の時にギリシャを離れ、経済移民としてパリに移住します。当初はソルボンヌ大学に登録しますが、その後高等映画学院(IDHEC)に入学し、映画を学びます。卒業後はルネ・クレール、ルネ・クレマン、 アンリ・ヴェルヌイユ、ジャック・ドゥミ、マルセル・オフュルス、ジャン・ジオノ、 ジャン・ベッケルなどのフランスの映画監督らの助監督を経験しました。

そして1965年、初の長編映画『七人目に賭ける男』で監督デビューを果たし、続いて1969年の『Z』がアカデミー外国語映画賞を獲得し、カンヌ国際映画祭では2つの賞を、そしてその他数十以上の賞を受賞するなど、多くの作品で大成功を収めました。政治を題材とした映画作品を通じて、その時代の重要な問題に光を当てた彼はフランスとアメリカ合衆国の両方で 映画製作に取り組み、『奇襲戦隊』、『Section Speciale』、『ミッシング』(1982年のカンヌ映画祭のパルム・ドール、ジャック・レモンが男優賞受賞)、『Hanna K』、 『背信の日々』、『戒厳令』、『Clair de femme』、『Conseil de famille』、『La petite apocalypse』、『マッド・シティ』、『ミュージックボックス』、『ホロコースト - アドルフ・ヒトラーの洗礼-』、『斧』、『西のエデン』、『ザ・キャピタル マネーにとりつかれた男』など20余りの映画作品の監督を務めました。
また、1968年にミシェル・レイと結婚し、アレクサンドル、ジュリー、ロマンの3人の子供をもうけました。アレクサンドルはプロデューサー、ジュリーとロマンはともに映画監督です。2018年、コスタ=ガヴラス監督は自伝『 Va ou il est impossible d’aller(行くのが不可能な場所へ向かえ)』を出版し、2007年よりシネマテーク・フランセーズの理事長を務めています


今回のガヴラス監督の受賞に関して、ヴェネツィア国際映画祭ディレクターのアルベルト・バルベーラは 次のように述べています。

●左からアルベルト・バルべーラ、ジャガールクルトのコミュニケーション・ディレクター、イザベラ・ジェルヴェ、ガヴラス監督。
 「コスタ=ガヴラス監督が、今日の偉大な映画監督のひとりとして数えられるにはいくつかの理由がありますが、その中でも特筆に値するのは、政治を何か別の魅力的な話題に 変える力です。政治に詳しく、すでに堅い信条を持った少数の人々だけではなく、大衆に向けられた彼の作品は、映画界にある多様な方法を用いて、出来る限り多くの人の心をとらえようとしています。控えめながら強い信念を持ったこの監督は、どんな映画作品も政治的であると考えています。彼はしばしばその論争を引き起こす還元主義的な表現によって、政治的嗜好の強い映画監督というレッテルを貼られてきました。しかし、映画はすべて政治的だと考えることにより、彼はそうしたレッテルをかわすことができるだけではなく、見る人が考え、疑問を持ち、そして深い感動を感じられるメジャーな映画作品を通して、民主主義に対する信念を平和的、かつ誠実に主張することができるのです。
彼が映画を通して伝える真の憤りによって、彼の作品を特徴づける深いヒューマニズムによって、さらにはそうした作品の望む自由によって、コスタ=ガヴラス監督は、我々の弱さや従順さに対して疑問を投げかけるのです。“私たちが眠りに落ちたとしたら、彼の映画が私たちを目覚めさせてくれるだろう。そして希望を失ったら、彼の映画作品がそれを私たちに取り戻してくれるだろう。”彼の映画はそのように表現されます。」



■(※1)「監督・ばんさい!」賞
2007年にジャガー・ルクルトがヴェネツィア・ビエンナーレと共同で構想した映画監督賞は、現代映画の進化に大きな影響を与えた個人を表彰するものです。

50年以上にわたるキャリアの中で、コスタガブラスは、人気のあるエンターテイメントを通じて彼の活動をチャネリングすることにより、新しい形式の政治映画の作成を支援してきました。ドキュメンタリーではなく、ドラマを通して厄介で重要な質問をすることで、監督は主流の視聴者に過激なコンテンツをもたらしました。
この賞はこれまでに、北野武(2007年)、アッバス・ キアロスタミ(2008年)、アニエス・ヴァルダ2008年)、シルベスター・スタローン(2009年)、マニ・ラトナム(2010年)、アル・パチーノ(2011年)、スパイク・リー(2012年)、エットーレ・スコラ (2013年)、ジェームス・フランコ(2014年)、ブライアン・デ・パルマ(2015年)、アミール・ナデリ(2016年)、スティーブン・フリアーズ(2017年)、チャン・ イーモウ(2018年)に授与されています(敬称略)。






創業以来育み続けている革新の精神に忠実に、ジャガー・ルクルトは常に卓越性を追い求めます。





ジャガールクルト
www.jaeger-lecoultre.com