ルイ・エラールがクラフトラインシリーズの第2弾として、ハンドギョーシェ(Guilloche Main)による文字盤を搭載したモデルを発売

 From : Louis Erard (ルイ・エラール )

先日ルイ・エラールから発表された、工芸性をフィーチャーした新コレクションライン、アーティスティッククラフトライン。高級機に限られるような高度な工芸技法を、より現実的なプライスラインで提案するプロジェクトで、第一弾は、エナメル文字盤の代表的メーカー、ドンツェ・カドランからの供給による、エクセレンス エナメル グラン フー(Excellence Enamel Grand Feu)文字盤搭載モデルであった(参考→ https://watch-media-online.com/blogs/4088/ )。
そして早くも、その第二弾が公開された。今回のキーポイントは、ギョウシェ文字盤!
早速、プレスリリースから紹介しよう。





ルイ エラールがクラフトラインシリーズの第2弾として、ハンドギョーシェ(Guilloche Main)による文字盤を搭載したモデルを発売


Louis Erardは、先ごろ発表した Excellence Enamel Grand Feuに続くアーティスティッククラフトラインシリーズの第2弾として複雑なギョーシェ彫りを施した Excellence Guilloche Main(エクセレンス ギョーシェ)を発表しました。



ベースとなるモデルは前回同様Excellence Triptychを用い、繊細な文字盤装飾を余すところなく堪能できるようにセンター秒針を外した2針タイプにアレンジしました。スイス ラショードフォンで1920年代より文字盤サプライヤーとして活躍するFehr社がこの文字盤を手掛けます。



 おおよそ100年前に作られた手動旋盤を用いて、現代の職人が丹精込めて作り上げた文字盤におなじみのもみの木をかたどったブルースチールの針。アーティスティッククラフトラインと呼ぶに相応しいこの時計は世界99本という限られた生産本数での発売です。




LE66237AA52BVA34 ¥594,000 

まるでトロンプ・ルイユ(だまし絵)のような3Dチェック柄に彫られた意匠。 彫刻前の文字盤ベースに黒いニスを塗り、彫り込まれた後 露出した真鍮部分に銀の緑青を発生させるロジウムメッキを施すことでフラットな文字盤に幾何学的な奥行きを与えます。



 文字盤を際立たせるためロゴはガラス面に印字され、スモールセコンドを廃した2針の仕様としました。
およそ100年前に作られた手動旋盤を使用してこの文字盤は作られます。この伝統的な手法は直線を彫るストレートマシンと円形の線を彫るターニングマシンの2種類の機械を用います。



髪の毛より細い幅0.1~0.5mm、深さ0.03~0.04mmに彫られた線が様々なモチーフを描きます。モチーフの位置、彫る速度、彫りこむ一定の力、彫りこまれた線の最後の正確な位置、これらのクオリティは職人の熟練の技術と美的センスによるものなのです。 











マシンを使って彫られるにもかかわらずGuilloche Main(手彫りのギョーシェ)と呼ばれるのは、高い技術を持つ職人の力によりマシンが動くからです。文字盤の6時位置下にはSWISS GUILLOCHE MAINと手彫りの証が誇らしく刻印されます。





【仕様詳細】
エクセレンス ギョーシェ(Excellence Guilloche Main)
品番:LE66237AA52BVA34

ケース:ステンレススチール(シースルーバック)
ケースサイズ:42mm
ストラップ:カーフブラックヌバック(クイックチェンジ式)
ムーブメント:SW261-1(自動巻き)
世界限定:99本
発売時期:2021年5月下旬より
価格:¥594,000(税込) 




【お問合せ】
株式会社 大沢商会 
電話:03-3527-2682