クエルボ・イ・ソブリノス 2022新作 「ヒストリアドール アストゥリアス」を発表~ アールデコの様式美をエレガントに取り入れたラウンドモデル

 From : CUERVO Y SOBRINOS (クエルボ・イ・ソブリノス )



クエルボ・イ・ソブリノス  「ヒストリアドール アストゥリアス」


クエルボ・イ・ソブリノス <Cuervo y Sobrinos> では、ヒストリアドール・コレクションの新作『ヒストリアドール・アストゥリアス(全4 タイプ、各税込33 万円)』を2022年3月より全国の正規代理店にて発売いたします。




『ヒストリアドール・アストゥリアス』の原型は、1940年代に製造されたクエルボ・イ・ソブリノスを象徴するアールデコ様式美を大胆かつエレガントに取り入れたラウンドモデルに見られます。端正なラウンドケースと、ティアドロップ(涙滴形)に猫足をミックスしたユニークなラグとの組み合わせが、当時の優雅でエレガントな雰囲気を伝え、手首のカーブに沿うように緩や
かな弧を描くラグ形状がデザイン面だけでなく快適な装着感を提供してくれます。
ケース径40mm のSS 製ケースは丁寧に研磨され、美しい曲線で構成されたラウンドケースの輪郭を強調しています。

ダイヤルのカラーバリエーションは、ブルー、グリーン、レッド、タバコの4 色。外周に向かうほど濃い色調に変化する、神秘的でスモーキーな仕上げを採用しています。ダイヤルにセットされる長短針はフランス語で菱形を意味するローザンジュスタイル。バトンスタイルのアプライドのインデックスに上品に調和しています。
また6 時位置に配置されたデイト表示はダイヤル全体の雰囲気を考慮した黒ディスク×白数字を採用。12 時位置にはアプライドのブランドエンブレムが備わります。

『ヒストリアドール・アストゥリアス』に搭載されるムーブメントは、プゾー224 をベースにしたスイス製自動巻きCYS 5104。巻き上げローターにはブランドのエンブレムが施され、表面はコート・ド・ジュネーブで装飾さています。シースルーバックケースを通して高性能ムーブメントの精緻な動きを鑑賞いただけます。



~ アストゥリアス ~
Cuervo y Sobrinos は、1882 年にCuervo とその甥たちによって設立されました。 この注目に値する起業家と高度なスキルを持つ金細工職人のグループは、スペイン北西部の地域であるアストゥリアス出身でした。
『ヒストリアドール・アストゥリアス』は、19 世紀に富を求めて南北アメリカに航海した勇敢な移民を称えています。キューバは、新しい世界を発見し、より良い生活を送ることを熱望している勇敢なアストゥリアス人に人気のある選択肢でした。

アストゥリアスの町プラビアからの移民であるラモン・フェルナンデス・クエルボは、1862年にハバナに宝石店を設立。その後、1882 年にドン・ラモンは甥たち(ソブリノス)と新しい会社を設立し、「Cuervo y Sobrinos」はそれに因んでいます。ドン・ラモンと彼の家族の並外れたビジネス洞察力は、彼らの成功に貢献しました。

Cuervo y Sobrinos は、クエルボ家の発祥の地を称えるこの一連の新しいモデルを発表できることを嬉しく思います。これらの新しい時計は、キューバの歴史と伝統を祝う一連のクラシックモデルであるヒストリアドール・コレクションに加わりました。



【仕様】
ヒストリアドール・アストゥリアス
品番/ダイヤルカラー
・Ref.3195.1ASB/ブルースモーク
・Ref.3195.1ASR/レッドスモーク
・Ref.3195.1AST/タバコスモーク
・Ref.3195.1ASV/グリーンスモーク
価格:各330,000円 (税込)
発売時期 2022年3月予定

[ムーブメント]
自動巻 CYS5104、約38時間パワーリザーブ、28石、28,800振動
ムーブメント:直径25.6 mm/厚さ4.6 mm
表示:針 時・分(ローザンジュスタイル)・秒
機能 :時・分・秒 ・デイト(6時位置)
ケース :ステンレス スティール製、シースルーケースバック
ケース:サイズ 40mm(径)×9.9 ㎜(厚さ)
風防 :無反射加工サファイアクリスタル
防水性 :3気圧防水
ストラップ/カラー
・コードバン(ブルー/レッド/タバコ/グリーン)
・SS 製フォールディング・バックル(CYS エングレービング刻印)



【お問合せ】
株式会社ムラキ クエルボ・イ・ソブリノス
TEL:03-3273-0321


[クエルボ・イ・ソブリノス]~静かに眠り続けたラテンの時間・125 年の歴史 ~
1882 年、ラモン・イ・クエルボはハバナの中でも一流ショップが集まる、キンタ通りに高級時計宝飾店La Casa(ラ・カーサ)をオープン。やがてアルマンド・リオ・クエルボを含む兄弟達が経営に参加し、後に店名を“クエルボとその甥達”という意味である「クエルボ・イ・ソブリノス」(以下CYS)に変更。事業を拡大させ、時計をスイスのラ・ショー・ド・フォンで製造。卓越したスイスの時計製造の技術に、ラテンの精神を吹き込むことに成功。
1940 年代、砂糖需要の拡大によりのキューバはかつてない好景気に沸きます。それと同時にCYSも絶頂期を迎え、パテック・フィリップやロレックスといったスイスの一流時計メーカーにオーダーしたショップウォッチも数多く誕生。作家のアーネスト・ヘミングウェイ、俳優のクラーク・ゲーブル、政治家のウィンストン・チャーチル、そして物理学者のアルベルト・アインシュタインなど当時の多くの著名人たちが、クエルボ・イ・ソブリノスの顧客名簿にその名を連ねていることからも、その人気ぶりが窺い知れる。しかし、1950 年代後半に起きたキューバ革命などの政情不安により、CYS は営業停止を余儀なくされる。
1997 年、前CEO のマルツィオ・ヴィラによって発見されたCYS は、2002 年本格的に時計ブランドとして復活。現在、スイスのルガーノを拠点に、栄華を極めた時代のCYS が残したムーブメント、当時のスケッチやデザインからヒントを得て、往年の時計コレクションに最新技術を融合させた、ハバナテイストを基調としたタイムレスでエレガントなタイムピースを生み出している。