シーマスター プラネットオーシャン “ビッグブルー”

 From : OMEGA (オメガ )
シーマスター プラネットオーシャン “ビッグブルー”


セラミック加工技術を極めると決めたオメガは、2016 年のシーマスター  プラネットオーシャン  ディープブラックの成功を受けて、ひとかたまりのブルーセラミックから形成されたケースに、GMT 機能とダイバーズウォッチを組み合わせたモデルを製作することにしました。ブルーとオレンジというカラーが特徴的なシーマスター プラネットオーシャン “ビッグブルー”は、オレンジ色の GMT トラックがブルーセラミックのダイアルによく映え、さらに 18K ホワイトゴールドにスーパールミノヴァ加工が施された針とインデックスがダイアルのブルーをさらに引きたてます。
ブルーセラミック製ベゼルは、リキッドメタル ® で数字が施されたダイビングスケールが特徴です。最初の15 分には、セラミックにオレンジラバーが接合されています。オレンジラバーはリュウズのオメガロゴやヘリウムエスケープバルブ上“He”の文字の色付けにも使われています。
シーマスター プラネットオーシャン “ビッグブルー”は、裏側も印象的な仕上がりです。ウェーブ模様をあしらったケースバックは、オメガならではイノベーションによって開発された特許取得済みのセラミックナイアードロックにより、ケースバックの刻印の向きがずれることなく固定することが可能です。
オレンジのステッチと縁取りが映えるブルーのラバーストラップには、ブルーのセラミック&チタン製折りたたみクラスプがついています。シーマスター  プラネットオーシャン  “ビッグブルー”は 600m 防水を備え、マスター  クロノメーター  キャリバー8906 を搭載しています。マスター  クロノメーターの認定を受けるために、スイス連邦計量・認定局(METAS)が設定する 8 つの厳格な検査に合格しました。4 年という国際保証が、品質に対するオメガの自信と信頼を示しています。
 



●ブルーセラミック製の ケース 、ダイアル
●0-15分はオレンジラバー、その他はリキッドメタルのダイビングスクール 
●GMT機能 
●スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスター クロノメーター認定証付き
■ 自動巻き コーアクシャル マスタークロノメーター Cal.8906 
■ パワーリザーブ60時間
15,000ガウス以上の超耐磁性能  
■ケース素材/ブルーセラミック×ブルーセラミック&オレンジラバー製のベゼル(ラバーストラップ) 
■ 直径45.5mm  厚さ17.38mm  600m防水  4年保証 
【2017年12月入荷予定】
215.92.46.22.03.001
1,200,000円+税




オメガのセラミック技術進化
セラミックは 1980 年代半ばから時計製造に使用されており、その導入の大部分はスウォッチ  グループのたゆまぬ努力によるものです。
 
ステンレススティールの 6 倍の硬さを誇り、傷や変色・色褪せに強く、堅牢性に優れたセラミックは、時計の実用性を考えれば最適な素材であることは間違いありません。オメガのように、スピードマスターやシーマスターといった革新的なモデルを展開するブランドにとって、セラミックが秘める可能性は驚くべきもので、オメガはこの新たな素材の技術開発をはじめました。
 
オメガが最初にセラミックを使用したのは 8 年ほど前です。12 時位置にあるベゼル上の小さな三角形のパーツとして、シーマスター プラネットオーシャンの美しいウォッチにあしらわれました。この時からセラミックはオメガの未来を形作るには必要不可欠な素材となりました。 
この最初の導入から大きく発展して、現在ではベゼルからダイアル、ケースボディ全体に至るまでオメガはセラミックを多く取り入れています。しかしこの進化を遂げるまで、必要とされたのはアイデアだけではありませんでした。極めて厳格な生産工程を経なければならなかったのです。
 
現在のセラミックケース製スピードマスターを生み出すには、まず特別なジルコニウムベースのセラミックパウダーをケースボディの形にプレス成形します。1,400°C に達する温度で加熱し、焼結することで、ケースボディの硬度が増して傷に強くなります。こうしてできた頑丈な素材は、ダイヤモンド工具で特徴的なエッジと溝を刻み、さらに高圧油で潤滑・冷却処理を行います。そして 20,000°C でのプラズマ加熱を 3 時間経た後、ベゼルには精巧なレーザー刻印を施します。
 
スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーンは、オメガが初めてフルセラミックのケースボディを採用したモデルです。その後グレーセラミックケースのスピードマスター グレーサイド オブ ザ ムーンやホワイトセラミックケースのスピードマスター ホワイトサイド オブ ザ ムーンなどを発表しました。
 
ここで特筆すべきは、セラミックに新たに色を加えることはどのような場合でも、極めて高いレベルの専門性と知識を必要とする点、つまり非常に複雑な技術が求められるということです。新しいシーマスター プラネットオーシャン “ビッグブルー”では、最初のセラミックパウダーの段階で色をつけることから始まります。しかしその後の焼結、プラズマ加熱こそが、最終的に美しい色が生まれるかどうかを左右する重要な工程なのです。
 
その歴史を振り返ってみても、オメガは常に研究開発に情熱を捧げてきました。セラミックの時計デザインはさらなる発展の余地があります。ブルーセラミックケースのシーマスター  プラネットオーシャン “ビッグブルー”は、オメガのシーマスター  コレクションに新たな魅力を添え、スタイルとイノベーションの融合を体現しています。

【お問い合せ先】
オメガお客様センター
TEL:03-5952-4400

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