H. モーザーが スモークサーモンカラーが魅力の「ストリームライナー・センターセコンド」を発表

 From : H. Moser & Cie. (H. モーザー)





モーザー愛好家から「グリーンドラゴン」の愛称で呼ばれているストリームライナー・センターセコンド マトリックスグリーンに続き、新色のストリームライナー・センターセコンド スモークサーモンが登場します。コレクションの本質に忠実にクラシックなエレガンスとヴィンテージ感を漂わせ、完璧にバランスの取れた美しさを持つ 3 針モデルで、1 年間のみの限定生産となるスペシャルエディションです。




ストリームライナー・センターセコンドは 12 気圧防水の 40.0 mm のクッション型スチールケースモデルで、1920 年代から 1930 年代にかけて活躍した初の高速列車を思わせる美しい曲線を特徴としており、名前もそれに由来します。人間工学に基づいたデザインで、ケースにはラグがなくステンレススチール製ブレスレットと完全に一体化しています。
モーザーのケースならではの伝統的な形状にならい、ミドルケース部分はくぼみ、側面にはサテン仕上げ、ケース表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施されています。トップ部分はわずかにドーム型になったサファイアガラスで覆われ、裏側も同じようにシースルー ケースバックです。一体型ステンレススチール製ブレスレットの曲線は、そのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描いています。非常に複雑な構造のこのブレスレットは、有機的形態に基づくきわめて滑らかなラインを備えます。すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波の形をしています。真の技術的な偉業と言えるブレスレットは、洗練された巧みな技術の賜物でありながら、全体にしっくりと馴染む柔軟性も備えています。



H. モーザーは、ステンレススチール製のケースとブレスレットの魅力をさらに引き出すべく、スモークサーモンという名のまったく新しいフュメダイアルを作り上げました。高級時計の世界ではよく知られるこのカラーは、モデルに優美なヴィンテージ感をもたらします。驚くほど鮮やかで、手を動かす度にチョコレートカラーのようにも、ゴールドにも見える、さまざまな色調に見えるダイアルです。
ダイアルにはスペシャルエディションのみ(本モデルは 1 年間限定生産)のグリフェ仕上げが施され、光によってブラックから思いがけないミラー効果まで表情が変わります。2 つのセクションに分かれた立体的な時針と分針には、スーパルミノヴァ® を注入した革新的なセラミック化合物であるグロボライト® のインサートが埋め込まれています。



熟練のフライフィッシャーでもある H. モーザーの CEO、エドゥアルド・メイランは、サーモンのようには見えないという意見に対して次のように述べています。「サーモンにもいろいろあります。今回の新作は、いわゆるアトランティックサーモン、ラテン語でいう『Salmo salar(タイセイヨウサケ)』ではなく、希少な『Oncorhynchus kisutch(ギンザケ)』から着想を得たものです。自然に成熟させた後、ヒマラヤ山脈の斜面で採れるハーブを混ぜ込んだオイルで毎日マッサージされ、エサはピンクフラミンゴが部分的に消化した甲殻類のみです。そしてスコッチウィスキーを使った秘伝のレシピで一匹ずつスモークされます。この方法によって仕上げられる他にはない色味の身が、H. モーザーの新しいダイアルのインスピレーションの源となりました」



ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモンに命を吹き込むのは、自社で一貫して設計、開発、製造された HMC 200 自動巻キャリバーです。このムーブメントには系列会社の Precision Engineering AG が製造した調速機構が装備されています。名高いモーザー ダブルストライプで装飾された HMC 200 キャリバーには、エングレービングを施した大型のソリッドゴールド製ローターが組み込まれ、パワーリザーブは約 3 日です。



まさに、疑う余地のない H. モーザースタイルの高級時計です。






【技術仕様】
 ストリームライナー・センターセコンド スモークサーモン

リファレンス :6200-1207
ステンレススチールモデル、グリフェ仕上げのスモークサーモンフュメダイアル
一体型ステンレススチール製ブレスレット
予定価格:3,124,000(税込)
今夏入荷予定

[ケース]
ステンレススチール製、わずかにドーム型になったサファイアガラス
直径:40.0 mm
サファイアガラスを除いた厚さ:10.3 mm、 サファイアガラスを含む厚さ:12.1 mm
・シースルー ケースバック
・「M」で装飾されたねじ込み式リュウズ
・12 気圧防水

[ダイアル]
グリフェ仕上げのスモークサーモンフュメカラー
クリアラッカー仕上げの H. Moser & Cie. ロゴ
アプライドインデックス
グロボライト® インサート付きの時針および分針

[ムーブメント]
自動巻キャリバー HMC 200
直径:32.0 mm(14 1/4 リーニュ)
厚さ:5.5 mm
振動数:21,600 振動/時
27 石
パワーリザーブ:約 3 日間
・ラチェット式両方向自動巻きシステム
・H. Moser & Cie. の刻印が施された 18Kソリッドゴールド製ローター
・シュトラウマン® ヘアスプリング
・モーザーストライプ仕上げ

[機能]
時、分
センターセコンド

[ストラップ/ブレスレット]
一体型ステンレススチール製ブレスレット
モーザーのロゴが刻印された 3 枚のステンレススチール製ブレード付きフォールディング・クラスプ


[H. MOSER & CIE.(H. モーザー)]
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在約 80 名の従業員を擁し、16 個の自社製キャリバーを開発、年間に 2,000 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。