モリッツ・グロスマンより新たな世界限定モデル「パワーリザーブ サーモン」発表~限定50本を製作

 From : Moritz Grossmann (モリッツ・グロスマン )





モリッツ・グロスマンより新たな世界限定モデル「パワーリザーブ サーモン」を発表


モリッツ・グロスマンは新しい世界限定モデル、パワーリザーブ サーモンを発表します。パワーリザーブのコレクションに新たに加わるサーモンダイヤルはエレガントで華やかな印象を持ち、洗練されたステンレススチールケースと調和します。ケースバック側からは芸術的な仕上げが施された美しいムーブメントをご覧いただけます。



職人の手仕事によるウォッチメイキング
モリッツ・グロスマンの美学は職人たちの熟練したスキルにより実現します。グラスヒュッテの時計産業の発展に大きく貢献したモリッツ・グロスマンの理念を引き継いだマニュファクチュールで施される、古典的技法と現代の最新技術を合わせもつ装飾の数々をタイムピース一つ一つに見ることができます。ベヌーコレクションに用いられる菱型の針は手作業で仕上げられブルーに焼き戻されています。



洗練されたダイヤルカラー
世界限定50本のサーモンダイヤルは華やかでポジティブな雰囲気を纏います。ダイヤルカラーとコントラストを成すブルーのアラビアインデックスがモダンで洗練された印象を与えます。ミニッツスケールには視認性に長けるシックなダークグレーカラーを合わせています。



ロゴの下にはバー型のパワーリザーブインジケーターがセッティングされています。ディファレンシャルギアが半円型のディスクを動かしブルーとホワイトの2色がパワーリザーブ残量を示します。完全に巻き上げられた際にホワイト一色となるインジケーターはゼンマイがほどけるとともにブルーの表示が増えていきます。




革新的なキャリバー100.2
モダンな印象のダイヤルの裏側には伝統的な仕上げを施したモリッツ・グロスマンの手巻きムーブメント100.2を見ることができます。キャリバー100.2には、ベースとなる基幹キャリバー100.1と同じように古典的な支柱構造が採用されています。幅広のグラスヒュッテ・ストライプに加え、手彫りで花模様を刻印したテンプ受けやガンギ車受けなどパーツ一つ一つの仕上げを楽しむことができます。ジャーマンシルバーの色合いに合わせたホワイトサファイアの受け石はゴールド製のシャトンにセットされブラウンバイオレットのネジで留められています。



グロスマン製プッシャー付き手巻き機構を搭載したキャリバー100.2はリュウズと4時位置のプッシャーで時刻調整を行います。この機構は時計内部に異物が入り込むことを防ぎ、またリュウズを押し戻す際に意図せず時刻がずれることを避けることができます。リュウズを引くと時刻設定モードへ切り替わり秒針が停止します。リュウズはバネの力で元の位置へと戻りますが、そのままリュウズを回して時刻を合わせることが可能です。リュウズ下のプッシャーを押すと時計が再び動き出し手巻きモードへと切り替わります。




世界限定50本
パワーリザーブ サーモンは世界限定50本のリミテッドモデルです。細身のベゼルが印象的なステンレススチールケースにネイビーアリゲーターストラップを合わせています。





【仕様】
パワーリザーブ サーモン
Ref. MG-003520
[特徴]
グロスマン製テンプ/針合わせファンクション解除・時計リスタート用プッシャー/2 色の表示エレメントによるバー型パワーリザーブ表示(ディファレンシャルギア駆動)/小型化したグラスヒュッテ式コハゼ装置(改良型戻し機能付き)/段差式テンプ受け、グロスマン製精密調整ネジによる緩急調整装置/表面処理をしない洋銀の3分の2プレートおよび支柱構造/3分の2プレート・テンプ受け・ガンギ車受けのハンドエングレービング/幅広く水平なグラスヒュッテ・ストライプ模様/3段のサンバースト模様で装飾された角穴車/平型ネジ留め式の盛り上がったゴールドシャトン/個別に取り外し可能なクラッチ式巻き上げ機構/針合わせ用ストップセコンド機能
予価 ¥5,170,000(税込)
限定数 世界限定50本

ケースサイズ: 直径41.0 mm/厚さ11.65 mm
ケース :ステンレススチール・スリーピース
ダイヤル :シルバー無垢、サーモンダイヤル
針 :手仕上げ、ブルーに焼き戻したスチール
ムーブメント :自社製キャリバー 100.2、手巻き、5 姿勢調整
・ムーブメントサイズ :直径36.4 mm/厚さ5.4 mm
・部品数 :227 個
・石数 :26石(うち3個はネジ留め式ゴールドシャトンに使用)
・脱進機 :アンクル脱進機
・調速機 :質量ネジ4本および調節ネジ2本を装着した耐震軸受式グロスマン製テンプ、ニヴァロックス1ヒゲゼンマイ(ブレゲタイプ80番、グスタフ・ゲルステンベルガー案に基づく)を下側に設置
・テンプ直径:直径14.2mm
振動数: 18,000振動/時
パワーリザーブ :完全巻き上げ状態から約 42 時間
機能 :時、分
・ストップセコンド機能搭載スモールセコンド
・グロスマン製プッシャー付き巻き上げ機構
・パワーリザーブ表示
操作:
・リュウズ1個 ステンレススチール(巻き上げおよび時刻設定用)
・プッシャー1個 ステンレススチール(ムーブメントのスタート用)
風防 :片面反射防止加工をしたサファイアクリスタル
ストラップ :ステンレススチール製ピンバックル付きの手縫いアリゲーターストラップ




【お問い合せ】
モリッツ・グロスマン・ジャパン株式会社
東京都文京区小石川4-15-9
Tel: 03-5615‐8185/Fax: 03-5615‐8186




[モリッツ・グロスマン]
モリッツ・グロスマンは1826年にドレスデンに生まれ、偉大なドイツ人時計職人たちにおいて先駆者とみなされます。若く才能に恵まれた時計職人であったグロスマンは、友人のアドルフ・ランゲの説得により1854年に自身の工房をグラスヒュッテに設立しました。評価の高い時計企業を運営する一方で、グロスマンは政治的・社会的な活動に努め、1878年にはドイツ時計学校を設立します。1885年にモリッツ・グロスマンは突然亡くなり、彼の死とともに時計マニュファクチュールも解体されました。
このモリッツ・グロスマンの伝統的な時計作りが2008年に復活しました。時計師クリスティーネ・フッターが、かつてグラスヒュッテの時計ブランドであった「モリッツ・グロスマン」に出会い、その商標を取得し、構想を練り、素晴らしく繊細な腕時計とともに残された120年前のグロスマンの遺産を受け継いだのです。そして、個人の時計愛好家からの支援によって2008年11月11日にグロスマン・ウーレン社がグラスヒュッテに設立されました。今日のグロスマンの時計師は、歴史的な部分を単に模倣するのではなく、新たな伝統を作り上げています。モリッツ・グロスマンは、革新と卓越した技能を基に、伝統的であると同時に最新の仕上げ技術と高品質の素材を使い、時計作りにおける「新しい時代の原点」を創り出します。
www.grossmann-uhren.com