モリッツ・グロスマンよりアジュラージュ装飾がダイヤルを彩る新デザインの「ベヌー パワーリザーブ」が登場~「最も美しいドイツの職人技」を表現
From : Moritz Grossmann (モリッツ・グロスマン )ダイヤルにアジュラージュ装飾を用いた新しい「ベヌー パワーリザーブ」の発表
モリッツ・グロスマンはアジュラージュ装飾がダイヤルを彩る新しいデザインのパワーリザーブを発表します。
最上級の機構と時代を超えたデザインを実現することは時計職人モリッツ・グロスマンから受け継がれるブランドの哲学です。この理念に基づき、メインコレクションの一つであるパワーリザーブは新しくデザインされました。文字盤を彩る新しいテクスチャーと、それを引き立てる新しいフォルムの針が印象的です。古典的なデザインと繊細な装飾を備えるダイヤルはモリッツ・グロスマンのムーブメントと同様に「最も美しいドイツの職人技」を表現しています。
アジュラージュ装飾を用いた新しいダイヤル
バー型インジケーターを用いたパワーリザーブ表示にアジュラージュ装飾を組み合わせた、モリッツ・グロスマンの美学を継承するダイヤルが新たにデザインされました。

アプライドインデックスをセッティングした外周に沿うように繊細な円形のパターンを幾重にも重ねたアジュラージュ装飾は光を捉え美しくきらめきます。

ダイヤルの中央部分には対照的にマットな質感を持たせました。ダークグレーで記されるミニッツスケールとセコンドスケールは視認性に長けています。

このパワーリザーブのために針も新しくデザインされました。自社製の針は極めて細い先端から側面に向かってやわらかなカーブを描くよう一本ずつ手仕上げされています。
インデックスのカラーに合わせ、針は伝統的な技法を用いて一本ずつ鮮やかなブルーに焼き戻されています。

バー型インジケーターを備えるパワーリザーブ機構
適切なタイミングで時計に意識を向けゼンマイを巻き上げる必要がある手巻き式ムーブメントにとって、パワーリザーブ残量は最も重要な情報の一つです。
モリッツ・グロスマンは時計のクラシカルなデザインに調和しながらも視認性を損なうことなく瞬時にパワーリザーブ残量を把握することのできる完璧なデザインを採用しました。

ロゴの下にバー型のパワーリザーブインジケーターがセッティングされており、ディファレンシャルギアが半円型のディスクを動かしブルーとホワイトの2色がパワーリザーブ残量を示します。インジケーターに表示される色は完全に巻き上げられた際にホワイト一色となり、ゼンマイがほどけるとともにブルーの表示部分が増えていきます。

革新的なキャリバー100.2
ベヌー パワーリザーブのケースバック側からはモリッツ・グロスマンの基幹キャリバー100.1をベースに開発された、独自のパワーリザーブ機構を持つ自社製キャリバー100.2の美しい仕上げを見ることができます。

ムーブメントにはグロスマン製プッシャー付き巻き上げ機構、グロスマン製精密調整ネジを備えた片持ち式テンプ受け、個別に取り外し可能なクラッチ式巻き上げ機構、最適化されたグロスマン製テンプを採用しています。サファイアクリスタル越しに、職人技が光る精巧な仕上げを施したパーツを一つ一つじっくりと見ることができます。

ケースとストラップ
ベヌー パワーリザーブはローズゴールドケースとホワイトゴールドケースからお選びいただけます。クラシックなデザインを引き立てるシンプルなケースに、ダイヤルカラーに映えるブルーのステッチが印象的なグレーのクーズーストラップを合わせています。

【仕様】
ベヌー パワーリザーブ
[特徴]
グロスマン製テンプ/針合わせファンクション解除・時計リスタート用プッシャー/2 色の表示エレメントによるバー型パワーリザーブ表示(ディファレンシャルギア駆動)/小型化したグラスヒュッテ式コハゼ装置(改良型戻し機能付き)/段差式テンプ受け、グロスマン製精密調整ネジによる緩急調整装置/表面処理をしない洋銀の3分の2プレートおよび支柱構造/3分の2プレート・テンプ受け・ガンギ車受けのハンドエングレービング/幅広く水平なグラスヒュッテ・ストライプ模様/3段のサンバースト模様で装飾された角穴車/平型ネジ留め式の盛り上がったゴールドシャトン/個別に取り外し可能なクラッチ式巻き上げ機構/針合わせ用ストップセコンド機能。
バリエーション:2モデル
Ref. MG-003772
予価 ¥10,780,000(税込)
ケース:18Kローズゴールド
ダイヤル:シルバー、アジュラージュ装飾、ブルーのアプライドインデックス
・針 手仕上げ、ブルーに焼き戻したスチール

Ref. MG-003599
予価:¥10,780,000(税込)
ケース:18Kホワイトゴールド
ダイヤル:シルバー、アジュラージュ装飾、ブルーのアプライドインデックス
・針 手仕上げ、ブルーに焼き戻したスチール

[共通仕様]
ムーブメント: 自社製キャリバー 100.2(手巻き)
・5 姿勢調整
・部品数 227 個
・石数 26石(うち3個はネジ留め式ゴールドシャトンに使用)
・脱進機:アンクル脱進機
・調速機:質量ネジ4本および調節ネジ2本を装着した耐震軸受式グロスマン製テンプ
・ニヴァロックス1ヒゲゼンマイ(ブレゲタイプ80番、グスタフ・ゲルステンベルガー案に基づく)を下側に設置
・テンプ 直径:直径14.2mm 振動数: 18,000振動/時
・パワーリザーブ:完全巻き上げ状態から約 42 時間
・機能:時、分、ストップセコンド機能搭載スモールセコンド
・グロスマン製プッシャー付き巻き上げ機構
・パワーリザーブ表示
・リュウズ:1個 18Kゴールド(巻き上げおよび時刻設定用)
・プッシャー:1個 18Kゴールド(ムーブメントのスタート用)
・ムーブメントサイズ :径36.4 mm/厚5.4 mm
ケース:スリーピース、18Kゴールド
・ケースサイズ 直径:41.0 mm、厚さ11.65 mm
・風防: 片面反射防止加工をしたサファイアクリスタル
ダイヤル: シルバー、アジュラージュ装飾
・ブルーのアプライドインデックス
・針 手仕上げ、ブルーに焼き戻したスチール
ストラップ:18Kゴールド製ピンバックル付きの手縫いクーズーストラップ
【お問い合わせ】
モリッツ・グロスマン・ジャパン株式会社
東京都文京区小石川4-15-9
Tel: 03-5615‐8185
Fax: 03-5615‐8186
[モリッツ・グロスマン]
モリッツ・グロスマンは1826年にドレスデンに生まれ、偉大なドイツ人時計職人たちにおいて先駆者とみなされます。若く才能に恵まれた時計職人であったグロスマンは、友人のアドルフ・ランゲの説得により1854年に自身の工房をグラスヒュッテに設立しました。評価の高い時計企業を運営する一方で、グロスマンは政治的・社会的な活動に努め、1878年にはドイツ時計学校を設立します。1885年にモリッツ・グロスマンは突然亡くなり、彼の死とともに時計マニュファクチュールも解体されました。
このモリッツ・グロスマンの伝統的な時計作りが2008年に復活しました。時計師クリスティーネ・フッターが、かつてグラスヒュッテの時計ブランドであった「モリッツ・グロスマン」に出会い、その商標を取得し、構想を練り、素晴らしく繊細な腕時計とともに残された120年前のグロスマンの遺産を受け継いだのです。そして、個人の時計愛好家からの支援によって2008年11月11日にグロスマン・ウーレン社がグラスヒュッテに設立されました。今日のグロスマンの時計師は、歴史的な部分を単に模倣するのではなく、新たな伝統を作り上げています。モリッツ・グロスマンは、革新と卓越した技能を基に、伝統的であると同時に最新の仕上げ技術と高品質の素材を使い、時計作りにおける「新しい時代の原点」を創り出します。
www.grossmann-uhren.com
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