オーデマ ピゲが ブラックセラミック製「ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ」2種を発表

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )

オーデマ ピゲが ブラックセラミック製「ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ」2モデルを発表


新素材の研究を進めるスイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲは42 mmのロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリの新しいモデルを2バージョン発表します。この2つのタイムピースには今回初めてブラックセラミックケースが採用されました。洗練されたホワイトゴールドとチタンのディテールを散りばめたスタイリッシュなデザインです。マニュファクチュールの最先端技術を集約したスーパーソヌリのメカニズム、特許保持の手巻きミニッツリピーター ムーブメント、キャリバー2953を搭載。セラミックの音響伝導性を向上させ優れた音響効果を生み出しています。コンテンポラリーデザインと最先端のテクノロジーをブレンドさせたこの2モデルは、ロイヤル オーク コレクションに新たな技術とデザインの可能性を開くものです。


この優れたコンプリケーションであるロイヤル オーク スーパーソヌリモデルは、42 mmブラックセラミックケース、ブラックのグランドタペストリーダイヤル、ブラックラバーストラップを組み合わせたスポーティなスタイルです。©オーデマ ピゲ提供



スタイリッシュなブラックデザイン
オーデマ ピゲは今回初めてブラックセラミックケースのロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリモデルを発表します。この2つのタイムピースはさらにケースバックもフルブラックセラミックで、これもオーデマ ピゲでは初めてのことです。サイドに見える多くの開口部は、ウォッチを着けた時にミニッツリピーター の音を増幅するためです。ケースバックの完璧なクォリティ、セラミック部品の最高の仕上げにより、素材のニュアンスが美しく引き出され、マルチ構造のロイヤル オークケースのフォルムが浮かび上がります。今回使われたセラミックは酸化ジルコン(ZrO2)パウダーとバインダーで構成されています。最終的なカラーは1,000 °C以上で焼結された後で出現します。一つ一つの部品はプレポリッシュ、プレサテンブラッシュされた後に丁寧に手作業で仕上げられ、マニュファクチュールのトレードマークでもあるサテンブラッシュとポリッシュ面取りを組み合わせた仕上げが完成します。最後にケースバックに音波のモチーフを彫り込み、スーパーソヌリのメカニズムの優れた音響効果へのトリビュートとしています。

タイムピースのブラックのモノクロデザインはグランドタペストリーダイヤルも同様で、線路目盛と6時位置のスモールセコンドカウンターはスネイル仕上げです。1つは蓄光処理を施したホワイトゴールドのアワーマーカー、2つ目のモデルは13個のバゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーを並べ、輝きを演出しています。どちらも蓄光処理を施したホワイトゴールドのロイヤル オーク針を使い、視認性を考慮しています。ダイヤルのホワイトゴールドのディテールに呼応するかのような8個のホワイトゴールドの六角形のビスが八角形のベゼルをケースに固定しています。

どちらのタイムピースも、チタンリンクと新しい3ブレードのチタン APフォールディングバックルがついたブラックラバーストラップを組み合わせています。




セラミックと音響効果の出会い
このロイヤル オークミニッツリピーター スーパーソヌリでは複雑な技術性とデザインディテールが融合しています。これらのタイムピースはマニュファクチュールの最新の手巻きミニッツリピーター ムーブメント、特許保持のキャリバー2953を搭載。最新テクノロジーと伝統の洗練された装飾に包まれたキャリバーです。セラミックの限られた音響伝導性にもかかわらず、このタイムピースは2015年に登場したマニュファクチュールのスーパーソヌリ テクノロジーによる優れた音響効果を発揮します。

2016年にロイヤル オーク コンセプト コレクションとしてオーデマ ピゲが開発したスーパーソヌリのメカニズムは、マニュファクチュールの最新のミニッツリピーターモデルに、懐中時計レベルのソヌリの音質と音量を与えています。この特許保持テクノロジーは、スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)との8年に及ぶ開発研究の成果によるものです。従来のミニッツリピーターの力強い音質や楽器のハーモニーを参考に、時計師、技術者、学者と音楽家で構成されたチームが新しいソヌリのテクノロジーを求め、ウォッチケースの研究を進めました。
優れた音響性能と音質、ハーモニーのトーンは、同時に開発された特許保持のゴング、ケースの構造、打音レギュレーターにより得られるものです。開発の中心はケース構造にあります。ゴングは地板ではなくチタン膜にとりつけられ、これが音響板として機能し音の伝導性を高めます。サイドに小さな通気孔を設けたケースバックを組み合わせることにより、ウォッチを腕に着けた時にチタン膜はミニッツリピーター の音を完璧に反響させます。この仕組みはウォッチの外装部品の素材にかかわらず機能します。



スーパーソヌリの音質テクノロジーは非常に進んだもので、オーデマ ピゲはこれをチタン、プラチナ950、18Kホワイトゴールド、ピンクゴールドなどコレクションの異なる素材のモデルに使われており、それぞれのウォッチがパワフルでユニークな音色を生み出します。今年マニュファクチュールはこの音質体験をさらに一歩進め、初めてブラックセラミックのミニッツリピーター スーパーソヌリモデルを発売しました。スーパーソヌリの音響膜と共に音響チェンバーとして重要な役割をもつケースバックも、同様にブラックセラミック製です。ゴングはチタン膜に取り付けられ、セラミックの音伝導性を向上させ、パワフルで澄んだ音色が得られます。


過去へのコンテンポラリーなトリビュート
1875年の創立時からオーデマ ピゲはソヌリのメカニズムを専門とし、複雑なグランドソヌリ、プチソヌリ、ミニッツリピーターのメカニズムを製造し続けてきました。1882年から1892年にかけて製造された1625本の時計の半分以上がソヌリを搭載していました。これを可能にしたのは、マニュファクチュールのためにジュウ渓谷のアトリエで働いていた、12人のクラフツマンたちの並外れた才能と技術です。

オーデマ ピゲはソヌリウォッチを作り続けてきましたが、20世紀の大半を通じてソヌリウォッチの製造は非常に稀なものでした。1892年から1957年までの間に、マニュファクチュールは35本のミニッツリピーター ウォッチを製造しました。1960年代にはソヌリのメカニズムは懐中時計だけに使用されてきました。オーデマ ピゲのソヌリウォッチはクォーツ危機の直後、クラシックなコンプリケーションが戻ってきた1990年代に復活します。ミニッツリピーターのメカニズムは1997年のコレクションに登場しました。ロイヤル オーク グランドコンプリカシオンでは初めてミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー、スプリットセコンド クロノグラフを組み合わせました。

2015年に導入されたロイヤル オーク コンセプト、スーパーソヌリ テクノロジーは、2019年のロイヤル オーク コレクションのチタン製ミニッツリピーター スーパーソヌリモデルに使われました。チタン、プラチナ、またはその2つを組み合わせたモデルがその後に続いています。今回、オーデマ ピゲが時計づくりの限界を押し進め、伝統のノウハウと最先端テクノロジーを融合させ妥協を許さないデザインで包んだのが、2つの新しいブラックセラミック ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパーソヌリ タイムピースです。




“Seek Beyond.”
⟪時計の先へ。想像の先へ。⟫




【仕様]
ロイヤル オーク ミニッツリピーター スーパソヌリ

26591CE.OO.D002CA.01

機能:ミニッツリピーター スーパーソヌリ、時、分、スモールセコンド。

[ケース]
ブラックセラミックケースとケースバック、反射防止加工サファイアクリスタル、ネジ込み式リューズ
防水性:2気圧防水。
ケース径: 42 mm
ケース厚:14 mm

[ダイヤル]
グランド タペストリー模様のブラックダイヤル、蓄光処理を施したホワイトゴールドアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針。

[ストラップ]
ブラックラバーストラップとチタンリンク、チタンのAPフォールディングバックル。

[ムーブメント仕様]
手巻きキャリバー2953
外径 :30 mm (13リーニュ)
厚さ :6 mm
石数 :32
部品数 :362
パワーリザーブ :約72時間
振動数 :3Hz (21,600振動/時)

価格:要問い合わせ
発売日:2023年9月以降順次入荷予定




26591CE.OO.D002CA.02
機能:ミニッツリピーター スーパーソヌリ、時、分、スモールセコンド。

[ケース]
ブラックセラミックケースとケースバック、反射防止加工サファイアクリスタル、ネジ込み式リューズ、2気圧防水。
ケース径:42 mm
ケース厚:14 mm

[ダイヤル]
グランド タペストリー模様のブラックダイヤル、13個のバゲットカットダイヤモンドアプライドアワーマーカー(約0.84カラット)、蓄光処理を施したホワイトゴールドロイヤルオーク針。

[ストラップ]
ブラックラバーストラップとチタンリンク、チタンのAPフォールディングバックル。

[ムーブメント仕様]
手巻きキャリバー2953
外径 」30 mm (13リーニュ)
厚さ :6 mm
石数 :32
部品数 :362
パワーリザーブ :約72時間
振動数 :3Hz (21,600振動/時)

価格:要問い合わせ
発売日:2023年9月以降順次入荷予定


※すでに再三アナウンスされていますように、「ロイヤル オーク」は熟練の職人による仕上げの美しさが特徴的で、多くの工程を経ることで完成まで長時間を要し、年間の製造本数も限られていますため、引き続き入手困難な状況が続いております。新作におきましても、充分な供給が難しいことが予想されますことをどうかご理解いただいた上で、ご興味をお持ちの方は、お近くのオーデマ ピゲ ブティックにお問い合わせください。



【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000



[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。Seek Beyond(時計の先へ。想像の先へ。)
www.audemarspiguet.com  
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