A.ランゲ&ゾーネがW&W上海2023で新作「ランゲ1・パーペチュアルカレンダー」発表~ランゲ1の永遠性

 From : A.LANGE & SÖHNE (A.ランゲ&ゾーネ )



ランゲ1・パーペチュアルカレンダー~ランゲ1の特徴的なデザインに宿る永遠性

オフセンターのデザインと外周月次リングにより、洗練された複雑機構に独創的なフェイスを添えるランゲ1・パーペチュアルカレンダー。2021年4月に初めて発表された150本限定のピンクゴールド無垢製ダイヤルを備えたホワイトゴールドモデルと、グレーシルバー無垢製ダイヤルを備えたピンクゴールドモデルに加えて、この度、ブラックダイヤルを備えたプラチナ製モデルが登場いたします。ダークトーンのダイヤルが、デイ・ナイト表示付きムーンフェイズ表示をより引き立てています。



2年前に初めて発表されたランゲ1・パーペチュアルカレンダーは、その名を冠した複雑機構のみを搭載し、最高基準の精度、デザイン、オリジナリティが、魅力的にひとつにまとめられています。直径41.9mmのプラチナ950製ケースの新作モデルはダイヤルならびにアウトサイズデイト部分がブラックに統一され洗練された印象で、このファミリーのラインナップをより充実したものにしています。



月次リングはすべての表示のフレームワークとなり、アウトサイズデイトやうるう年の数字は、ブラックの背景にはっきりとしたコントラストを生み出します。すべてのカレンダー表示は瞬時に切り替わるため、いつでも正確に読み取ることができます。各カレンダー表示の修正は、調整プッシャーでまとめて、または個別に進めることができます。一度正しく設定すれば、毎月正確に月が切り替わるようにプログラムされているため、2100 年まで修正の必要がありません。



ランゲならではの永久カレンダー
A.ランゲ&ゾーネの意欲的な開発チームは、うるう年でも、年間をとおして月によって異なる日数を把握できるメカニズムを持つ永久カレンダーの設計という大きな挑戦に、2001年、ランゲマティック・パーペチュアルで挑みました。彼らの目標は、革新的な技術的ソリューションに加えて、最適な視認性を確保すること。すべての表示が重ならない、ランゲ1 ウォッチファミリー特有のオフセンターデザインを維持するため、まったくの新しいアプローチとして、毎月最終日に瞬時に進む外周月次リングを開発しました。 2012年に発表されたランゲ ・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダーと共に登場したこの革新的な複雑機構は、伝統的な 48ヵ車による制御に代わって採用されました。




バランスの取れたデザインと機能
「複雑機構をランゲ 1の特徴的なデザインのためにカスタマイズすることは、メゾンの開発者にとって構造的なチャレンジでした。翌月になる瞬間に大きな外周リングを 度進ませる必要があったためです。毎月最終日の深夜12
時ぴったりに必要な動力が供給されるよう、 1カ月間、カムからエネルギーが蓄積されているのです」と、商品開発ディレクターのアントニー・デ・ハスは説明します。「ランゲ1 ・パーペチュアルカレンダーのデザイン的な特徴により、このウォッチファミリー独特の表情が維持されています。したがって、この時計は、精密機械式時計製作において新境地を切り開き続けるという、私たちの哲学も象徴しているのです」




キャリバーL021.3



精密なムーンフェイズ
ムーンフェイズ表示にデイ・ナイト表示を加えることも、精度を追求するメゾンの姿勢を表しています。
層構造のブルーグラデーションのゴールド無垢製天空ディスクは 24時間で 1回転し、その上をホワイトゴールドの月が、 29日 12時間 44分 3秒の周期で月の満ち欠けを示します。



その精密な機構によって、表示の修正が必要となるのは 122.6年にたった 1日のみです。 2016年にランゲ1・ムーンフェイズで初めて搭載されたこの機構では、月は、昼は鮮やかなブルーの空に、夜には星が輝くダークブルーの空に表示され、昼夜を交互に示します。



ドイツ・ザクセン州グラスヒュッテのマニュファクチュールの高度なクラフツマンシップは、サファイアクリスタルのケースバックからのぞく、丁寧に手作業で仕上げられ、二度組みされたキャリバーL021.3 からもうかがえます。この自社製ムーブメントの技術的特徴は、 21Kゴールド製センターエレメントおよびプラチナ製分銅付き片方向巻上げ式ローター、 50時間パワーリザーブ、毎時21,600 回振動で作動する偏心錘付きテンプです。



グラスヒュッテストライプを施した未処理の洋銀製地板とブリッジ、ブルースチール製ビス留め式ゴールドシャトン五つ、ハンドエングレービング入りテンプ受け、速度調整のために取り付けられたスワンネック型バネなど、ランゲならではの品質を示す特徴が、ディテール一つひとつにおいてマニュファクチュールの高いこだわりを反映しています。





【仕様】
ランゲ1・パーペチュアルカレンダー
Ref.345.026E


[ムーブメント]
ランゲ自社製キャリバーL021.3、自動巻き、ランゲ最高品質基準準拠、手作業による組立ておよび装飾、五姿勢調整済み、素材の特性を生かした洋銀製プレートとブリッジ、 21Kゴールド製センターエレメントおよびプラチナ製分銅付き片方向巻上げ式ローター、ハンドエングレービング入りテンプ受け
・ムーブメント径:直径35.8mm/厚さ8.8mm
・振動数21,600振動/時
・パワーリザーブ:完全巻上げ状態で50時間
・ムーブメント部品数:621
・石数:63
・ビス留め式ゴールドシャトン:5
・脱進機:アンクル脱進機
・調速機:耐震機構付き偏心錘付きテンプ、自社製ヒゲゼンマイ、スワンネック形バネと側面にある調整用ビスにより微調整可能なビートエラー修正機構


[機能]
時、分およびスモールセコンドによる時刻表示、瞬転数字式時刻表示を搭載した永久カレンダーによるアウトサイズデイト、曜日、月、うるう年表示、デイ・ナイト表示付きムーンフェイズ表示

[操作系]
ゼンマイ巻上げおよび時刻調整用リューズ、すべてのカレンダー表示の切り替え、または月、曜日、ムーンフェイズの各表示を個別に調整するプッシャー

[ケース]
ケース径:41.9mm径/12.1mm厚
風防およびシースルーバック:サファイアクリスタル(モース硬度 9)
素材:プラチナ950

ダイヤル:シルバー無垢、ブラック
針:ロディウム仕上げのゴールド
ベルト:手縫いのアリゲーターベルト、ブラック
バックル:プラチナ 950製ピンバックル
価格:要問合せ
ブティック限定モデル




【お問い合わせ】
A.ランゲ&ゾーネ
TEL.0120-23-1845


[ランゲ&ゾーネ]
ドイツ・ドレスデン出身の時計師フェルディナント・アドルフ・ランゲが、ザクセン州高級時計産業の礎を築き、 自身の時計工房を設立したのは 年。彼が製作した価値の高い懐中時計の数々は、今でも世界中のコレクターたちの垂涎の的となっています。第二次世界大戦後、 ランゲ&ゾーネは東ドイツ政府により国有化され事実上消滅、一時はその名が人々の記憶から消え去ってしまうかと思われました。しかし 年、フェルディナント・アドルフ・ランゲの曾孫ウォルター・ランゲがブランドを復活させます。現在では、ゴールドまたはプラチナのケースを使った腕時計を中心に、毎年数千本のみ製作しています。すべての ランゲ&ゾーネの時計に、自社で開発、手作業で入念な装飾と組み立てを行ったムーブメントが搭載されています。 年以降に開発された自社製キャリバーは を数え、 ランゲ&ゾーネは世界でも最高峰の地位を確立しています 。その代表作には、レギュラーモデルとして初めてアウトサイズデイトを搭載しブランドを象徴するモデルとなったランゲ や、瞬転数字式時刻表示を搭載したツァイトヴェルクがあります。超複雑機構モデルとして、ツァイトヴェルク・ミニッツリピーター、ダトグラフ・パーペチュアル・トゥールビヨン、トリプルスプリットなどがあり、受け継がれてきた伝統的な技術をさらに高めていこうとする ランゲ&ゾーネの姿勢を体現しています。 年にはスポーティでエレガントなステンレススチール製オデュッセウスを発表し、 ランゲ&ゾーネの歴史は新たな章を開きました