ジラール・ペルゴが「ロレアート 38mm コッパー ダイヤモンドベゼル」を発表~コントラストの世界

 From : GIRARD-PERREGAUX (ジラール・ペルゴ )






ジラール・ペルゴ ロレアート 38mm コッパー ダイヤモンドベゼル~コントラストの世界


ジラール・ペルゴは、2022 年に発売されたロレアート 38mm コッパーの成功を受け、ベゼルにダイヤモンドをセッティングしたモデルを発表します。ミドルサイズで、コッパーカラーの文字盤にクル・ド・パリ装飾を施した立体的なデザインは、光の加減に応じてさまざまな色合いに変化します。ダイヤモンドが円環状にセッティングされた優雅なベゼルが文字盤を囲い、このモデルのダイナミックな外観をいっそう際立たせます。1975 年に登場した伝説のロレアートを忠実に再現しているうえ、ケースと一体型になったブレスレットが織りなす異なる形状デザインも魅力の一つです。



1975 年から続くロレアートの“異なる形状”の巧みな融合
1975 年、ジラール・ペルゴは、当時最先端のムーブメントを搭載した革新的なウォッチを発表し、これを「クォーツ クロノメーター」と名付けました。自社でデザインから開発まですべて行ったこのモデルは、当時ジラール・ペルゴが最も重要なマーケットと位置付けていた、スタイルに敏感であったイタリアでたちまち人気を呼びました。ロレアートコレクションは当初イタリアで「ジラール・ペルゴ学校の資格を有する者(イタリア語でロレアート)」と呼ばれていました。愛情のこもったこの名前は、成功と並外れた精度を世に伝える重要な役割を果たしました。結果的に、ジラール・ペルゴの名を世に広め、時計愛好家たちにも愛されるメゾンへと進化していったのです。



ロレアートのデザインは、当初から多様なシェイプを組み合わせつつ、独特でありながら一貫したルックスです。どのロレアートも、四角いトノー型ケースの上に、丸い台座が乗り、さらにその上に八角形ベゼルが乗っています。すっきりとした幾何学的なラインをしているにもかかわらず、ロレアートのケースには落ちつきがあり、角を落とした川原の小石のように、不協和音がありません。時計全体に、ポリッシュ仕上げとサテン仕上げが上品な相互作用を生み出しています。どちらの仕上げとも、それぞれの境界が明確ではっきりと区別されているので、最適な効果を発揮しています。また、ブレスレットが一体化され、人間工学に基づいてぴったりと手首を包み込むことで、快適な着用感を得られます。こうしたコントラストの効いた形状により、ロレアートの独特なシルエットは遠くからでも、すぐに見わけることができます。




無数の色合いを見せる文字盤
38mmというミディアムサイズでスティールケースを採用した文字盤は、クル・ド・パリ装飾を施したコッパーカラーです。複数のピラミッドを並べたような古典的なパターンが文字盤に立体感を与えます。文字盤は、角度によってコッパーカラー、時にオークル、同系色のバーントオークルなど様々な表情が楽しめます。このダイナミックなコントラストは、絶え間ない喜びをもたらします。



インデックスはバトン型の時針と分針に合わせたデザインです。2 つの針とインデックスには蓄光塗料が塗布され、暗がりで白く輝きます。コッパーカラーの文字盤にゴールドカラーのセンターセコンドを配置し、12 時位置の同系色 GP ロゴと調和しています。リューズに隣接した表示窓の日付はコッパーカラーのディスクにホワイトの数字で示され、ウォッチの顔である文字盤本体に調和した色合いとなっています。


ダイヤモンドをセッティングしたベゼルで囲まれた文字盤
八角形ベゼルのそれぞれの角には 8 個の大きめのダイヤモンド、その間には小さめのダイヤモンドがセッティングされています。合計 56 個のダイヤモンド(∼ 0.90 ct)のファセットで戯れるように光が反射してきらめきます。ポリッシュ仕上げを施した一体型ブレスレットのセンターリンクが、ダイヤモンドの輝きを引き立て、モデル全体の美しさをいっそう強調しています。




内面の美しさ
スリムなケースに収められた厚さわずか 10.02 mm のロレアート 38 mm コッパー ダイヤモンドベゼルは、自動巻ムーブメント、キャリバー GP03300 を搭載しています。シースルーケースバックから見えるムーブメントは、高級時計の製造で高い評価を得ているジラール・ペルゴらしいさまざまなディテールを備えています。地板はペルラージュ仕上げを、また、その他の部品にも面取り、鏡面仕上げ、サテン仕上げ、スネーリング、サンレイ仕上げや、多様なエングレービングを施しています。ブリッジには直線状のコート・ド・ジュネーブ、ピンクゴールドのローターには円弧状のコート・ド・ジュネーブ装飾を施しています。パワーリザーブは約 46 時間です。




物語は続く
新作のロレアート 38 mm コッパー ダイヤモンドベゼルは、光の効果を取り入れ、魅力的なカラーと異なる形状を組み合わせたモデルです。1975 年に誕生した伝説のモデル「ロレアート」の物語の最新章です。




【仕様】
ロレアート 38 MM コッパー ダイヤモンドベゼル
リファレンス 81005-11S3320-1CM
税込価格: 283万8,000円

[ケース]
素材:スティール、56 個のダイヤモンド(0.90 ct)をセッティング
サイズ:38.00 mm
厚さ:10.02 mm
風防:無反射加工サファイアクリスタル
ケースバック:サファイアクリスタル

[文字盤]
「クル・ド・パリ」装飾を施したコッパー文字盤
蓄光塗料(白)を塗布したロジウムプレートのバトン型インデックス、ゴールドプレートの GP ロゴ
針:蓄光塗料(白)を塗布したバトン型の時針と分針、ゴールドプレートのセンター秒針
防水性:100 m(10 気圧)

[ムーブメント]
リファレンス:GP03300-2034
機械式自動巻ムーブメント、ピンクゴールド製ローター
直径:25.95 mm(111/2’’’)
厚さ:3.36 mm
振動数:28,800 振動/時(4 Hz)
部品数:218
石数:27
パワーリザーブ:約 46 時間
機能:時、分、センターセコンド、日付

[ストラップ]
素材:スティール、ポリッシュ/サテン仕上げ





【お問合せ】
ソーウインド ジャパン ジラール・ペルゴ
TEL: 03-5211-1791
https://www.girard-perregaux.com/jp_jp 






[ジラール・ペルゴ]
ジラール・ペルゴは、1791 年以降、常に捉えどころのない時のリズムを刻んできました。ラ・ショー・ド・フォンの中心に位置するジュラ山脈に抱かれた高級時計のパイオニアであり、すべての製造を自社内で行っています。類稀な時計製造の技術を何世代にもわたり 2 世紀以上守り続けてその地位を堅持してきた独立したマニュファクチュールです。美と芸術への情熱に加えて、このサヴォアフェールを守り続けてきたことがジラール・ペルゴの変わらぬ革新力のカギとなってきました。
美しさと機能性の完璧なバランスを追求する高級時計愛好家であればすぐに、ロレアートのブランドを象徴する八角形のベゼルや「スリー・ゴールドブリッジ」を備えた伝説のトゥールビヨンといった特徴に目が行くことでしょう。時計業界の基準作りから高度な精密工学によって目に見えないものを見えるようにする技術まで、ジラール・ペルゴは、数々の業界初となるモデルを生み出すことで絶えず時間の流れを変えてきました。時計に関する革新のパイオニアというこの地位は、1884 年に登録された「スリー・ゴールドブリッジ」のムーブメントのようなオリジナルのデザインに関する 100 件以上の特許、そして 2013 年の「エギーユ・ドール」賞や 1889年のパリ万国博覧会で授与された金賞といった実績によって盤石なものとなっています。
ジラール・ペルゴは、その伝統に根差し、常に先を見据えてきました。新しい技術を受け入れ最先端の素材を活用し、アイコニックなシェイプを再構築することで喜びをもたらすような独創的な方法を見出す情熱に突き動かされています。2022 年には姉妹メゾンのユリス・ナルダンと共に独立したマニュファクチュ―ルのグループ企業となりました。