オリスの創業120周年記念モデル ”ヘルシュタインエディション2024”「ダイバーズ65オールブラック」発表~キャリバー400搭載の

 From : ORIS (オリス)


 
ヘルシュタインエディション2024


オリスはスイスのヘルシュタイン村で1904年に創業しました。今年120周年を迎えます。創業当時からの独立精神が特徴です。オリスの誕生日を記念する毎年恒例のスペシ ャルエディション。今回はキャリバー400搭載のダイバーズ65オールブラックです。





オリスの物語
オリスは記念日をあまり大げさに祝うことはしません。それよりもイノベーションや画期的な製品が生まれたときや、パートナーシップなどを重要視します。それでも120周年は特別です。自社の歴史や功績を振り返り、目標を改めて確認するよい機会となります。

歴史を簡単に振り返ると、1904年6月1日、スイスの森に囲まれたヴァルデンブルグ峡谷にあるヘルシュタイン村で二人の時計師が起業したことから始まります。二人は独立心が強く、スイス時計産業の中心地であるフランス語圏のジュラから離れたところで新しい形の時計メーカーを作ることを決心しました。当時最新の技術と製造工程によって、最適な価格で可能な限り高品質の時計をつくることが目的でした。会社は近くを流れる小川に因んでオリスと名付けられました。

それから120年間、オリスは高品質なスイス製機械式時計を世界中の人々に提供するブランドとして知られるようになります。最新のキャリバー400を含め、280以上の、日常使いで楽しめるムーブメントを自社で開発してきました。
今も同じ原則を守り、機械式時計だけを作り続けています。ずっと長く使える、機械の魅力を信じているからです。そして独立企業であることに誇りを持っています。そして、本拠地を取り囲む自然から触発を受け続けています。気候中立企業として承認され、国連の17の持続可能な目標に準じています。
何よりも、人々に笑顔をもたらす時計をつくることを大切にしています。機械式時計は必需品でないことはわかっていますが、楽しみを提供してくれるものです。それがヘルシュタインエディション2024の背景になるものです。ダイバーズ65で初めてのオールブラックバージョンで、レギュラーベゼルのタイプにキャリバー400を搭載するのも初めてです。世界で250本限定です。



オールブラック
ヘルシュタインエディション2024はオリスが初めて作ったオールブラックのモデルです。レギュラーベゼルのダイバーズ65にキャリバー400を搭載するのも初めてです。
この5年間、毎年6月1日にヘルシュタインエディションを発表してきました。オリスの誕生日(今年は120歳)を記念して、オリスファンの皆様に、コアコレクションにはないモデルを提供するものです。今年は、レトロスポーツウォッチのダイバーズ65でオールブラックバージョンを作りました。



オールブラックバージョンはオリス初です。40㎜のステンレススチールケース、ベゼル、リューズにブラックDLC(ダイアモンド・ライク・カーボン)コーティングが施してあります。センター針、インデックス、文字盤のテキスト、日付表示、蓄光材も全てブラックで、ブラックラバーストラップにセットされた尾錠もブラックDLCコーティングです。
キャリバー400搭載のダイバーズ65としては、初めてミニッツスケール(12時間表示ではなく)のレギュラーベゼルを着けています。5日間パワーリザーブで、高度な耐磁性を備え、10年間メンテナンス不要、10年保証(マイオリス登録が条件)です。
ケースバックもブラックDLCコーティングで、水着とサングラスを身に着けたオリスベアと限定番号が刻印されています。10気圧(100メートル)防水です。



いつもの通り、世界250本限定で、オリスブティックおよびオリス公式オンラインショップで販売します。早い者勝ちの250本限定ではありますが、オリスの共同経営責任者ロルフ・スチューダーがいつも言っている通り、全ての人のために作られています。



すべての人のための時計~リスの共同経営責任者ロルフ・スチューダー・インタヴュー



――ロルフ、オリスは今年120周年を迎えますが、特別なことはありますか?

『創業120年を超える時計メーカーは多くありません。オリスのように独立しているブランドでは特に少ないです。私にとっては、引き継いできた伝統を振り返る機会と言えます。創業者や、1956年入社の名誉会長ロルフ・ポルトマン博士、何十年もオリスを率いて今も会長として現役のウーリック・ヘルツォークなど、素晴らしい人々に受け継がれて、これからも発展していく会社だということを思い起こさせます。創業記念日はそういう先駆者たちに感謝して、それをきちんと引き継ぐ決心をする日なのです。』

――それをどうやって表すのですか?
『オリスの時計が求められ続けるための努力をすることです。今やだれでもスクリーンで時刻を知ることが出来ます。理論的に、機械式時計は必要とされないでしょう。高級時計は楽しく、普通の人がずっと愛用できるものであることを発信しなければなりません。オリスは一部の特別な人たちのためのエクスクルーシブなブランドではなく、全ての人のためのものであることが私たちの信念でもあります。』

――ヘルシュタインエディション2024はそれをどのように表現しているのですか?
『オリスが時計づくりに真剣に取り組んでいること、でもまじめなだけでなく楽しさも大切にしていることを表しています。機械式時計は生きるための必需品ではありませんが、必要なものです。年に1度発表するスペシャルエディションは、オリスの独立と楽しい性格を体現するもので、ファンに喜ばれています。』

――オリスは全ての人のためのブランドだと言いましたが、この時計は250本しか作らないのですよね。エクスクルーシブな感じですけど?
『当然の質問ですね。この時計は全ての人のためのものです。オリスの時計をたくさんご購入くださっている特別なお客様でなくても、遠いところの特別なイベントに行かなくても、特別なコネクションが無くてもご購入いただけます。ただお急ぎください! ヘルシュタインエディション2024は6月1日、オリスブティックとオリス公式オンラインショップで発売されます。オリスの時計を初めて買う人の手に渡るかもしれませんが、それは素晴らしいことです。オリスの歴史をご存知の方にお買いいただけると思っていますが、それはたいして重要なことではありません。この時計が気に入ってお買上くださるなら、それで嬉しいです。でもすぐに売り切れると思うので、お急ぎください。』

――今年のモデルをオリス初のオールブラックにした理由は?
『特に理由はありません。ただ、面白いし、オリスの誕生日祝いに丁度良いと思ったからです。この機会がなければ作らなかったかもしれません。結果的に、スリークで、オリスの1965年発表モデルを彷彿しながらとてもモダンなものになりました。水着姿のオリスベアも初めてです。』

――あ、ケースバックにこっそり隠れているオリスベアですね。なぜこの場所に?
『オリスベアは世界中の人に愛されています。温かみがあって、見る人をリラックスさせます。今回はレジャーを楽しむ姿です。悩みもありません。この時計を着ける人にも同様の気分を味わってもらいたいのです。』

――これは5つ目のヘルシュタインエディションです。オリスのコミュニティにとってどういうものでしょう?
『オリスブティックやお客様から、このシリーズは大歓迎されていると聞きます。毎年6月1日にオリスの歴史を振り返ったり、語ったりするよい機会になっています。お客様との関係を更に強固にします。エモーショナルなもの、つまり「愛」ですね。』

――今年は記念すべき年ですが、他に何か特別なことは?
『何も特別なものを作る予定はありません。でも、引き続き、極端に価格を上げずに、更に上質なものを作る努力を続けることは約束できます。スイスフランが高騰している今、それはとても難しいことですが、新生アクイスでは成功しました。オリスは全ての人のためのブランドなのです!』



【仕様】
ヘルシュタインエディション2024
税込価格 660,000円
発売 2024年6月

ケース:マルチピースステンレススチール、逆回転防止ベゼル(ブラックDLCコーティング)
サイズ:40.00㎜
風防: サファイヤクリスタル、両面ドーム仕上げ、内面無反射コーティング
ケースバック:ブラックDLCステンレススチール、ねじ込み式、特別刻印
オペレーティングディバイス:ステンレススチール製ねじ込み式リューズ(ブラックDLCコーティング)
防水:10気圧(100m)
文字盤:ブラック
・ルミナスマテリアル 針とインデックスにスーパールミノバ®充填
ストラップ:ブラックラバーストラップ、ブラックDLCコーティングを施した尾錠
ムーブメント:ナンバー オリスキャリバー400
ファンクション:デイト、時分秒針
・ファインタイミングデバイス
・ストップセコンド
・精度 日差 -3 / 5秒 (COSC基準内)
・付加機能 高耐磁性
・ワインディング 自動巻
・パワーリザーブ 120時間
保証:マイオリス登録でムーブメントの保証期間を10年間に延長。
・10年間メンテナンス不要。5年毎の防水チェック推奨。
リミテッドエディション: 限定番号付250本



【お問い合わせ】
オリスジャパン株式会社
03(6260)6876
info.jp@oris.ch