リヒャルト・ランゲ ”プール・ル・メリット” WGケースを発表

 By : KITAMURA(a-ls)


昨日、9月22日、ドレスデンで開かれた正規代理店・国際会議の席上において、新たなモデルが披露された。

その新作は、リヒャルト・ランゲ ”プール・ル・メリット” WGケース!!




A.ランゲ&ゾーネが属するリシュモン・グループのブランドの多くは、ここ数年、香港のWatches&Woundersに合わせて新作を発表してきたが、Watches&Woundersが隔年開催となり、今年は開かれないことになったため、ランゲはこの注目の新作をドレスデンから発信することにしたようだ。


ご存知とは思うが、このモデルは、2009年にPT50本、RG200本が限定時計として発売された、ランゲ&ゾーネ史上3機種目の”Pour le Mérite”(プロイセン王国の最高栄誉勲章の名を冠する)ピースであり、鎖引き機構を腕時計に搭載した高精度を誇る名機として知られている。

また、発表当時このモデルの評価を高めたのは、ダイヤルに非常に秀逸なグランフー・エナメルが採用されていた点だったが、今回の2016年ヴァージョンとオリジナルとの大きな違いは、この文字盤がエナメルではなく、シルバーにコーティングしたブラック・ダイヤルになっているところだろう。


今回の218本という、端数のある限定設定数の真意は、このモデルの発表シチュエーション(正規代理店・国際会議)にちなんだもので、全世界の正規代理店数に由来するということだ。









細かな資料が未着なので、オリジナルとのその他相違点などは続報としたいが、アメリカの時計市場からの情報によれば、先のRGモデルと比較して約30%もの引き下げに価格に相当する、$82,500での販売という情報もあり、これから入手を考える愛好家には、大きな価格メリットも期待できそうだ。






さらなる詳報は、下記のオフィシャルサイトまで
https://www.alange-soehne.com/