ブレゲ、 新生マリーン コレクションの日本上陸を祝したイベント「Breguet La Marine」を開催

 By : KITAMURA(a-ls)
「1815年、アブラアン-ルイ・ブレゲはフランスのルイ18世の勅命により、
フランス王国の海軍省御用達時計師に任命されました。
この歴史を背景に誕生したブレゲ「マリーン」コレクションは、今年、新たなステージを迎えます。
コレクションの日本上陸を記念したイベントへご招待申し上げます。」

過日、このようなご案内をいただいた。しかも驚いたのは、その会場だ。

日時:1112日() 開場18:30 / スタート19:00
会場:法隆寺宝物館(東京国立博物館内)

国立博物館内の法隆寺宝物館とはすごい舞台設定、さすが歴史あるブレゲであると感嘆。


さて当日、趣きある黒門から会場に進むと、受付をはじめ、そこかしこが美しくライトアップされていて、特に前庭に面した水面と谷口吉生氏の設計による洗練された現代建築の宝物館が織りなす光のコントラストに、おもわず息をのむ。





建物からの灯りを映す池に沿ってエントランスまでの渡り廊下を進みながら見るあでやかな水面の光景は、まさに海をイメージするマリーンのお披露目にふさわしい。


1階フロアは、ブレゲその人や、マリーンのフォトパネル、海洋環境保全の一大プロジェクトである「レース・フォー・ウォーター・オデッセイ」の説明などの展示スペースで、サプライズ演出など内容盛りだくさんだった「新生マリーンお披露目のイベント」は地階で行われた。







イベント内容に関しては、ブレゲから公式のリリースが発行されたので、そちらを引用する。




ブレゲ 新生 マリーン コレクションの
日本上陸を祝したイベント「Breguet La Marine」を開催

スイスの高級時計ブランド[Breguet/ブレゲ]は、2018年11月12日(月)東京国立博物館・法隆寺宝物館 (台東区上野公園13-9)にて約270名のゲストをご招待して新生マリーン コレクションの日本上陸を祝うイベント「Breguet La Marine」を開催しました。



ブレゲの新生マリーン コレクションは、スポーティーウォッチの枠にとらわれないデザインを持つ一方で、技術的にも更なる進化を遂げた次世代のスポーティーウォッチです。

ブレゲは、1775年に天才時計師のアブラアン-ルイ・ブレゲがフランス・パリに工房を構え創業したブランドです。
1815年、ルイ18世より、初代ブレゲがフランス王国海軍時計師としての称号を与えられた歴史を背景に1990年に誕生したマリーン コレクション。2004年にデザインの一部リニューアル以降、日本でも絶大なる人気を誇ったコレクションです。

2018年、ブレゲはバーゼルワールドにて更なる進化を遂げた新生マリーン コレクションを発表しました。デザインが一新された結果、使うシチュエーションにより幅が広がり、スポーティーウォッチとしての技術的な要素も更に高まりました。いわゆるマルチパーパスウォッチでも、ラグジュアリースポーツウォッチでもないそのキャラクターは、新しい時代のスポーティーウォッチと呼ぶに相応しいラインです。
機能はシンプルな3針、クロノグラフ、そしてアラームGMTの3機能です。ケース素材はチタン、ホワイトゴールド、ローズゴールドの3種類、ラバーかアリゲーターストラップの設定で展開しています。

マリーン クロノグラフ 5527(5527BB/Y2/5WV)
自動巻、18KWG、ケース径42.3mm、48時間パワーリザーブ、100m防水。3,660,000円(税抜)


新生マリーンコレクションのお披露目イベントの会場に選んだのは、東京国立博物館・法隆寺宝物館。現代建築の美が光る美術館での開催となりました。
当日は、スイス本社であるブレゲ社のヴァイス・プレジデントであり、ブレゲ家直系7代目に当たるエマニュエル・ブレゲが来日。

ブランドのヒストリーと新生マリーン コレクションについて語り、更にはスイスの環境保全団体レース・フォー・ウォーター財団とブレゲのパートナーシップ締結を紹介しました。
世界各地を巡るミッションに携わるレース・フォー・ウォーター・オデッセイ号に乗り、当日はタヒチ海洋上を航海中のキャプテンと衛星回線によるライブ中継も行い、

パートナーシップの意義をアピールしました。

イベント後半のエンターテイメントには、このパートナーシップに沿った演出として、パラグアイで活躍する、廃品から楽器を製作して環境問題に取り組みながら音楽活動を行っている「ORQUESTA DE RECECLADOS DE CATEURA」による特別なライブパーマンスが催されました。


そしてイベントのハイライトには、多彩なシーンにマッチする新生マリーンコレクションの魅力をメンズファッションモデル達によるショーパフォーマンスによってプレゼンテーションし、来場客から注目を集めるとともに、ブランドの新しい方向性を示しました。


ゲスト

●(写真左)女優の笛木優子、(写真右上)エマニュエル・ブレゲとモデルの松島 花、(写真右下)左からモデルの櫻井貴史、クリス・ウェブ佳子、ハリー杉山、滝川ロラン。



【レース・フォー・ウォーター・オデッセイと新たに船出するブレゲ】
2018年3月バーゼルワールドにてブレゲとレース・フォー・ウォーター財団は、両者のパートナーシップ締結を発表しました。ブレゲは、2017年から2021年に展開される「レース・フォー・ウォーター・オデッセイ」プロジェクトに参加し、世界の海で遂行される重大なミッションに協力します。
海洋における生態系バランスの先端科学調査は、レース・フォー・ウォーター財団(スイスの環境保全団体)によって続けられてきました。財団は今回、海洋の環境保全とプラスティックごみによる汚染問題について人々の関心を高めるためにブレゲとチームを組みました。

その先駆的な役を演じるオデッセイ号は、プラスティックごみをエネルギー源に変換できる革新的な手法のプロモーションとクリーンエネルギーへの転換への促進を目的に掲げて船出します。レース・フォー・ウォーター・オデッセイは、世界35か所に寄港し、科学者や政策決定者が集い、人類にとって最も大切な水資源の保護についての学識を分かち合う機会を設けます。ブレゲは、この新しいオデッセイ・プロジェクトが完結する2021年までサポートを続けることになります。





プレスリリースからは以上だが、内容的な部分に付け加えるならば、ケータリングのクオリティーが素晴らしかったこと!
担当されたのは、パリで話題の「PAGES」のオーナーシェフ、手島竜司。しかもこの日のイベントのためだけに来日という希な機会。フードカウンターには長い行列ができていて、鴨料理を手にしたエマニュエル・ブレゲ氏からも「これは並んでも試す価値があるから、早く並びなさい」というアドバイスを受けてトライしたが、素晴らしかった!


●挨拶する手島シェフ(左)。料理を称賛するブレゲ氏とは食に関して意気投合し名刺交換をしたw


さて、モデルについても触れないと・・・(汗)。
まずはそのラインナップから。

マリーン アラーム ミュージカル 5547



マリーン エクアシオン マルシャント 5887


マリーン 5517



マリーン・クロノグラフ 5527



いかがだろうか?
最近、街中でマリーンを付けた若い方(男女問わず)を見かける機会が多い気がする。ブランドが"新しい時代のスポーツ・ウォッチ”と呼ぶそのデザイン性が、若い層からのアクセプトを得ている。
初代ブレゲはいくつもの時計機構を発明したわけだが、その初代から息づくトラディショナルなDNAと海をイメージしたスポーティなニュアンスとが見事にマリアージュされたマリーンは、現代ブレゲの手による大いなる"発明”と位置付けてもいいのではないだろうか。






【問い合わせ】
ブレゲ ブティック銀座
東京都中央区銀座 7-9-18 ニコラス・G・ハイエックセンター3 階
TEL 03-6254-7211