ローマン・ゴティエ、SIHH新作に"隠し玉”的2モデル~極限のユニークピース!
By : KITAMURA(a-ls)ローマン・ゴティエのSIHH新作。
公式の発表では下記にてすでに紹介済みの、
「インサイトマイクロローター・レディー・オパール」(https://watch-media-online.com/news/1960/ )
のみと思われているようだが、
実はまだまだ珠玉の"隠し玉"が存在していた!
1) フリーダムコレクション 「ロジカル・ワン ユニークピース」
このユニークピースはナミビアで1836年に発見されたギベオン隕石を用いたメテオライト文字盤が特徴。
18Kゴールドの針の下に見えるメテオライト文字盤には、人の手では再現できないメテオライト特有のものとされる「ウィドマンシュテッテン構造」による独特の模様が見られるという。
これらの模様は、コンスタントフォースのムーブメントのブリッジや地板に、通算30時間の手作業により刻まれた十字のモチーフと呼応している。
43㎜のグレード5チタンのケース、ケースサイドには巻き上げ用のプッシュリューズ。
ケース:グレード5チタンケース
文字盤: ギベオン隕石 Namibia 1836
針: 18Kホワイトゴールド
さらに怖ろしく手の込んだモデルが隠されていた!
2) ヘリテージコレクション 「ロジカル・ワン ユニークピース」
およそ100時間をかけて施されたエングレービング。そのコンセプトはまさに「イースタン(東洋の世界)」!
ケース裏までにも、徹底して手がかかっている。
イスタンブールの光景からインスピレーションを受けたというエングレーヴ紋様は、ヨーロッパから見た東洋であり、時計全体で東西文化の交錯を表現した、素晴らしい作品となっている。
エナメル好きとして見逃せないのは、このブルー文字盤が、非常に高度な技術を必要とされる"マットエナメル"であること!! どうやら、アニタ・ポルシェおばさまの手による焼成らしい。うー、う、美しい。
ケース:18Kホワイトゴールド
文字盤: グランフーエナメル(サテン仕上げ、色はブルーラグーン)
針: 18Kホワイトゴールド
税抜き価格: 25’000'000円
渋いグレー系の色味で統一され機械感が満喫できるフリーダム・コレクションと、工芸性を前面に出した華麗なヘリテージ・コレクション。非常に対照的な作品ではあるが、どちらもピース・ユニーク、すなわち世界で1本しか存在しない時計である。
愛好家を唸らせるロジカルワン、実に悩ましい時計だぁ~。
ローマン・ゴティエ お問い合わせ先:
スイス・プライム・ブランズ 03-4360-8669
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