2016年、気になる売れ筋傾向は・・・

 By : @kikuchi

11月30日売りパワーウオッチ1月号の校了が18日(今日含めてあと3日しかない)と迫っているため、ただいま怒濤のごとく記事のチェックちゅう。
しかも今号は15周年特大号のため、別冊付録も含めると68ページも多い。月曜日からやっているのですが、これが結構時間がかかる作業で、なかなか減らないのであります。
ダメ出しや要望、そして疑問点、間違いなどなど。。。記事に赤字入れする作業は、次第に脳みそが乾いてくる感じがするぐらい疲れるのでございます(自分で書き直した方が早かったり…)。

そのためこの時期は私宛に電話がかかってきてもほとんど出ません(笑)


私は基本的に、弊社の媒体の記事はすべて目を通します。最大の理由は、編集部が集めてきた情報を読むことで、現在の時計市場の動きが俯瞰(ふかん)して把握できるからなのです。それともうひとつ、これだけ頭を使うとボケ防止にもなりそうですからね。

すみません。なんか冒頭から愚痴みたいになってしまいました。(^-^;

さて本題です。
今日も朝からそんな記事をチェックしていて「ヘぇ〜」と思ったのが今年の売れ筋傾向についてです。

実は、パワーウオッチではこれまで15年間、毎年この時期の号で行っている企画で「売れ筋ランキング」というテーマがあります。これは並行輸入市場での売れ筋の傾向を示したものです。しかし、あくまでも全国の並行輸入ショップに対してアンケート調査というかたちで集計したもので、細かな販売データに基づいた分析結果というものではありません。もちろん日本における高級時計市場全体の動向を裏付けるものでもありません。
しかしながら、15年間もやっていると、これはこれで毎年市況に則した変化があり、「へぇ〜」なんて、結構参考になったりするのです。

そして、今年の傾向として「へぇ〜」と思ったのが、

20選のなかに ウブロの姿が無かった のです。


写真◎笠井 修

でも実際は、正規店ではいまだに絶好調のようなので、並行店を利用するユーザーはやっぱり志向が違うんだなぁ〜なんて、あらためて感じさせられた次第です。

加えてもうひとつ。
特集のなかでは新品だけでなくUSED品の場合の売れ筋も紹介しているのですが、ベスト10のうち8モデルがロレックスでした(笑)。しかもそのうち旧モデルが半分を占めている。さすが、目の付けどころが違いますよね。