いまどきのロレックス孝 その5

 By : @kikuchi
驚いたことに前回の「いまどきのロレックス孝 その4」は2月の投稿だったんですね。ということは、もうそれから4カ月半ぶりのロレックス・ネタということですかぁ〜。
書きたいことはいっぱいあるんですが。。。なかなか。やっぱり僕はプロ・ブロガーにぜったいなれないなぁ、とあらためて感じた次第です。

さて今回は、久しぶりということでちょっとディープな話題をひとつ。
それは、アンティークロレックスの修理・オーバーホールをスイス本国のロレックス・ジュネーブが受け付けるという話題。



ロレックスで修理やメンテナンスを受けられるのは、これまでは1970年代以降(主に5桁レファレンス以降)のモデルのみと言われていたのですが、実はこれ、各国のブランチが定めた基準らしく、実際のところスイス本国のロレックス・ジュネーブでは、1930年代のアンティークモデルであっても修理やオーバーホールを受け付けているというのです。しかも、希望があればケースなどパーツ類の交換から、それがなければワンオフで新たに作ってもくれるというからスゴイじゃありませんか。

ただ、大々的にPRしているわけでもなく、また直接依頼するには指定業者を通さないとならないということもあり、ほとんど知られていないらしい。

ちなみに、上に掲載したロレックスファン垂涎の手巻きデイトナ、Ref.6263は、都内にあるアンティークショップのオーナーがそのサービスを実際に利用し、オーバーホールに加えて、オプションでケースと針のみ当時の新品に交換し、デッドストック級の状態に蘇らせた個体であります。

アンティークらしさという点では、いろいろ考え方はあると思うのですが、新しくなるといっても、現行品の針ではなく、当時のデッドストック品なのでオリジナルといえばオリジナル。しかも新ケースの場合は防水性能も100mになるなど、さらに長く愛用できるという点では、もし予算的にゆるされるのであれば、かなり魅力的なのではないかと思うのであります。


文字盤のコンディションが良かったため、針のみを当時のデッドストック品に交換してもらっている(POWER Watch No.94/写真:笠井 修)


ケースが変わったのでシリアルも863xxxxから449xxxxの新しい番号が与えられている。ギャランティーカード自体も新しくなってシリアルも新番号が記載(POWER Watch No.94/写真:笠井 修)


ちなみに、実際の料金や詳細など詳しい記事は現在発売中のパワーウオッチ最新号(7月号)に掲載しておりますので、ぜひ本誌をご覧くださいませ。m(_ _ )m


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