リシャール・ミル「RM 51-02」強奪事件~パリで日本人オーナーが被害に
By : KITAMURA(a-ls)
つい先日も、ヨーロッパ有数の避暑地であるイビサ島で起きた、リシャール・ミル「RM50-03トゥールビヨン・スプリット・セコンド・クロノグラフ・ウルトラライト・マクラーレンF1」の強奪事件をお伝えしたばかりだが、
https://watch-media-online.com/blogs/2387/
今回はパリのど真ん中、凱旋門近くでの強奪事件、しかも被害者が日本人という事件が起きた!
原文のソースはこちら。
Paris thief swipes $840k watch from Japanese man's wrist
かいつまんで引用してみる。
『警察の発表によれば、ある日本人男性が、館内禁煙だったためホテルの外に出てタバコを吸おうとしていたところ、強盗によって、手首に着けていた840,000ドル相当のスイス製腕時計を奪われた。
被害者は30歳。月曜日の夜遅くに凱旋門近くにある五つ星のナポレオン・ホテルの外で、「タバコをくれないか」と近づいてきた男が、いきなり被害男性の腕をつかみ、「トゥールビヨン・ダイアモンド・ツイスター」という約77万ユーロと見積もられる貴重なリシャール・ミルの時計を奪って逃走した。
内部の複雑なメカニズムを見せ、嵩張る大きなケースを特徴とするリシャール・ミルの時計は、熱狂的なファンに高く評価されているが、また同時にその特徴は、フランスの首都を訪れる裕福な観光客をターゲットとする泥棒たちにも、すぐに認識される。
註:ソースとしたニュースには違う時計の画像が掲載されているが、<トゥールビヨン・ダイヤモンドツイスター>は、2015年のSIHHで発表された世界限定30本の「RM 51-02 Tourbillon Diamond Twister」であり、発表時の日本価格は、税込予価で、18KWG=114,588,000円 18KRG=113,184,000円だった。
今年の1月から9月にかけてパリとその近郊で発生した(被害額が最低100,000ユーロ(=109,000ドル)と評価された)71件の強盗事件のうち、リシャール・ミルの腕時計強盗は、少なくとも4件起きている。
しかし、今回の日本人の被害者は、同じような被害に遭った多くの人々よりも幸運かもしれない。
警察筋によれば、襲撃者は逃走の際に携帯電話を落としたらしく、それは重大な強盗と組織犯罪を調査する警察の専門部門に引き渡されているからだ。』
引用は以上。
というのが事件の概略だが、手掛かりが残されたことで、一刻も早く持ち主の手に時計が戻ることを祈りたい。
若い日本人オーナーが被害に遭った今回の事件だが、この広い世界にあって、日本以上に治安の良い国はなかなかないということを皆さまも胸に刻んで、海外での高額時計着用には充分に気を付けましょうね!!
COMMENTS
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コメントありがとうございます。仰る様なところもあるかもしれませんが、ブランドのパーティに招待された場合など、着け行かざるを得ないケースなどもありますし、今回の場合、被害に遭われた際の詳細もわかりませんので、スキ云々の判断はなかなか難しいところですが、こうした事件を契機に、海外滞在時の危機意識が高まることになればと思い掲載しましたので、心配するところはみな同じですよね。
さまーさん
コメントありがとうございます。
当サイトを開設して3年が経ちますが、コメントに対するコメントが付けられたのは、実は今回のさまーさんが初めてという、これはWATCH MEDIA ONLINE史上初の歴史に残るコメントなんです!!!
ありがとうございました。できましたら、これからも是非いろいろコメントください。とても励みになりますので。
NO NAMEさんもさまーさんも、今後ともコメントなど、よろしくお願いいたします。