避暑地はご用心!~盗まれた超高級腕時計、あまりの希少さゆえに処分は困難か

 By : a-ls


日本でも、そろそろ海外で休暇を過ごす方が増えてくるシーズンと思うが、ヨーロッパでは今週末あたりから休暇に入る企業も多い。
そんな中、今年の初めに「パテック・フィリップ身売り」という大誤報を配信したことで時計ファンにも知られることとなったブルームバーグ・ネット版が、スペインの新聞「ディアリオ・デ・イビサ」に掲載された、ある観光地での盗難事件の記事を全世界に配信した。

以下、引用する。


タイトルは、
盗まれた超高級腕時計、あまりの希少さゆえに処分は困難か
(原題:For Thief of $1.3 Million Richard Mille Watch, Options Are Limited)


スペイン・イビサ島でのんびりと休暇を楽しんでいたアゼルバイジャン人観光客1人が先週、スリの被害にあった。盗まれたのはスイスの高級時計メーカー、リシャール・ミルの腕時計で、最高級品の1つだという。

22歳の観光客が持っていた腕時計「RM50-03トゥールビヨン・スプリット・セコンド・クロノグラフ・ウルトラライト・マクラーレンF1」は2017年に発売された限定75本のうちの1本で、その価値は約130万ドル(約1億4000万円)。




 
スペイン紙「ディアリオ・デ・イビサ」によると、この腕時計の持ち主は6月19日の午後4時半ごろ、海岸沿いをもう1人の若い男性と散歩していた時に被害に遭った。手首と腕を負傷した被害者は、直ちにイビサの警察に通報した。
 
マクラーレンのフォーミュラワン(F1)レースカーから着想を得たこの腕時計は、ストラップも含め重量わずか38グラム。本体には超軽量チタンやカーボンTPTのほか、スチールの6分の1の重さで200倍の強度を持つ画期的なナノ素材グラフェンを配合したグラフTPTが使用されている。

ビンテージ時計ディーラー、アナログ/シフトの創業者ジェームズ・ラムディン氏は、スリの犯人はこの腕時計が転売しにくい限定版だと気付かなかったのだろうと語る。 

「リシャールミルの中でもとりわけ高額な時計を狙ったわけではなく、ただリシャールミルの時計だったために狙われた公算が大きい」とラムディン氏は指摘。同ブランドの腕時計はおしなべて高額で、目立つ外観をしているほか、ラッパーのジェイ・Zやドレイクが着用するなど人気が高まっていると説明した。



リシャールミルの広報部長ローラ・ヒューズ氏は今回の盗難について、コメントすることはないと述べた。

オリジナル記事はコチラ
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-07-02/for-thief-of-1-3-million-richard-mille-watch-options-are-limited




引用は以上。

やはり目立つ時計だし、避暑地ではたいてい半袖シャツでの着用となるので、その存在感は周囲にも丸わかりになるので、リシャール・ミル・オーナーは海外でご使用に充分注意をされてほしいが、この記事のもうひとつの注目点は、被害者が22歳という若さであることだ!!

リシャールミルジャパンの関係者にもうかがったことがあるが、今、リシャール・ミルのメイン購買層は20代~30代だという。
名門の御子息なのか、若き成功者なのか、1億円オーバーの時計を避暑地で普段使いするようなユーザーが、マーケットを動かすという・・・つくづく″時代だなぁ″と感じたニュースであった。


【参考記事】
RM 50-03 マクラーレン
https://watch-media-online.com/sihh/371/
https://watch-media-online.com/shop_news/469/
https://watch-media-online.com/blogs/800/