クドケ ステファン・クドケ氏トークイベント@日本橋三越ウォッチギャラリー

 By : CC Fan

GPHGで小さな針賞を受賞
し、タイムリーな来日となったクドケ(Kudoke)のステファン・クドケ氏トークイベント。
現在は希少な存在となったスケルトナイザーのキャリアに加え、自社製造ムーブメントを搭載したKudoke 1、Kudoke 2を発表、Kudoke 2でGPHGの小さな針賞を獲得しました。



”作り手”の写真はブランド名と人物名が入ってバージョンアップ。
ちょっと映り込みが…



ステファン・クドケ氏登場!



GPHG受賞を祝して、花束が贈られます。



工房の紹介。
ジャーマン・インディペンデント・ウォッチメイキングとしてどのようなことに取り組むかと考えた結果、たどり着いたのは手作業によるスケルトンと彫金によるアートウォッチの制作だったということ、現在は奥様のイヴ・クドケ氏と2人体制で行っており、現在4歳になるクドケJrが継いでくれれば良いと考えているとのこと。



ラインナップは2種類。
創業時から取り組んでいた彫金とスケルトナイズを使ったKUNST(ドイツ語でART)werkシリーズと、自社製造ムーブメントを使ったHANDwerk(ドイツ語で手作業)シリーズ。



KUNSTwerkにメッキを施す様子。
電解メッキ装置とマスキングを使い、部分的なメッキを繰り返し複数の色をつけます。



出来上がったスケルトンウォッチ。
複数色のメッキで彩られています。



HANDwerkでも手作業による仕上げが行われていることを説明。
写っているのはコハゼをポリッシュする様子。



Kudoke 1、オーソドックスな文字盤にアクセントとして∞(無限)をあしらった針が映えます。
現在、年産25本程度しか作れないそうです。



KUNSTwerkとHANDwerk。
ユニークな表情のパンダ…



全体が彫金仕上げのムーブメントとブリッジ部分が彫金仕上げでプレートは砂による梨地仕上げのムーブメント。



Kudoke 1とKudoke 2。
どちらもオーソドックスさにユニークさが加わっています。

AHCIへの加入とGPHG受賞と、クドケ氏にとっては躍進の年になりました。
来年も期待しています!

関連 Web Site (メーカー・代理店)

KUDOKE Handmade in Germany
https://www.kudoke.eu/about-kudoke.html

シェルマン
http://www.shellman.co.jp/

シェルマン クドケ紹介ページ
http://www.shellman.co.jp/item/kudoke/