クドケ クドケ2を発表とステファン・クドケ氏がAHCIの準メンバーに

 By : CC Fan
去年の三越WWFで初の自社ムーブメントカリバー1(Kaliber 1)を搭載したクドケ1を携え、初来日したクドケ(Kudoke)の時計師であり彫金師であるステファン・クドケ氏。
WWFの後、同じくジャーマンウォッチメーカーのマルコ・ラング氏とともにジャパニーズ・カラオケをご一緒したのはいい思い出です。

今年のバーゼルワールドでは、なんと独立時計師協会(Académie Horlogère Des Créateurs Indépendants - AHCI、通称アカデミー)の候補生としてAHCI内のブースで新作を展示、必要な要件を満たし、会期中の総会で可決され、準メンバーになりました、おめでとうございます!



ステファン・クドケ氏と奥様のイヴ・クドケ氏。
奥様は以前はラング&ハイネのマーケティングを行っていましたが、現在はクドケ専業とのこと。



新作のクドケ2(Kudoke 2)。
クドケ1と同様のカリバー1を使い、スモールセコンドを省略、クドケ氏がハンドエングレーブで仕上げた24時間のデイ&ナイト表示を12時に置いた作品です。



ハンドエングレーブで太陽と月をイメージした模様を彫り込み、ガルバニックで色を付けています。
月側にある三角のインジケーターが24時間針です。
スケルトナイザーからキャリアをスタートさせ、彫金師でもあるクドケらしい表現です。



控えめなインデックスに、KUDOKEとGERMANYと書かれた最小限のレター。
無限を表すインフィニティマーク(∞)を意匠化したクドケ独自の針がさりげなく差別化します。

多くを語らない、控えめで綺麗な時計です。



クドケ1と同様19世紀の懐中を思わせるカリバー1。



GERMAN WATCHMAKINGと書かれたクドケの什器も…



クドケ1やスケルトン&ハンドエングレーブ作品も…と思ったらピンボケ。



ご夫婦でのこれからの活躍を期待いたします!


編集長も会期中に"一番現実感のある"刺さり方をしたとのこと!

関連 Web Site (メーカー・代理店)

KUDOKE Handmade in Germany
https://www.kudoke.eu/about-kudoke.html

シェルマン
http://www.shellman.co.jp/

シェルマン クドケ紹介ページ
http://www.shellman.co.jp/item/kudoke/