グラスヒュッテ・オリジナルの2020新作第一弾として発表された「シックスティーズ」の新色とグリーン・ダイヤルの「パノマティックルナ」~実機インプレッション!

 By : KITAMURA(a-ls)

少しずつ、日常を取り戻す日々が続く。
WATCH MEDIA ONLINEをやっていて、それを強く感じるのは、やはりなんといってもブティックやオフ会で実機を見る時だ!

ついさきほども新作の SeaQ パノラマデイトが発表されたが、グラスヒュッテ・オリジナルの新作第一弾として発表されたシックスティーズの新色グリーン・ダイヤルのパノマティックルナの実機を拝見できる機会があったので、その印象について書いてみたい。



ファースト・インプレッションのインパクトは何といっても、そのダイヤルカラー、グレイシャーブルーの美しさ・涼やかさだ!



中間色の秀逸な発色は、モデルの特徴であるドーム型のサファイアクリスタルの効果と相まって、角度や受け取る光の中で、その風合いを変えていく。



メカニックに目が行きがちなクロノグラフもこの美しさ!
美観という視点から時計を愛おしく感じるモデル。



もちろん機械はメイド・イン・グラスヒュッテの超一級品。クロノグラフの操作性も非常にスムーズだ。



美しいものを愛でるという根源的な趣味の喜びを、男女を問わず、時計趣味において再確認できる素敵なモデル。





旧GUB時代の60~70年代、共産圏を中心とする欧州マーケットに大量に出回る大ヒット商品となったKal.60シリーズ(手巻き)や、Kal.67.1シリーズおよびSPEZIMATIC・Kal75 シリーズ(ともに自動巻き)のDNAを受け継ぐシックスティーズ。
ドーム型のサファイアクリスタル、カーブした針、独特なアラビック数字といった印象的な60年代のデザインは、グラスヒュッテ・オリジナルの、まさにその"オリジナル"の継承であるからこそ、自信に満ちたレトロ・フューチャーな魅力を肌に感じる。



実物では写真以上に繊細な発色を楽しめる。



シックスティーズはもう間もなく、6月中には入荷の予定とのこと。
これは注目作である!


そして次。
美しさという点から言えば、こちらのパノマティックルナも見事だ。



青に次ぐトレンドとなりつつあるグリーンを鮮やかに表現した文字盤。この完成度は、自前の文字盤ファクトリーで自社製作するからこそ得られるクォリティーといえる。
ちなみに、フォルツハイムの文字盤工場は、"個人的にドイツで見学したい場所"の常にベスト3に入っている。



この文字盤の素晴らしさは、繊細なグラデーションにある。
そのため、光と目線の組み合わせによって、無限の表情が生み出されていく。



そして素晴らしさその2は、その価格設定。
ブラウンアリゲーターヌバックストラップ、ショートフォールディングバックル仕様で1,188,000円。
ステンレスブレスモデルで1,309,000円。



搭載されたムーブメントの凄さに関しては、もはや多くを語る必要もないだろう。

パノマティックルナは、すでにブティックに入荷中とのことなので、ぜひぜひ実機を見て欲しい!




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