ライネ V38とGelidus 3の新カラーが到着~実機レポート速報

 By : CC Fan


先日、38mmケースの「V38」をレポートしたライネ、V38の新カラーとマテリアルとカラーの組み合わせた文字盤を楽しめるゲリドゥス 3(Gelidus 3)が到着したと伺い、早速拝見してきました。



今回は私物の無銘カメレオンを忘れずに持参し、まずは全員集合の写真を。
異なるマテリアルとカラーの組み合わせが楽しめるゲリドゥス 3は推奨組み合わせの一つ、センター: フラム(ブルー)アウター: ディープ・フロストの組み合わせ。



フラムギロッシェにコーティングで作ったブルー、同じカラーのブレゲ数字のアプライドインデックス。
ライネロゴはギロッシェと同色であまり主張しません。



立体的なインデックスと文字盤。
ゲリドゥス 2からの変更点としてケースサイドの溝が上下のベゼルで繋がるようになりました、ケースサイドのヘアライン仕上げと溝の中のコントラストが映えます。



CNCと伝統的な手法を組み合わせて文字盤を自製することで各オーナーごとの個性を出す…というのはライネのキャラクターとして確立したと感じます。



ムーブメントはLの文字を意匠化したシグネチャー・ムーブメント。
こちらも新しいキャラクターを確立しています。



基本的な構成要素は同じでも、組み合わせによって全く異なるキャラクターになっていることが分かります。



V38はサーモンとブラック。
センターはギロッシェのパニエと粒子の大きなムーンフロストが選ばれています。



立ててみるとギロッシェの感じが伝わるでしょうか…?



ムーブメントはヴォ―シェ製薄型マイクロロータームーブメントにシグネチャームーブメント同様Lを意匠化したマイクロローターを装着。
V38のレポートでもお伝えしたように、より細かい仕上げを施された上級グレードのムーブメントを使っています。



ムーブメント全体をカスタムすることで表現するスペースが広いゲリドゥス 3とコンパクトさのV38、なかなか悩ましいですが、「選ぶことができる」というのは良いことです。
この自由度を使って是非、オーナー氏の「こういう時計が欲しい」というイメージを具現化して欲しいと思います。



私は大きい時計が好きなので、ゲリドゥス 3が好きです。



V38はサイズでちょっと…と二の足を踏んでいた方に見ていただきたいと思います。



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https://www.lainewatches.com/

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