ジャケ・ドロー 「ローリング・ストーンズ オートマトン」 実機拝見レポート~世界でひとつだけのユニークピースが作れるシリーズ

 By : CC Fan

ローリング・ストーンズとのコラボレーションした「ローリング・ストーンズ オートマトン(THE ROLLING STONES AUTOMATON)」を発表した
ジャケ・ドロー。
「1アルバム1作品」のユニークピースと言う制約から実機を見られることはない、と思っていましたが、今回そのうち「Steel Wheels」バージョンが来日、お披露目されるという事で拝見してきましたのでレポートします。



ボックスもレコードアルバムの世界観に合わせて作られているそうです。
ローリングストーンズのアイコンの「Lips and Tongue」はこのアルバムでだけ青とオレンジの2色に塗り分けられているそうで、ボックスもそれに合わせているとのこと。

レコードが連なるようなジャケットの意匠がボックス表面に描かれています。



来日に合わせ、300周年バードリピーターや…



高速で羽ばたく、トロピカルバードリピーター、チャーミングバードなども来日していました。



ユニークピースのタイガー。



ローリング・ストーンズ オートマトンは「ワールドツアー」に出てしまうそうですが、これらの"レアピース"はしばらくブティックに残るそうで、こちらもめったに見られないチャンスです。



トゥールビヨン、パイヨン懐中、レディースなども…



今回のプロジェクトの立役者、ジャケドロ―のビジネスパートナーでローリング・ストーンズとも強いつながりを持つディリップ・ドーシ氏。



実はインドの国技とも言えるクリケットの伝説的プレイヤーで、日本で言う"王・長嶋"に匹敵する名選手と紹介されていました。



ローリング・ストーンズ活動が60年を超え、「それを記念する作品を作りたい」という情熱からプロジェクトを始めた経緯が語られます。

スピーチの後いよいよオープン!



文字盤全体を覆うオートマタ機構と、12時位置にオフセットされた時分表示と言うレイアウト。
「Lips and Tongue」と同様、時分針も青とオレンジで塗り分けられています。



分かり辛いので、動いている様子も。



ジャケットの意匠と同じデザインのリングが回転します。
パワーリザーブは9時位置のレコードカートリッジで表示され、リング上の「Lips and Tongue」が回転に合わせて動きます。

確認したところ、オートマタ機構としては「マジック・ロータス・オートマタ」と同じ機構で、載せるディスクの意匠や時・分表示部分のデザインを変えることでガラッと印象を変えているようです。



極小のライブセットはルーペが無いと見えないかも…



ケースバックにはアルバム名と共に、リリースされた年と録音スタジオ、世界限定一本(ユニークピース)と記されます。



この写真はもう少しライブセットと2色に塗り分けられた「Lips and Tongue」が見やすい…かも。
オートマタはリュウズ同軸のプッシャーで起動/停止、巻き上げは時計と逆方向にリュウズを回すことで行い、アニメーションのパワーリザーブは4分です。



ライブセットの床にハーモニカが落ちている…と言うのを何とかルーペでとらえようとする図。



イメージに合わせたファブリックのバンドと安全性の高いDバックル仕様です。



貴重な作品をありがとうございました!



ジャケドロー ブティックで振舞われたスイーツも"ローリング・ストーンズ仕様"。

この”ローリング・ストーンズ”シリーズにはオーナーがカスタマイズできる余地も非常に多く、自分だけの想いを込めた、世界に一つのユニークピースが製作可能なので、興味のある方はぜひお問い合わせを!!


【お問い合わせ】
ジャケ・ドロー ブティック銀座
03-6254-7288 
www.jaquet-droz.com