タグ・ホイヤー 「世界を旅するホイヤー・ヴィンテージ」展へ
By : KAIROS先日、Newsにも掲載いたしましたTRAVEL THROUGH TIME Heuer Globetrotter 「世界を旅するホイヤー・ヴィンテージ」展に行ってきました。
400ピースにも及ぶ歴史的な時計や計測装置が、世界10都市に分かれて展示されているこのイベント、社長であるジャン-クロード・ビバー氏率いるTag Heuer社のコンセプトの1つ。
1860年創業のタグ・ホイヤーは伝統とパイオニア精神を組み合わせ、時代を超えてクラシックとなった革新的な時計や計測装置を製造していたのは周知の事ですが、時計の歴史を語る上で、そして時計の未来を語る上で欠かせない貴重なコレクションの数々には大きな意味があるのです。それが日本ではエスパス タグ・ホイヤー 表参道に集結し、一堂に見ることが出来るとは、見逃すわけにはいきません!
では見ていきましょう。
表参道という土地柄、土日には人の多さは言うまでもないですが、通り沿いにいきなり目を引くヴィンテージピースが。
ここにある時計を全てわかる方は、かなりのツウです(笑)。60年代~90年代までの各コレクション。時代と共に形状を変えながらも1つ1つに歴史とストーリーがあり、とても興味深い時計です。いくつかはこのように綺麗なコンディションで見たのは初めてです!
では店内へ
ホイヤーは、時計以上に」計測機器で有名でした。流れる時を計る時計に対して、その時の間隔を計るストップウォッチは、様々な用途にこたえるため、色々な表示方法がありました。上は1974年製。時代を反映するようにカウンターが見やすく、カラフルですね。
エントランスを過ぎると直ぐに階段があります。そこにも歴史的名品モナコ! いうまでもなく1969年発表の角形時計に世界初自動巻きクロノグラフ「Caliber11」を搭載。
このモデルにも色々な涙と笑いのストーリーがあります。時間があったら今度、ご説明します(笑)。
階段を登りきると広い店内へ
今回、表参道店では半分をこのヴィンテージピースを展示しています。そのため、新旧の違いが比べられて大変面白いです。
店舗に入ると3つのハイケースが。全て大変貴重なもの。まず最初に。
昨年100年目を迎えたマイクログラフは昨今有名になりましたが、100年前に1/100が計れるストップウォッチって・・・(汗)
これが決め手になり、ホイヤー社はオリンピックの公式計測機器ブランドとして採用されることになったのです。
中央のハイケースは今回の東京のコンセプト、世界初の自動車・航空機ダッシュボードクロノグラフ!
そして最後のハイケース
その他、ショーケースを見ていきましょう。
ん?
紛れてすごい時計が1本・・・・モナコV4。この時計はTAG Heuer社にとって執念の時計。LVMH体制に替わってからの野望の1本です。すごく、すごーくストーリーがあり、革新的なベルト駆動で動く時計なのです。今度、時間があったら詳しく書きますが、現行品が日本のどこかにあるので是非、手に取って見てください!
1963年(64年発売)カレラ!素晴らしいコンセプトのもと開発された時計。Rolex デイトナと同級生です。ムーブメントも文字盤工場も同じ・・・という事で状態の良いものは値段が・・・
1962年、ジャック・ホイヤー氏が社長になって初めて指揮した時計オウタヴィア。今年、自社ムーブメントを搭載して復活し話題を呼んでいます。しかしこんなに状態が良いオウタヴィアが集まっているのは凄い・・・こちらもヴィンテージ市場で値段がかなり・・・
そして帰ろうとした時、1つのウィンドウを見忘れていた事に気がつきました。階段を上がって直ぐにあったのに・・・ そう、スポーツ&エレガンス、S/ELシリーズ!TAGグループと Heuer社が1つになってからの最大のヒット作。 マクラーレンと関係のあったTAGグループと1つになったことで、新生TAG Heuerは世界初のマクラーレン オフィシャルパートナーになったのです。そして1人の天才ドライバーとの出会いが、TAG Heuer=F1という金字塔を打ち立てたのです。その名はアイルトン・セナ氏。 今でも後継のセナモデルが発売されていますが、今は亡きセナ氏が愛したのが、上のS/el(写真中央:コンビケースに革ベルトのクオーツクロノグラフ)
如何でしたか?その他にもケンタッキー、モンツァ、カマロ、スキッパー・・・等と色々なモデルがあります。
ホイヤー社はその時代時代に合わせたケースや革新的なムーブメントを世界に送り出してきました。しかしその歴史を紐解いていくと、華やかながらも1980年代には数奇な運命をたどっていた会社なのです。
ここにある歴代の商品を見てることで、歴史の移り変わりやHeuer社やTAG Heuerの歴史を知る事が出来、そしてその時代時代の時計史も見えてきます。
このイベントは10/9(月)まで開催しております。是非ご来場をお勧めいたします!
開催期間:2017年9月16日(土)-10月9日(月)
会場:エスパス タグ・ホイヤー 表参道 渋谷区神宮前5-8-1 (地下鉄表参道駅 A1出口 徒歩3分)
営業時間:12時-20時 (日・祝は11時-19時)
*入場無料
【お問い合わせ先】
LVMHウォッチ・ジュエリージャパン タグ・ホイヤー
03-5635-7054
エスパス タグ・ホイヤー表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-8-1 (地下鉄表参道駅a1出口徒歩3分)
電話: 03-5467-4881
https://www.tagheuer.com/ja
400ピースにも及ぶ歴史的な時計や計測装置が、世界10都市に分かれて展示されているこのイベント、社長であるジャン-クロード・ビバー氏率いるTag Heuer社のコンセプトの1つ。
1860年創業のタグ・ホイヤーは伝統とパイオニア精神を組み合わせ、時代を超えてクラシックとなった革新的な時計や計測装置を製造していたのは周知の事ですが、時計の歴史を語る上で、そして時計の未来を語る上で欠かせない貴重なコレクションの数々には大きな意味があるのです。それが日本ではエスパス タグ・ホイヤー 表参道に集結し、一堂に見ることが出来るとは、見逃すわけにはいきません!
では見ていきましょう。
表参道という土地柄、土日には人の多さは言うまでもないですが、通り沿いにいきなり目を引くヴィンテージピースが。
ここにある時計を全てわかる方は、かなりのツウです(笑)。60年代~90年代までの各コレクション。時代と共に形状を変えながらも1つ1つに歴史とストーリーがあり、とても興味深い時計です。いくつかはこのように綺麗なコンディションで見たのは初めてです!
では店内へ
ホイヤーは、時計以上に」計測機器で有名でした。流れる時を計る時計に対して、その時の間隔を計るストップウォッチは、様々な用途にこたえるため、色々な表示方法がありました。上は1974年製。時代を反映するようにカウンターが見やすく、カラフルですね。
エントランスを過ぎると直ぐに階段があります。そこにも歴史的名品モナコ! いうまでもなく1969年発表の角形時計に世界初自動巻きクロノグラフ「Caliber11」を搭載。
このモデルにも色々な涙と笑いのストーリーがあります。時間があったら今度、ご説明します(笑)。
階段を登りきると広い店内へ
今回、表参道店では半分をこのヴィンテージピースを展示しています。そのため、新旧の違いが比べられて大変面白いです。
店舗に入ると3つのハイケースが。全て大変貴重なもの。まず最初に。
ダブルサイド クロノグラフ(右)
マイクログラフ(中央)
セミミクログラフ(左)
昨年100年目を迎えたマイクログラフは昨今有名になりましたが、100年前に1/100が計れるストップウォッチって・・・(汗)
これが決め手になり、ホイヤー社はオリンピックの公式計測機器ブランドとして採用されることになったのです。
中央のハイケースは今回の東京のコンセプト、世界初の自動車・航空機ダッシュボードクロノグラフ!
そして最後のハイケース
その他、ショーケースを見ていきましょう。
1963年(64年発売)カレラ!素晴らしいコンセプトのもと開発された時計。Rolex デイトナと同級生です。ムーブメントも文字盤工場も同じ・・・という事で状態の良いものは値段が・・・
1962年、ジャック・ホイヤー氏が社長になって初めて指揮した時計オウタヴィア。今年、自社ムーブメントを搭載して復活し話題を呼んでいます。しかしこんなに状態が良いオウタヴィアが集まっているのは凄い・・・こちらもヴィンテージ市場で値段がかなり・・・
そして帰ろうとした時、1つのウィンドウを見忘れていた事に気がつきました。階段を上がって直ぐにあったのに・・・ そう、スポーツ&エレガンス、S/ELシリーズ!TAGグループと Heuer社が1つになってからの最大のヒット作。 マクラーレンと関係のあったTAGグループと1つになったことで、新生TAG Heuerは世界初のマクラーレン オフィシャルパートナーになったのです。そして1人の天才ドライバーとの出会いが、TAG Heuer=F1という金字塔を打ち立てたのです。その名はアイルトン・セナ氏。 今でも後継のセナモデルが発売されていますが、今は亡きセナ氏が愛したのが、上のS/el(写真中央:コンビケースに革ベルトのクオーツクロノグラフ)
如何でしたか?その他にもケンタッキー、モンツァ、カマロ、スキッパー・・・等と色々なモデルがあります。
ホイヤー社はその時代時代に合わせたケースや革新的なムーブメントを世界に送り出してきました。しかしその歴史を紐解いていくと、華やかながらも1980年代には数奇な運命をたどっていた会社なのです。
ここにある歴代の商品を見てることで、歴史の移り変わりやHeuer社やTAG Heuerの歴史を知る事が出来、そしてその時代時代の時計史も見えてきます。
このイベントは10/9(月)まで開催しております。是非ご来場をお勧めいたします!
開催期間:2017年9月16日(土)-10月9日(月)
会場:エスパス タグ・ホイヤー 表参道 渋谷区神宮前5-8-1 (地下鉄表参道駅 A1出口 徒歩3分)
営業時間:12時-20時 (日・祝は11時-19時)
*入場無料
【お問い合わせ先】
LVMHウォッチ・ジュエリージャパン タグ・ホイヤー
03-5635-7054
エスパス タグ・ホイヤー表参道
住所:東京都渋谷区神宮前5-8-1 (地下鉄表参道駅a1出口徒歩3分)
電話: 03-5467-4881
https://www.tagheuer.com/ja
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