第88回ジュネーブ・モーターショーで、リシャール・ミルとマクラーレン・オートモーティブが初のウォッチを発表

 From : RICHARD MILLE (リシャール・ミル )

第88回ジュネーブ・モーターショーで、リシャール・ミルとマクラーレン・オートモーティブが初のコラボレーション時計を発表。


リシャール・ミルとマクラーレン・オートモーティブは、2018年3月7日から開催される第88回ジュネーブ・モーターショーで初の限定ウォッチを発表しました。素材、ディテール、デザインへのこだわりが生み出した待望の時計で、マクラーレン・マシンのデザインや超軽量化を可能にするテクノロジーを取り入れ、美観と機能の両面を併せ持った時計です。

両社はラグジュアリーと最先端テクノロジーを追求しているブランドとして知られ、卓越した希少性のある製品を発表しています。
RM 11-03は、RMAC3キャリバーを立体構造に仕上げ、その複雑な仕掛けを視覚的に前面に押し出しています。
新作RM 11-03 マクラーレンのケースは、カーボンTPT®とクオーツTPT®製です。クオーツTPT®は600を超えるシリカ繊維層を重ねて作られています。1枚の層は厚さ45ミクロン未満で、リシャール・ミルが独自に開発したマクラーレンカラーであるオレンジのレジンに浸します。そしてカーボンTPT®層の間に挟み、専用の機械で45度ずつずらしながら重ねていきます。続いて120度に過熱し、航空分野で用いられるものと同類の加圧機を使って6気圧の圧力をかけます。その後社内のCNCマシンで加工されます。加工されたクオーツTPT®は独自の模様となり1つとして同じものはありません。
2018年夏発売予定。



Model :RM 11-03 フライバッククロノグラフマクラーレン 
Cal. :RMAC3 自動巻き
Size:49.94×44.50×16.15mm (ムーブサイズ:30.25×28.45×9.00㎜)  
防⽔:50m
ベゼル:オレンジクオーツTPT®xカーボンTPT®
ミドルケース:カーボンTPT®
ケースバック:オレンジクオーツTPT®xカーボンTPT®
インナーベゼル:グレード5 チタン
リューズ:チタン ニューデザイン  オレンジラバーリング
ストラップ:ブラックラバー

ダイヤル
3時位置:スモールセコンド
6時位置:12時間積算計、60分積算計
9時位置:60分積算計のカウントダウン
12時位置:日付け
4時30分位置:年次カレンダー
ガラス:両面反射防止処理済サファイアクリスタル
⽯数:68
振動数:28,800VPH
パワーリザーブ約55時間
限定:500本
予定価格¥21,300,000(税抜)




リシャール・ミルとマクラーレン・オートモーティブは、マクラーレン・オートモーティブCEOのマイク・フルーウィット氏とリシャール・ミルCEOのリシャール・ミルが、ジュネーブ・モーターショーのレセプションにて、初の限定ウォッチ「RM 11-03 オートマティック フライバッククロノグラフ マクラーレン」を発表しました。

世界500本限定で、180,000スイスフラン 税(スイス現地小売価格)のこの新作ウォッチは、マクラーレン アルティメットシリーズをご購入のお客様に優先して販売される予定です。

マクラーレン デザインディレクターのロブ・メルヴィル氏とリシャール・ミルのエンジニアであるファブリス・ナムラとの親密なコラボレーションで制作された RM 11-03 マクラーレンは、唯一無二のデザイン、新素材の採用、現代のクラフトマンシップなど、お互いの共通点への関心をきっかけとして昨年締結した、マクラーレン・オートモーティブとリシャール・ミルとのパートナーシップによって開発されました。

「このコラボレーションは、本当の意味での技術的挑戦を表現するものであり、単に文字盤にロゴを刻印するだけではく、それ以外を考え出すことでした。私はロブ・メルヴィル氏が設計した720Sに魅惑的な美しさを感じ、RM 11-03 マクラーレンと同様の美しさと機能性を併せ持つカーブを持たせたいと考えました。」-ファブリス・ナムラ

これだけではなく、マクラーレンのラグジュアリースポーツカーやスーパーカーに端を発したデザインも、この特別なウォッチに反映されています。
RM 11-03 マクラーレンのケースは、オレンジクオーツTPT®とカーボンTPT®を織り合せて制作しており、優れた耐性と軽量性を併せ持ち、マクラーレンの代名詞と言えるカラーに敬意を表しています。カーボンTPT®はRM 11-03のメカニカルなパフォーマンスを向上させ、過酷な環境に対する耐性を提供します。
カーボンTPT®製ケースに取り付けられたチタン製プッシャーはマクラーレン720Sの独特なヘッドライトのデザインを踏襲しています。

マクラーレンのロゴが配されたベゼルに埋め込まれたチタンパーツは、象徴的なマクラーレンF1の吸気口と同じ形状です。複雑な形状のグレード5チタン製リューズは、マクラーレンの軽量ホイールのデザインです。この限定モデルのために開発されたラバーストラップには、マクラーレンのスピードマークが組み込まれています。

RM 11-03 マクラーレンのボンネットの下では、2016年に発売を開始した自動巻きキャリバーRMAC3が、文字通りサーキットでのレースの準備をしています。瞬時にカウンターをゼロに戻し、素早くリスタートするストップウォッチ機能を有します。並行して搭載された2つの香箱と、可変慣性テンプによって駆動するこのムーブメントは、約55時間のパワーリザーブを備えます。ゼンマイの巻き上げは、リシャール・ミルの独自の可変慣性モーメントローターによって、着用される方の活動量に合わせて最適な巻き上げを保証します。
レーシングカーのシャシーが常に軽量かつ大きなトルクへの耐性を発揮しなければいけないことを倣い、確実な動力の伝達と必要な剛性の確保のためにPVD処理をしたグレード5チタン製地板を採用しています。サテン仕上げを施したグレード5チタン製ブリッジは、キャリバーの奥行き感をさらに強調し、アニュアルカレンダーやオーバーサイズデイト、12時間クロノグラフやカウントダウンカウンターの視覚的軌跡を作り出します。
RM 11-03 マクラーレンは、2018年ジュネーブ・モーターショーのマクラーレンブースにて発表されます。
そして、この新作モデルは、マクラーレン アルティメットシリーズをご購入のお客様に優先して、リシャール・ミルブティックのみで販売されます。また、マクラーレン アルティメットシリーズの1~500のエディション番号と同じシリアルナンバーのRM 11-03 マクラーレンをご用意いたします。