RICHARD MILLE、SIHHからの撤退を発表

KIHさんの速報にもありましたが、来年2019年をもって、リシャール・ミルがＳＩＨＨから離れることをアナウンスしました。

本日、リシャール・ミルより、正式なステイトメントが届きましたので、
全文を掲載いたします。

RICHARD MILLE、SIHHからの撤退を発表


リシャール・ミルは、数多くの単一ブランドブティックをオープンすることにより、ここ数年、国際流通ネットワークをかなり発展させてきました。また、需要の絶え間ない増加を定性的に満足させるために、マルチブランドの時計販売店での取扱いを大幅に縮小しました。

その結果、展示会でのブランドの存在は、排他的かつ選択的な販売戦略に対応しなくなりました。

それゆえ、2019年を最後に、誠に残念ながらリシャール・ミルは、Salon International de la Haute Horlogerie（SIHH）から撤退することを発表いたします。

リシャール・ミルに携わる全員が、Fondation de la Haute HorlogerieのFabienne Lupo氏とそのチームと共に、名誉あるSIHHフェアで、ブランド認知を確立できたことに感謝しております。

●写真は今年のＳＩＨＨでのリシャール・ミルのブース



というものです。

先のスウォッチ・グループのバーゼルワールド撤退のニュースといい、今回のリシャール・ミルの決断は、ウォッチ・インダストリーが大きくその構造を変えつつあることを象徴する発表のように感じます。





これらの動向に関しましては、近日中に個人ブログでまとめたく思います。
今回は取り急ぎ、ステイトメントの発表のみを掲載しました。