ブレゲが「タイプ 20 オンリーウォッチ 2019」を発表

 From : BREGUET (ブレゲ )


ブレゲ「タイプ 20 オンリーウォッチ 2019」




ブレゲは今年も、モナコ筋ジストロフィー協会が主催する国際的なチャリティイベント「オンリーウォッチ」に参加します。
モナコ大公アルベール2世の支援のもと、2005年以来2年ごとに開催されるこのイベントにブレゲは初年度から参加し、活動を助けてきました。筋ジストロフィーの研究に売り上げが寄付される特別オークションは、クリスティーズが執り行い、2019年11月9日(日)にジュネーブで開催される予定です。
ブレゲの社長マーク A. ハイエックは、このような難病の重大さに心を痛め、病気で苦しむ子供たちを助けたいという意思を表明するために、今回も世界で唯一の時計を出品してチャリティに貢献したいと考えました。



時計と航空で名を馳せるブレゲ
ウォッチメゾンとしてのブレゲは、航空用の時計に早い時期から関心を抱いており、時計づくりが、かつて船舶の航海で役立てられたように、今度は航空の発展にいかに貢献すべきかを考えていました。
1918年よりメゾン・ブレゲは、アメリカ空軍に数点の時計を供給し、1922年には、アブラアン-ルイ・ブレゲの子孫が設立したルイ・ブレゲ航空機社にも納めています。しだいに航空用時計は、積算計やタキメーターを装備したクロノグラフになり、それらはパイロットが装着したり、コックピットのダッシュボードに取り付けられたりしました。
ブレゲは、その後もさまざまな航空機会社や航空関連会社に完成度の高いクロノグラフを販売しました。しかしながら、ブレゲのパイロットウォッチの歴史の最も重要な1ページを開いたのは「タイプ XX」でした。

1950年代初頭にフランス国防省は、空軍用の腕時計クロノグラフを大量購入することを目指して時計の仕様書を作り、それがすなわち「タイプ 20」と呼ばれるものでした。
経験豊富なブレゲはこの計画に関心を示し、軍でいち早く公式採用されることになるモデルを作り上げます。時は1954年、腕時計「タイプ XX」の伝説が幕を開けたのは、まさにこの年だったのです。
クロノグラフを搭載したパイロットウォッチとして発表された「タイプ XX」は、クロノグラフに《リスターティング・フライバック》というこの時計の代表的な特徴をなす機能があります。《リスターティング・フライバック》は、リセットボタンを1 回押すだけでクロノグラフ機能をゼロに戻して再スタートが可能です。これによってパイロットや乗組員は、連続する複数の計測を実行することができます。

ここで明確にしておいたほうが良いのは、ブレゲの台帳では軍用モデルは「タイプ 20」、民間用モデルは「タイプ XX」と呼ばれていた点です。クロノグラフ「タイプ XX」は、第3世代まで続いて発表され、各世代で展開するさまざまなバリエーション・モデルは、今やコレクターたちの垂涎の的になっています。



タイプ 20 オンリーウォッチ 2019
ブレゲは、時計製造と航空に敬意を表し、1950年代のパイロットクロノグラフ「タイプ 20」を、デザインもメカニズムの点でも原型を忠実に再現する復刻版をユニークピースとして作りました。



ステンレススティールのケースは、歴史的モデルと同じく直径38.30㎜を採用し、独特のカーブを描き、側面が斜めにカットされた形状のラグ、《ポワル》というペアシェイプのリュウズなど、フランス空軍や海軍航空隊に供給された第1世代の軍用モデルの典型的な特徴を備えています。さらに正確な再現を期すために、この新しいモデルには、コインエッジを施した両方向回転ベゼルや飛行中の計算に用いる三角マーカーもあります。

新作のダイヤルは、当時販売されたブロンズカラー・ダイヤルの非常に希少な民間用や軍用モデルから着想しています。ブラック・ダイヤルが長年日光を浴びてブロンズに変色したイメージです。「タイプ 20 オンリーウォッチ 2019」は、スモールセコンドと30分積算計が配されています。あらゆる条件のもとで視認性の高いダイヤルはまた、「タイプ XX」の歴史的なモデルと同じ針を組み合わせ、大きなアラビア数字と針にスーパールミノバが施されています。
「タイプ 20 オンリーウォッチ 2019」と空軍用に作られた歴史的モデルとの注目すべき相違点は、12時に記されたブレゲのサインです。

「タイプ 20オンリーウォッチ 2019」は、もとになったモデルのビジュアルを忠実に再現しているのと同時に、ムーブメントもまたそうなのです。径13リーニュのヴァルジュー235は、1950年代に使われていた径14リーニュのヴァルジュー222から直接派生したものです。手巻でコラムホイールが備わるこのクロノグラフのエボーシュは、各部のプロポーションも機能も原型と同じ「タイプ 20 オンリーウォッチ 2019」に搭載するために、稼働状態に修復されました。もちろんこのムーブメントには《リスターティング・フライバック》機能があります。この機能がなければ、本物のパイロットクロノグラフ「タイプ 20 」にはなりえません。

さらにまた、「タイプ 20 オンリーウォッチ 2019」の裏面は、オリジナルと同様に、ステンレススティールのスクリューバックで、30mの防水性があります。この特別な時計のオーナーは、ケースバックに“Breguet Type 20 Only Watch 2019 Pièce Unique” の刻印を目にすることでしょう。このモデルは飛行機の翼の形をしたボックスに収めて販売される予定です。




【タイプ 20 オンリーウォッチ 2019】
SPECIFICATIONS OF THE WATCH(オンリーウォッチ2019のためのユニークピース)
RÉF. 2055ST/Z5/398


Case:
ステンレススティール、ラウンド形。プレーンステンレススティール、ラウンド形。プレーンなケースバックになケースバックに «« Breguet Type 20 Only Watch 2019 Breguet Type 20 Only Watch 2019 PiPièèce Uniquece Unique»»の刻印。ケース径の刻印。ケース径38.3038.30㎜、ケース厚㎜、ケース厚13.9013.90㎜。両方向回転ベゼル、飛行中の計測に利用でき㎜。両方向回転ベゼル、飛行中の計測に利用できる三角マーカー付き。丸みをつけたラグ。ペアシェイプる三角マーカー付き。丸みをつけたラグ。ペアシェイプのリュウズ、のリュウズ、33気圧(気圧(30m30m)防水。)防水。

Dial:
ブロンズカラー。ブロンズカラー。BreguetBreguetのサイン。蓄光のアラのサイン。蓄光のアラビア数字インデックス。ビア数字インデックス。33時位置に時位置に3030分積算計、分積算計、99時位時位置にスモールセコンド。センタークロノグラフ針。針に置にスモールセコンド。センタークロノグラフ針。針に蓄光塗料。蓄光塗料。

Movement:
手巻。コラムホイール搭載クロノグラフ、手巻。コラムホイール搭載クロノグラフ、リスターティング・フライバック機能付き。番号とリスターティング・フライバック機能付き。番号とBreguetBreguetのサインを刻印。のサインを刻印。Cal.Cal.ヴァルジューヴァルジュー232355。径。径1313リーニュ、リーニュ、1717石。石。4545時間パワーリザーブ。部品数時間パワーリザーブ。部品数183183個。個。インライン・スイスレバー脱進機。ひらひげゼンマイ。インライン・スイスレバー脱進機。ひらひげゼンマイ。振動数振動数3Hz3Hz(毎時(毎時21,60021,600振動)。振動)。

Strap:
カーフレザーストラップ。カーフレザーストラップ。




ブレゲについて
アブラアン-ルイ・ブレゲ(1747-1823) によって1775年に創設されたブレゲは、時計製造の分野で唯一無二の地位を占めています。
トゥールビヨンやゴングスプリング、パラシュート耐震装置、ブレゲひげゼンマイなどを開発し、数多くの発明で名を馳せたアブラアン-ルイ・ブレゲは、その独創性や才能がヨーロッパ各国の王室で高く評価されました。1815年には、フランス国王ルイ18世から王国海軍省御用達時計師に任命されます。ここからブレゲのナビゲーションに関わる専門技術の長い歴史が幕を開け、最初は航海用の、次に航空用の時計へと展開しました。 www.breguet.com
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