「アトモス568」by マーク・ニューソン 最新のコラボレーションを東京で祝う

 From : JAEGER-LECOULTRE (ジャガー・ルクルト )
「アトモス568」by マーク・ニューソン
最新のコラボレーションを東京で祝う



左:デザイナー、マーク・ニューソン    
右:ジャガー・ルクルト クリエイティブ  ディレクター、
ヤネック・デレスケヴィクス
  
「アトモス568」 by マーク・ニューソン



2017年2月23日  東京 ―  空気を動力源として時を刻む、技術と美を完璧に調和した傑作。
このジャガー・ルクルトのアイコニックな置時計アトモスの新作「アトモス568」 by マーク・ニューソンが、都内で発表されました。今回の新作は、現代アーティストの中でもっとも影響力のあるデザイナーのひとり、マーク・ニューソンとの 3度目のコラボレーションとなります。  
 
アートピースとも言える「アトモス568」 by マーク・ニューソンにふさわしい、都内のエクスクルーシブなロケーション では、本国から来日したクリエイティブ・ディレクターのヤネック・デレスケヴィクスからゲストへのご挨拶の後、 ヤネックとマーク・ニューソンによるプレゼンテーションが行われ、100 名以上のプレス関係や VIP がそのアトモスの 機構の希少性や、デザインのこだわりを直接聴く機会となりました。
 
2008年以来取り組んでいる、ジャガー・ルクルトとマーク・ニューソンによるコラボレーション。
今回、マーク・ニューソンは再び自らのイマジネーションを、宙に浮かぶようなデザインの置時計で表現しています。
それは、アトモス本来のアイデンティティに忠実でありながら、現代的な精神を見事に演出しています。このタイムレスなデザインは、マーク・ニューソンの才能と、ジャガー・ルクルトの熟練の職人たちの技巧の融合であり、あらゆる意味で時に挑むような置時計を生み出しました。透明感のある美しさと、デリケートなシンプルさを備えた 「アトモス568」 by マーク・ニューソンは、静謐に包まれ、滑るように時を動かすショーケースを提供します。



「アトモス 568」 byマーク・ニューソン
時間、純粋さ、シンプルさ

これは、魅力的かつ実り多いコラボレーションのストーリーです。2008年以来、ジャガー・ルクルトとデザイナーのマーク・ニューソンは、互いの専門知識を集め、クリエイティブなエネルギーの火花を散らしながら、共にアイコニックなアトモスの新しい独自の解釈に取り組んできました。そして今年、マーク・ニューソンは再び自らのイマジネーションを、宙に浮かぶようなデザインの置時計で表現しています。それは、アトモス本来のアイデンティティに忠実でありながら、現代的な精神を見事に演出しています。彼とグランド・メゾンの共同作業により、球形のバカラクリスタルの下で息づく、 驚くべき透明感を持った傑作が生まれました。 
 
デザイン、高度な職人技、伝統が出会う場所
その高い評価とは裏腹に、謙虚なデザイナーであり、かつ人気のあるオブジェクト・クリエーターでもあるマーク・ ニューソン、そして伝説的な置時計。この置時計は、微妙な温度の変化を動力源とするため、音がせず、静かに時を刻みます。そして、レオナルド・ダ・ヴィンチや、人々が昔から憧れてきた半永久的に動き続ける機構で作動します。  
この最新のコラボレーションでは、アトモスの外観とその一部が、才能豊かなデザイナーにより新たに解釈されています。彼は無駄をそぎ落とし、完全な透明度のクリスタルを球形にして、そのエッセンスとアイコニックなステータスを 際立たせました。 
 
マーク・ニューソンは、この置時計への想いを、次のように語っています。
「アトモスのデザインを依頼され、感激しました。私が少年の頃初めて目にして以来、大好きなタイムピースだったからです。私にとってアトモスは、複雑で神秘的なオブジェクトであり、永久ムーブメント、もしくはそれに近いムーブメントで駆動しているように見えました。これが機能するには不変の環境が必要です。まるで生き物のようで、アトモスが自分の存在を感じているような気持ちになり、奇妙な安らぎを得るのです。」
 
 
無駄をそぎ落としたムーブメントの簡潔さ
すべては軽さと透明度と簡潔さです。一見したところ、アトモス  568  byマーク・ニューソンで目を引くのは、時計のメカニズムが自由にまるで宙に浮いたように見えるところです。しかし実際には、ムーブメント後部にある固定された部品により時を刻む機構なのです。 
 
非常にシンプルなダイヤルが、視認性を高めています。透明のガラスの中央を光が通過するにもかかわらず、常に外方向に面し、ミニッツサークルの強調された転写式のブルーのアラビア数字により、読みやすさが保たれています。
シンプルにするために、月を示すマーカーが、シースルーダイヤルの一部を形成するようにデザインされています。
錘は、視界から消えるように綿密にデザインされており、マーク・ニューソンが選んだブルーとの調和を考えて採用された針を完璧に動かします。アトモスならではの特徴は、同心縞で装飾され、非常に滑らかに仕上げられたディスクに、ホワイトの月と青空をあしらったムーンフェイズ全体が見えることです。 
ムーブメントの裏は、伝統的なアトモスの置時計では3時位置に配される機構を4時位置におくことで、シンメトリーを生み出しています。クロスの形に新しくデザインされ、ブラッシュ仕上げを施したメンブレン(膜)式受けは、蛇腹の優れた効果を示しています。時計の名前には選りすぐりのブルーの色彩を使用。マーク・ニューソンのトレードマークであるオレンジを使った、控えめなシグネチャーと調和しています。

間近で観察すると、連続する光の仕掛けが施されていることが分かります。この仕掛けは、マニュファクチュールの職人により考案されたムーブメント、そしてマーク・ニューソンが新たにデザインしたパーツの一部により実現しています。非常に現代的なデザインのマットなサテンをブラッシュ仕上げで加工。光沢感のあるエリアがいくつもあり、クリスタルを通して光が差し込むと、光り輝くレリーフ効果が現れます。最新デザインの回転軸は、マットな歯の表面と光沢のあるくぼみで構成された溝を備えており、これが前後に回転することで、太陽の光を反射し、見事な繊細さを備えた美しい模様を創り出します。クラフトマンシップの真髄である、もう1つのムーブメントの可動部品である表側には、艶のない外側と光沢のある深い部分を際立たせた、対照的な仕上げの同じ仕掛けが施されています。
 
 
光のショーケース
ムーブメントから目を離すと、ムーブメントを収納するキャビネットの洗練されたエレガンスと物質性を感じさせない透明感に感銘を受けます。ニューソンは、曲線的な立方体ともいえる球形の素材として、彼が好んで使用しているその美しさと独特の仕上げが特徴的なクリスタルを選びました。クリスタル製造の最先端を行くバカラのようなガラス工房だけが製作に必要な技術を有しており、長年に渡る研究なしには、クリスタルを部分的にわずか13mmまで薄くすることは不可能でした。
 
クリスタルのキャビネットは、その中にある時計に光を取り込むとともに、光の反射を活かした繊細な仕掛けを創り出し、見た目に楽しい効果を生みます。滑らかで均一な表面を加工することは簡単ではありませんが、このクリスタルは実に美しい仕上りになっています。厚みのあるベースを組み合わせた、球形の洗練された曲線は、バカラの職人により完璧に作り上げられたもので、光のクッションのような、流れるような調和のとれた効果が与えられています。 
 
時計の安定感を生む厚みのあるベースを採用し、ムーブメントに接しているため振動が伝わるガラス壁をしっかりと支えます。時計は、クリスタルのキャビネットに収納されているため、ボトルに入った船のように、実際よりも大きく見えます。 
 
 
置時計の限界への道のり
アトモスの究極の透明性に興味を刺激され、好奇心とともにその側面に目を移すと、複雑な輪列に驚きます。この時計のすべての謎が、目の前に現れるのです。1928年に発明されたこの時計は、気温が上がると膨張し、下がると収縮する性質を持つ混合ガスを封入した密閉カプセルにより、人の手が一切介在することなく動いています。
カプセルは、時計のゼンマイ運動と連動してアコーディオンの蛇腹のように変形し、置時計のムーブメントを巻き上げる仕組みになっています。気温がわずか1度変化するだけで、およそ2日間分のパワーリザーブが供給されます。
輪列は完璧にデザインされており、時計の最適な動きを妨げる可能性があるオイルを差す必要がありません。
 
マーク・ニューソンの才能とジャガー・ルクルトの職人の融合が、このタイムレスなデザインの、あらゆる意味で時 に 挑 む よ う な 置 時 計 を 生 み 出 し ま し た 。 透 明 感 の あ る 美 し さ と デ リ ケ ー ト な 簡 素 さ を 備 え たアトモス 568  byマーク・ニューソンは、静謐に包まれ滑るように時間を動かすショーケースを提供します。


【お問い合わせ先】
ジャガー・ルクルト
Tel.0120-79-1833
www.jaeger-lecoultre.com