セイコーの次世代育成プログラムが経済産業省「STEAMライブラリー」で公開~時計を通して「社会課題の解決」「未来の価値創造」を探究する教材が全国の学校で自由に使用可能に

 From : SEIKO (セイコー )



セイコーの次世代育成プログラムが経済産業省「STEAMライブラリー」で公開~時計を通して「社会課題の解決」「未来の価値創造」を探究する教材が全国の学校で使用可能に



セイコーホールディングス株式会社の、「時計の技術革新を学び、未来の『豊かな時』を探究する」をテーマとするプログラム教材が、経済産業省のウェブサイト「未来の教室」STEAMライブラリー(※註)で、3月より公開されました。



当プログラムは、セイコーがグループマテリアリティに特定する「次の世代の育成・支援」の取り組みの一環で、古代から現代までの時と時計の歴史や、様々な分野で展開する時計を、セイコーの社員ナビゲーターが紹介する4本のムービーと、思考を深めるためのワークシート資料からなり、小・中・高等学校での授業や個人学習の教材として自由に活用できます。
セイコーの教材掲載ページ:https://www.steam-library.go.jp/content/111



■セイコーが開発したSTEAM教材の特徴
 セイコーの教材は、誰にとっても身近な「時」をテーマに、時計を通して①社会のニーズ ②課題解決への挑戦 ③価値観の多様化 ④持続可能な社会 の4つの視点を学び、未来の「豊かな時とは何か」を探究する内容です。動画で学んだ後、自分の興味分野を起点にワークシートでさらに探究を深められる構成になっています。STEAM教育が目指す、教科横断で学習し、学校教育と社会を結びつける教材として、子どもたちが「ワクワクする気持ち」を軸に探究できるよう設計しました。興味がある分野は、学年の壁を越えて探究していくことができます。



140年以上の間、時計の技術革新をベースに社会課題の解決に挑戦し、社会に求められる製品を作り続けきたセイコーの技術は、現代の社会における「当たり前」を支えています。セイコーは、この教材を通してものづくりの中にある「挑戦の歴史」を子どもたちに伝え、未来の「豊かな時とは何か」を問いかけることで、子どもたちの「課題の発見・解決」や「未来の価値創造」につながる資質・能力の育成に貢献し、未来につなげていくことを目指しています。



■セイコーが経済産業省「未来の教室」STEAMライブラリー事業に参画した背景
 セイコーは、子どもたちにわくわくする体験を届け、豊かな未来を育む教育CSR活動として、2017年から東京都内を中心に、小学校で時計教室などの出張授業「セイコーわくわく教室」(https://www.seiko.co.jp/csr/society/community/school/)を行っています。今年度、グループマテリアリティに特定する「次の世代の育成・支援」の取り組みとしてSTEAMライブラリー事業のコンテンツ制作事業者に応募し、採択されました。全国の学校が教材を使用できるSTEAMライブラリー事業への参画により、活動の対象年齢を中高生に拡大し、また地域間の格差なく授業を届けていきます。
セイコーは今後も、次世代育成活動の取り組みを拡げ、SDGsの達成に貢献していきます。


(※註)経済産業省「未来の教室」STEAMライブラリー事業:
「STEAM」とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Arts(人文社会・芸術・デザイン)、Mathematics(数学)の分野で、「より学際的で、創造的社会的な学び」を目指す現代の世界共通の教育理念です。経済産業省では、「未来の教室ビジョン」で今後の教育改革の重要な柱の一つとして「学びのSTEAM化」を掲げ、STEAMライブラリー事業に取り組んでいます。
参照:経済産業省「STEAMライブラリー」構築事業に関するニュースリリース:
https://www.meti.go.jp/press/2020/10/20201027002/20201027002.html



【経済産業省「未来の教室」STEAMライブラリー掲載 セイコー教材概要】

■ テーマ :
時計の技術革新の歴史を学び、未来の「豊かな時」を探究する

■ 目次  :
一限目:人類と時の関わり ~社会のニーズを捉える~
二限目:時計技術の発展  ~課題解決のためのものづくり~
三限目:時計の様々な価値 ~価値観の多様化~
四限目:動き続ける時計  ~持続可能なものづくり~
五限目:豊かな時とは


■ SDGsテーマ :



■ 掲載URL :
https://www.steam-library.go.jp/content/111