パネライの取り組み~持続可能な社会をつくるためサスティナブルな時計製造にコミット

 From : OFFICINE PANERAI (オフィチーネ パネライ )



持続可能な時計製造にコミット
持続可能性はあらゆるレベルの指針となる要素です。




パネライの時計製造において、その卓越性と粘り強さの精神はあらゆる過程で発揮されます。

気候変動の危機が現実のものとなり、パネライは社内だけでなく、社外へも働きかけて持続可能な社会をつくるために着実に取り組みを拡大していきます。

パネライ エコロジコは、すべてのサステナビリティ活動を取り入れた枠組みで、Buildings、Processes、Products、Partnerships、Peopleの5つの柱に分類しています。

パネライのマニュファクチュールおよび本社オフィスなど、オペレーションを収容している建造物は、最高水準で環境へ配慮しています。非常にモダンな建物で、いつくかのリサイクルプロセスを実施することにより二酸化炭素排出量をゼロに削減しています。さらに再生可能資源のインテリジェントな使用方法として、雨水の再利用(年間225,000リットルの水を節約)と時計製造プロセスに供給する電力を水力発電により100%賄っています。

しかし、それだけではありません。建物内部の温度のバランスを保つために、36の地熱センサーとポンプ、そして水を加熱するエネルギーとして空気圧縮機によって生成されるリサイクルエネルギー、太陽の力を利用するためのソーラーパネル(暖房システムの出力に15%貢献)が設置されています。これにより外部からの電力を使用せず、年間65,000リットルの燃料を燃やさずに済んでいます。

2012年からRJCのメンバーであり、2014年からCOP(行動規範)の認定を受けているパネライは、独創的な素材と鍛造プロセスの最前線に立ち、さらにリサイクルの限界を超える一歩を踏み出しました。

特にさまざまな産業からのスクラップ鉄を100%リサイクルして得られたeSteel™は、次世代金属で、従来のスティールから置き換えることによって、時計製造によって排出される二酸化炭素量が大幅に削減されます。

パネライにとって、想像力をかき立てる時計を作ることは、ブランドの要です。洗練された機能とそれに合わせる素材の両方を通じてその目的を達成します。2021年、パネライは最高のコンセプトウォッチであるeLAB-ID™を発表しました。リサイクルベースの素材が占める割合は、これまでにないレベルです。しかもパネライは、その構成部品などを独占しませんでした。それどころか、パネライはサプライヤーに関する情報を公開しました。持続可能な時計製造の機会を広げるために、時計業界全体が同じものにアクセスできる必要があることを認識しているからです。より環境を意識した計画として、2025年までに、コレクションの30%をリサイクル素材を使用して製造することを掲げています。

その歴史が水中探査と密接に関連しているブランドとして、パネライにとって海を健全な状態に保つことは非常に重要です。海洋環境保全に積極的に関与するために、ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC-ユネスコ)とのパートナーシップを開始し、持続可能な開発のための海洋科学の10年(2021-2030)、オーシャンディケイドをサポートします。

この2年間のコラボレーションは、教育、市民科学、業界の関与に焦点を当てます。まずは教育の分野で、パネライは世界的なキャンペーンを開始しました。世界で最高の100の大学の学生に、高級ブランドがどのように持続可能性に向けて地球のための力になることができるのか、真剣な取り組みを伝えます。カリキュラムはプラスの影響を示し、できるだけ多くの人を具体的な行動に巻き込みます。

「海洋リテラシーは、一般の人々に情報を提供するだけではありません。人々が環境保全に取り組むアクティブな仲間になることを可能にします。変化をもたらし、知識を行動に移すことができると感じることができます」とIOCのプログラムスペシャリストのフランチェスカ・サントロは言います。「パネライのような企業は大きな影響を与える可能性があります。環境のために彼らが商品を生産する方法を変えるだけでなく、それを伝えることによって、これらの目標の重要性が広く社会に知られることになるでしょう。」

「私たちは企業として、積極的に行動し、今すぐ必要とされていることをサポートする責任があります。私たちの惑星を保護するのを助け、すべての人が直接行動を起こすことを可能にします。一緒に取り組む人が増えるほど、より良いものになります。」とCEOのジャンマルク・ポントルエは述べています。

個人個人が思慮深くその行動を改善することで、全体として大きな効果をもたらします。そのために、パネライは従業員にも環境に貢献することを奨励しています。 「People」の柱を中心にした「Do It Together」はパネライのボランティア活動への従業員の参加を促進するイニシアチブです。ブランドはまた、海洋浄化の取り組みに貢献するためにプラスチック収集日を開催しています。さらにパネライは南アフリカの教育NGOであるイミバラを支援しています。奨学金により、学生が国際的な視野で取り組むことを可能にします。気候変動を克服するためには、心の広い、国境を越えたリーダーシップが必要だからです。



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[Panerai]
1860年にフィレンツェで時計店、時計工房、時計技師学校として創業し、長年イタリア海軍、主に特殊潜水部隊に精密機器を納入してきた歴史をもちます。ルミノールやラジオミールを含むパネライが開発した製品は、イタリア海軍の軍事機密として長く門外不出とされてきました。リシュモングループの傘下に入り、国際市場にデビューしたのは1997年のことです。
今日ではヌーシャテルに自社工場を構え、ムーブメントの開発から製品製造まで一貫して行うマニュファクチュールブランドへと成長しました。イタリアのデザインとスイスの卓越した時計製造技術を融合させたパネライの時計は、世界中の正規代理店と直営ブティックにて取り扱っています。