ショパール「L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション」~ “ヴァニタス”のテーマにインスピレーションを得て、 アーティスティックな至高の職人技が映える文字盤を備えたジャンピングアワー搭載の機械式時計

 From : Chopard (ショパール )




ショパール「L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション」  “ヴァニタス”のテーマにインスピレーションを得て、 アーティスティックな至高の職人技が映える文字盤を備えた メゾン ショパールが誇るジャンピングアワー搭載の機械式時計




ショパール マニュファクチュールは、ニューヨークの現代美術館スイス・インスティテュートが主催するウォッチ・オークション「TimeForArt」を記念した特別モデル、ジャンピングアワーを搭載した比類なきタイムピースを発表します。「L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション」は、メゾンのL.U.Cコレクションのピュアなラインを継承したユニークピースで、“ヴァニタス”のテーマにインスピレーションを得た、スタイリッシュなスカルモチーフの彫刻が施された文字盤を備えています。40mm径の18Kエシカルローズゴールド製ケースに収められた革新的な超高性能ムーブメント「L.U.C 98.06-L」は、ショパール マニュファクチュールが誇る独自技術である“ショパール クワトロ テクノロジー”によって4つの香箱を備え、ジャンピングアワー搭載ウォッチとしては異例ともいえる最長8日間のパワーリザーブを保有しています。マニュファクチュールの職人の芸術的技巧を駆使し、ムーブメントの製作から6時位置の時表示小窓を配した文字盤の製作に至るまで、その全工程がメゾン内で行われました。その洗練を極めた装飾は、誉れ高いジュネーブ・シールの認証を取得しています。


©Federal-Studio

革新的技術: “ショパール クアトロ テクノロジー”による驚異的なパワーリザーブを誇るジャンピングアワー搭載ウォッチ

2021年、ショパール マニュファクチュールは、ジャンピングアワーを搭載したメゾン初のタイムピース「L.U.C クアトロ スピリット 25」を発表しました。このモデルによってコレクターから高い評価を得たジャンピングアワー機構は、TimeForArtを記念した今回のユニークモデルにおいても採用され、優れた技術と大胆なデザインが相俟った端正な解釈を見出しています。伝統性と現代性が融合した18Kエシカルローズゴールド製ケースは、メゾンの創業者であるルイ‐ユリス・ショパールがかつてデザインした懐中時計のハンターケースから着想を得て、丸みを帯びた魅力的なフォルムを描いています。

このタイムピースに搭載されたムーブメント「L.U.C 98.06-L」は、通常多くのエネルギーを消費するこのカテゴリーのウォッチでは極めて珍しく、最長で8日間のパワーリザーブを保有します。ジャンピングアワー機構による時表示ディスクの回転に多くのエネルギーを要しながらも、独自の“ショパール クアトロ テクノロジー”を駆使した2組の積載式二重香箱(4つの香箱)によって、190時間を超えるパワーリザーブを確保しています(ジャンピングアワー機構が非搭載だった場合、216時間のパワーリザーブの確保が可能)。

シースルーのケースバック越しに姿を見せる、厚さわずか4.85mmの機械式手巻きムーブメントは、極めて複雑な構造を持ちながら、高い信頼性と精度を保証しています。ヒゲゼンマイの先端は、数少ない真の高級機械式時計のマニュファクチュールだけが保有する技術であるフィリップス外端曲線を描き、調速機構の振動を正確に制御します。また、ムーブメントは時計を細かく調整できるスワンネックレギュレーターも備えています。

ヴァニタス:過ぎ行く時のはかなさ

「L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション」の文字盤に描かれている、メキシコの祝祭「死者の日」のミステリアスな「カラベラ(頭蓋骨)」から着想を得たモチーフは、絵画に広く見られる「ヴァニタス(寓意画)」という普遍的なテーマを表現しています。これは避けられない時の経過を常に想起させる存在であり、このモデルでは時計を見る人に人生の短さとはかなさを思い出させるために解釈されています。ショパールが過去のスペシャルエディションで採用したことのある慣れ親しんだテーマです。



芸術的職人技: すべて手作業による彫刻が施された大胆なデザインを纏う文字盤

内部のみならず外観にも気品が漂うタイムピース「L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション」は、手作業による彫刻が施された美しい文字盤を備えています。



文字盤のホワイトゴールドのベースには、最初に放射状のパターンの装飾が施されます。彫刻職人がスクライバーで基準となる数本の線を描き、次に彫刻刀を用いて放射光の溝を刻み込みます。この規則的な同心円を描くラインは、死者の道を照らして現世への回帰を導く太陽光線を彷彿とさせます。続いて、丸ノミを使用して、厚さ1mmの文字盤に頭蓋骨とクロスボーンのモチーフの輪郭を立体的に描きます。描かれたパーツやディテールは、丸ノミや彫刻刀に加えて研磨器を使用して素材を削り、浮き彫りに仕上げられます。



文字盤のカラベラ部分はグラスファイバーでサテン仕上げが施され、その他の装飾部分は、研磨ペーストを塗布したツゲのスティックを用い、手作業で研磨されます。カラベラの眼窩部分を取り囲む花びらは、ダイヤモンドペーストを使用して研磨されることで輪郭部分に光沢が与えられ、さらに内側部分はマットに仕上げられることで窪みの奥行き感を再現します。



最後に、文字盤の表面を薄いシルバーの層でコーティングをした後、エーテルでシルバーを酸化させ、窪みを黒くしてモチーフを際立てます。職人が刷毛でエーテルを塗布すると、文字盤の表面に液体が広がります。隆起した面はレタッチが施され、シルバーの輝きを回復させるのに対し、酸化によって黒くなった窪んだ部分はそのままに残します。職人の繊細かつ鋭敏な視線を通して行われるこの作業によってディテールが豊かに彩られ、文字盤に生命が宿ります。この文字盤の製作作業は4週間にもおよび、忍耐と粘り強さ、そして緻密さが不可欠です。

 

時表示小窓は、時間が切り替わる瞬間の眺めを分針が妨げないように、6時位置のカラベラの開いた口の中に配されています。小窓のフレームはホワイトゴールド製で、ホワイトをバックに時を表示するブラックの大きなアラビア数字のシンプルな装いを引き立てています。

精度: ジュネーブ・シールの認定を取得した仕上げ装飾

「L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション」に施された装飾は、ジュネーブ・シールの認定を取得しており、そのクオリティの高さがうかがえます。最高品質を追究するための厳格な基準が定められているジュネーブ・シールは、あらゆるオート・オルロジュリー・メゾンにとって垂涎の認定ラベルです。時計のメカニズムの卓越性に加え、美的観点においても完璧性が要求され、ごく少数の時計にしかその認定は与えられません。また、ジュネーブ・シールは、ムーブメントおよび時計全体の品質、精度、信頼性を保証するだけでなく、部品の組み立てもオート・オルロジュリー発祥の地であるジュネーブ州で行われたことを証明しています。

ヘリテージとトラディションの融合: L.U.C コレクション 25年間の歩み

1996年以来、ショパール マニュファクチュールは時計製造のノウハウを継承し、その創設者であるカール-フリードリッヒ・ショイフレの優れたビジョン――イノベーションの追究、そして1860年にメゾンを創業したルイ-ユリス・ショパールの時代から脈々と受け継いできた真の「アルチザン オブ ウォッチメイキング エモーション」というヘリテージを継承していくコミットメント――を反映させてきました。

ムーブメントの開発から、完成品のデザイン、ゴールドの鋳造、ケースとムーブメント部品のスタンピングと加工、手作業による伝統的な彫刻と装飾、グラン・フー・エナメル、表面の処理、研磨、組立て、調整および品質検査――。ショパールはL.U.Cコレクションのタイムピース製作に関するすべての工程をスイスのジュネーブとフルリエにある自社の工房において行っています。

熟練職人の匠の技が駆使されたタイムピースは、そのシンプルかつ端正なデザインによって高度なメカニカルの洗練美を表現し、それを着用するにふさわしい現代のジェントルマンのエモーションを掻き立てます。芸術や専門的技術、ウォッチメイキングをこよなく愛する彼らは、大胆かつ情熱的に自らの人生を邁進します。

TimeForArt

今回メゾンが発表したユニークなアートウォッチ「L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション」は、世界屈指の時計職人が手掛ける卓越したタイムピースのオークション・イベント「TimeForArt」に出品されます。その売上金の100%は、スイス・インスティテュートの展示会、一般向け養成プログラム、無料のコミュニティワークショップを通じて、優れた先見の明を持つ現代芸術家の支援に利用されます。年間を通じて、TimeForArt は時計の世界とビジュアルアートの交流プラットフォームを提供しています。

ショパールの共同社長を務めるカール-フリードリッヒ・ショイフレは、この類まれなコラボレーションについて次のように説明しています。「アートの愛好家であり、ウォッチメイキングに日々勤しんでいる私にとって、TimeForArtは非常に魅力的であり、またショパールの価値観に添うイベントでもあります。また、高度な熟練技術を持つメゾンの職人と、アートを支援するプロジェクトとを結び付けることができるこのイベントの趣旨に大いに賛同しています。私どものアトリエには、マニュファクチュールが四半世紀にわたり培ってきた個別のアプローチと統合されたスキルセットにより、オート・オルロジュリー タイムピースの製造に不可欠な高度な専門技術を習得した素晴らしい職人たちで構成されたチームがいるのです」。



【技術仕様】
L.U.C クアトロ スピリット 25 TimeForArt エディション
Ref. 161977-5003
18Kエシカルローズゴールド製ユニークピース

[ケース]
18Kエシカルローズゴールド
外径 :40.00 mm
厚さ :10.30 mm
防水 :50m
・L.U.Cのロゴが刻まれた18Kローズゴールド製リューズ 7.00 mm
・バーティカルサテン仕上げのミドルケースとラグ
・ポリッシュ仕上げのベゼル&ケースバック
・反射防止加工のサファイアクリスタル
・シースルーバックに“Time For Art Unique Piece”の特別な刻印

[ムーブメント]
機械式手巻きムーブメントL.U.C 98.06-L
部品数 :240
外径 :31.80 mm
厚さ :4.85 mm
石数 :42
振動数 :28,800振動/時(4Hz)
パワーリザーブ :192時間(8日間)
・ジャンピングアワー
・4つの香箱 - 独自に開発されたショパール クアトロ® テクノロジー
・コート・ド・ジュネーブ装飾とゴールド仕上げのエングレービングを施したブリッジ
・スワンネック緩急針
・フィリップス外端曲線を描くヒゲゼンマイ
・ジュネーブ・シール品質証明

[文字盤と針]
手作業でカラベラモチーフの彫刻を施した18Kエシカルホワイトゴールド製文字盤
ゴールド仕上げのドーフィンフュゼ型分針
ゴールド仕上げのバトン型パワーリザーブ表示針

[機能と表示]
6時位置の小窓に瞬時の時表示
中央に分表示
時計裏面にパワーリザーブ表示
秒停止機構

[ストラップとバックル]
手縫いのマットブラックのカーフスキンストラップ、グレーのチェーンステッチ、濃淡のついた同系色のカーフスキンライニング
ポリッシュ仕上げとサテン仕上げの18Kエシカルローズゴールド製ピンバックル

限定:TimeForArtエクスクルーシブモデル


WEBサイト: https://www.chopard.jp/ 
オフィシャルInstagram:https://instagram.com/chopard/   
オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/ChopardJP  
オフィシャルLINE ID:@chopard



[ショパール]
1860年に創業し、“アルチザン・オブ・エモーション”を標榜するメゾン ショパール。そのコンテンポラリーでエシカルな作品の中には、伝統的なウォッチメイキングのノウハウと代々受け継がれてきた匠の技が息づいています。無限の創造性を育みながら、メゾン独特の雰囲気を醸すショパールのコレクションの中から、人々は、自分だけのプレシャスな作品を見つけることができます。情熱的で経験豊富なメゾンのアルチザンたちの熟練技術が、クラフツマンシップを至高のレベルに引き上げます。さらに、ショパールでは、製品への倫理的価値を尊重し、2018年7月より、メゾンが製造する全てのウォッチ&ジュエリーに100%エシカルゴールドを使用することを宣言しました。これは、ウォッチ&ジュエリー業界において初の試みとなりました。
現在ショパールは、ショイフレファミリーによる経営のもと、3カ所の生産拠点で、50以上もの専門職種を習得し、技術の研鑽とそのノウハウの伝承が日々行われています。また、メゾン ショパールは、様々な文化的イベントとのパートナーシップを提携しています。1998年以来、カンヌ国際映画祭のオフィシャルパートナーを務め、1988年からは伝説のクラシックカーラリーであるイタリアの1000 Migliaのオフィシャルタイムキーパーを務めています。