ショパール「L.U.C XP 漆 卯年」~ 88本のリミテッドエディション、18Kエシカルローズゴールド製

 From : Chopard (ショパール )

あと一日早くリリースをいただければ、兎年時計の一挙紹介には入れなかったのですが、正式プレスリリースが配信されましたので、改めて掲載します。





中国暦の新年に捧げる「L.U.C XP 漆 卯年」 88本のリミテッドエディション、18Kエシカルローズゴールド製~漆技法が希望に満ちた月に照らされるウサギを美しく演出



ゴールドと漆、メカニズムとクラフツマンシップが融合するタイムピース「L.U.C XP 漆 卯年」は、中国歴の干支に着想を得た88本のリミテッドエディションを通じ、癸卯年の幕開けを称えます。外径39.5mm、18Kエシカルローズゴールド製ケースにあしらわれた文字盤は、慎重で俊敏、そして月と深い関わりを持つウサギを際立たせています。漆、金粉、螺鈿が施された文字盤は、古のノウハウを持つ日本の職人によって制作され、高い人気を誇るエディションに象徴と繁栄をもたらしています。65時間のパワーリザーブを誇る自社製ムーブメント「L.U.C 96.17-L」は、ショパール マニュファクチュールの熟練職人が持つ時計製造技術を証明します。


中国では、2023年1月22日から癸卯年が幕開けします。長年受け継がれてきた伝統を重んじるショパールは、毎年、その年の中国歴の干支をあしらったウォッチコレクションを制作してきました。コレクターが常に待ち望むこの作品の特徴は、88本の限定生産、エシカルゴールド製の超薄型L.U.C XPケース、マイクロローターを採用した超薄型自動巻きキャリバー「L.U.C 96.17-L」です。
そして文字盤は、蒔絵技法に特化し、世界に名を馳せる熟練職人によって日本で制作されています。各エディションのバリエーションは、ショパールがその年ごとに文字盤上で表現する干支と関連したモチーフを採用しています。




シンボリックで芸術的な物語
中国春節という観点から、ショパールは十二支の象徴であるウサギと密接に結びついたテーマを提案します。占星术(占星術)から伝わる伝説によると、ウサギは月に住み、女神嫦娥(Chang'e)のお供とされ、慎重さと俊敏さを表象します。癸卯年を特徴づけるエレメントと組み合わさったウサギは、長寿、平和、繁栄を告げます。



日本の熟練漆職人は、満月の下で戯れるグレーと赤毛の2匹のウサギを文字盤に描きました。その背景には、アジア原産の香りのよい低木であるチャイナオリーブの木が点在し、それは成功と成就の象徴としてウサギとしばしば組み合わされます。



デザインはウサギに欠かせないシンボリックなエレメントを集めることで、その力強さ、知性、活力をイメージさせます。2匹の鋭い目つきとピンと立った耳は、ウサギが常に警戒心を抱いている事実を物語っています。




クラフツマンシップへの緻密なアプローチ
伝統と芸術的職人技の継承を重んじるショパールは、日本の一流漆職人と力を合わせています。彼は古の漆技法を駆使して「L.U.C XP 漆」文字盤を制作しています。「L.U.C XP 漆 卯年」にあしらわれる88枚の文字盤は、100年の歴史を誇る山田平安堂で熟練漆職人の小泉三教氏によって制作され、その綿密な作業には160時間という長い時間を必要とします。



蒔絵技法によって、ウルシの木の樹液から抽出された漆の層の間で、金粉が背景を明るく照らします。漆職人はこのデザインのディテールのひとつひとつに注意を払い、リアリズムと叙情的な美を浮かび上がらせています。




精巧を極めた技術
「L.U.C XP 漆 卯年」の39.5mm径ケースは、ショパールがパイオニアとなっている倫理的なルートから調達した18Kローズゴールド製で、スリムなベゼルを採用し、文字盤に大きな開口部を確保しています。優雅なラインを描き、繊細な装飾をまとうこのモデルは、厚さわずか6.80mmの超薄型タイムピースです。


機械的性能
精巧なメカニズムは、厚さ3.30mmの自社製ムーブメント「L.U.C 96.17-L」が司ります。この自動巻きムーブメントは、オフセンターの22Kゴールド製マイクロローターがキャリバーのサイズに応じて組み込まれ、そのローターは優れた慣性で2つの香箱を効率よく巻き上げます。ショパール・ツイン・テクノロジーを応用した積載式二重香箱は、「L.U.C XP 漆 卯年」が65時間のパワーリザーブを確保するのに必要なエネルギーを蓄えます。一度巻き上げると、タイムピースは2.5日間以上、すなわち週末よりも長い時間にわたり、正確な時を刻み続けます。


四半世紀前に産声を上げたクラフツマンシップの物語
「L.U.C XP 漆 卯年」は、カール‐フリードリッヒ・ショイフレの指揮のもと、ショパールがウォッチメイキングにおけるの芸術と伝統を物語るL.U.Cコレクションを生み出した、四半世紀以上前に遡る不断の歴史にその名を刻んでいます。
シリーズ初のモデル「L.U.C 1860」が発表されたのは1997年のことでした。コレクションはフルリエとジュネーブのアトリエで、スイスウォッチメイキングの崇高な伝統に即し、設計、開発、製造、組立て、装飾、認証されたウォッチに搭載した精巧かつ独創的な複雑機構をコンスタントに提供し、年々そのラインナップを増やしてきました。
大胆な「L.U.C XP 漆 卯年」はこの魅惑のストーリーに新たな章を加え、ショパールの比類ない革新性と驚きに満ちた能力を同時に示しています。



88本限定で生産されるこのモデルは、ショパールのウォッチメイキング&デザインコードにおいて、高いコレクション価値を誇る遊び心に満ちた希少なタイムピースとして、長きにわたり記憶に刻まれることでしょう。




【技術仕様】
L.U.C XP 漆 卯年
Ref.161902-5077
88本のリミテッドエディション、18Kエシカルローズゴールド製、卯年の特別な文字

[ケース]
18Kエシカルローズゴールド
外径 :39.50 mm
厚さ :6.80 mm
防水性 :30 m
L.U.Cロゴ付き18Kエシカルローズゴールド製リューズ :4.00 mm
・バーティカルサテン仕上げのサイドとミドルケース
・ポリッシュ仕上げのベゼル&ケースバック
・反射防止加工のサファイアクリスタル
・シースルーバック

[ムーブメント]
機械式自動巻き L.U.C 96.17-L
22Kエシカルゴールド製マイクロローターによる巻き上げ
外径 :27.40 mm
厚さ :3.30 mm
石数 :29
振動数 :毎時28,800回(4 Hz)
パワーリザーブ :65時間
・ショパール・ツイン・テクノロジーを応用した積載式二重香箱
・コート・ド・ジュネーブ装飾を施したブリッジ

[文字盤と針]
漆技法を駆使し、日本でハンドクラフトによって制作された文字盤、卯年の特別な装飾
ゴールド仕上げのドーフィン型時針、分針

[機能と表示]
中央に時・分表示

[ストラップとバックル]
・手縫いのブラックアリゲーターストラップ、ヌバックのライニング
・ポリッシュ仕上げの18Kエシカルローズゴールド製ピンバックル

価格:¥3,597,000(税込)