チャペックが「アンタークティック・コレクション」に新モデルを発表~マジック・グレーの研究成果

 From : Czapek (チャペック)




チャペックは、アンタークティック・コレクションの新しいモデルを発表しました。この新しいスリーハンズのタイムピースは、幾何学的なアプローチによる時刻表示を採⽤しており、最高級の時計製造と仕上げに対する同社の献身的な姿勢を忠実に守っています。



すべての時計は2つの基本的な法則に従っています。ひとつめは力学です。つまり、すべてが文字通り時計仕掛けのように機能する必要があります。ふたつめは、美学であり、これははるかに主観的なものです。時計は視覚的に魅力があり、挑発的で、魅惑的でなければなりません。
チャペックの最新モデルである、 Antarctique Titanium Dark Sector(アンタークティック・チタニウムダークセクター)では、これら2つの要素が完璧なバランスが保たれています。実証済みのキャリバーSXH5により駆動され、ダイヤルは優れた視認性を実現するように設計されています。



アンタークティックのキーポイントはスペースの慎重な生かし方にあります。トラディショナルなミニットトラックが、滑らかなアントラサイトのダイヤルの縁にさりげなく配置されています。
その内側には、5分⽬盛の位置で中断された2つのアーチで形成されるサークルがあります。ソード・シェイプの時針は港に⼊ろうとする船のようにアーチの隙間を指し、分針と秒針は、それぞれのペースでダイヤル上を動き、隙間を⼀瞬埋めます。これにより⼀種のアニメーションが作成され、視覚的な幾何学的配置がわずかに変化します。



『アイデアはシンプルですが、それを実⾏するには高い精度が必要です』と、CEOのザビエル・デ・ロックモーレルは言います。
『ダスキーな文字盤の上で、セグメントからセグメントへ交差する針は、はるか上から見た海岸線のように見えます。文字盤のデザインは、インデックスが各セクター間の空隙になるよう設計されています。(これは、物質を定義するほとんど哲学的な方法です)。このことがこのモデルの名前「ダークセクター」に影響を与えました。これは南極のダークセクター研究所とアムンゼン・スコット基地の南極点望遠鏡SPTを思い起こさせます。南極の空は世界で最も澄んでいて暗いのです。アンタークティック・チタニウムダークセクターは、コレクションに共通のエレガントなケースとブラッシュ仕上げのチタニウム製ブレスレット、官能的な丸みを帯びたリューズガードから自然に生まれました。これらのグレーの色合いがモデル全体にモノクロームな雰囲気を生み出し、ダイヤルの2色、つまり12時位置の赤いドットと秒針の先端を際立たせています。』



アンタークティック・チタニウムダークセクターは、コレクションに共通のエレガントなケースとブラッシュ仕上げのチタニウム製ブレスレット、官能的な丸みを帯びたリューズガードから自然に生まれました。これらのグレーの色合いがモデル全体にモノクロームな雰囲気を生み出し、ダイヤルの2色、つまり12時位置の赤いドットと秒針の先端を際立たせています。
このモデルは、チャペックの堅牢な自動巻きムーブメント、キャリバーSXH5を搭載しています。リサイクルされたプラチナ製のマイクロローターによってドライブされ、最大60時間のパワーリザーブを提供します。



サファイア・クリスタル製のケースバックにより、19世紀の懐中時計のムーブメントを思い起こさせる7つのブリッジを備えた素晴らしい構築美を明らかにしています。ムーブメントの厚みが4.5mmであることは、この新しいモデルがアンタークティック・ファミリーの他のモデルと同様にスポーティでエレガントであることを意味しています。

年間100本の限定生産であるアンタークティック・チタニウムダークセクターは、世界中のチャペック指定販売店、ジュネーブのフラッグシップショップで⼊手することができます。





【仕様】
アンタークティック・チタニウムダークセクター
Antarctique Titanium Dark Sector


チタニウム製ケース
真鍮製、アントラサイトカラーのダイヤル
登録済みのセグメント・デザイン
完全自社製キャリバー
SXH5マイクロローター搭載

FUNCTIONS
-3針時・分表示 センターセコンド

MOVEMENT
-Czapekキャリバー SXH5 :自動巻き3ハンズ
-パワー・ワインディング・システム : リサイクルされたプラチナ製のマイクロローター
-シングルバレルのパワーリザーブ : 約56時間
-バレルのトルク : 8.8Nmm(ニュートン・ミリメーター)
-振動数 : 28,800 VpH (4Hz)
-径 : 30mm(13 ¼リーニュ)
-厚: 4.2 mm
-コンポーネント総数 : 193
-石数: 28
-スイスレバー・エスケープメント : 4つのゴールド製慣性ウエイト(マスロット)を備えたフリースプラング・テンプ
-19世紀のポケットウォッチからのインスピレーションによる7つのスケルトン化されたブリッジ

FINISH
-サンドブラスト仕上げブラックのブリッジ手作業による面取りサイドはストレート・グレイン装飾
-手作業による6つのインワード・アングル

CASE
-チタニウム
-ケース : 40.5(径)x 10.6(厚)mm
-無反射加⼯がなされたグラスボックス型サファイア・クリスタル
-内側に無反射加⼯がなされたサファイア・クリスタル製のケースバック
-防水性 : 120m
-ねじ込み式リューズ
-重さ : 95g

BRACELET
-リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット独自の「イージー・リリース」システムマイクロ・アジャストメント機構
-カーフレザーまたはラバー・ストラップが付属

DIAL
-真鍮製アントラサイトカラーヴルーテ(ビロードのように滑らかな)仕上げ登録済みのセグメント・デザイン
-スティール製、ソード・シェイプの針スーパールミノーバ


【関連 Web Site】
CZAPEK Geneve:
https://czapek.com/

Noble Styling:
http://noblestyling.com/



[Czapek & Cie.社]
FrançoisCzapek(フランソワ・チャペック)は、チェコ生まれのポーランド⼈ウォッチメーカーで、ポーランド暴動に参戦した後、1832年、ジュネーブに逃れました。まもなく彼は自身のアトリエを開き、それから間もない1839年、同郷のAntoine Norbert dePatek(アントワーヌ・ノルベール・ド・パテック)とのパートナーシップを結び、彼をウォッチメイキングの世界に誘いこみました。そのパートナーシップが終了する1845年、彼はCzapek & Cie.(チャペック時計会社)を立ち上げ大きな成功を収めました。そして彼は、ナポレオン3世のお抱え時計師となり、パリのヴァンドーム広場にウォッチメイキングの歴史における最初期のブティックを開きました。また時計関連の書籍も著しましたが、残念ながら、その第2巻が発刊される前に亡くなってしまいました。
チャペックは、エクイティ・クラウドファンディングのおかげで2015年に優れたコレクションとともに復活し、その代表モデルは2016年11月、ジュネーブにて開催されたGrand Prix delʼHorlogerie(ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ)のパブリック・プライズを受賞しました。このコレクションは、1850年代のCzapekの作品からインスピレーションを受けています。美しいエナメル・ダイアルと7⽇間のパワーリザーブを持つ自社製ムーブメントが特徴のこのコレクションは、クラフトマンシップとデザイン、限定性が融合したものです。セカンド・コレクションは、サスペンド・トゥールビヨンとセカンドタイムゾーン機能が搭載されたモデルで、その1年後の2017年に発表されました。そして、チャペック社にとって初めてのクロノグラフ・モデルFaubourg deCracovie(フォーブル・ド・クラコヴィ)が2018年のバーゼルワールドで公開されました。2020年に同社は、チャペック社初の自社製ムーブメントを搭載しスポーティなブレスレットを備えたアンタークティックを発売しました、このモデルはマイクロローターの自動巻きを備えた3ハンドのモデルです。
チャペック社は、ジュネーブに本社を構えています。

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