ヴァシュロン・コンスタンタンがグリーンダイヤルの「トラディショナル・マニュアルワインディング」をW&W上海で公開~ダイヤベゼルの33㎜と38㎜の2モデル

 From : VACHERON CONSTANTIN (ヴァシュロン・コンスタンタン )




「トラディショナル・マニュアルワインディング」~エレガントなカラーとモダンなテイスト、クラシカルなデザインを現代的にアレンジ


ヴァシュロン・コンスタンタンはピンクゴールドのケースが荘厳なサンバースト仕上げのグリーンダイヤルを引き立てる2つのモデルを「トラディショナル」コレクションから発表。ダイヤモンドをセットした33㎜と38㎜のモデルは、エレガントで現代的なタッチを演出。安定して時を刻む2つの自社製手巻きムーブメントが日常のさまざまな場面で信頼性と精度を保証します。



これらのモデルは、ヴァシュロン・コンスタンタンが受け継いできたジュネーブの豊かな時計製造の伝統の本質的な特徴を保つ一方で、ピンクゴールドのケースと力強いコントラストを成すディープグリーンダイヤルを配し、その色の遊び心に現代的な感覚が息づいています。



メゾンのスタイル&ヘリテージディレクター、クリスチャン・セルモニはこう説明します。

『トラディショナル」コレクションは、ヴァシュロン・コンスタンタンの由緒正しい時計づくりにおける正当性を余すところなく体現しています。 これらは歴史と伝統に深く根差し、機械の複雑さに関係なく、タイムレスな美観を反映する特別なデザインコードが備わるモデルです。この新しいダイヤルカラーによってヴァシュロン・コンスタンタンが追求しているのは、デザインのクラシカルなアプローチに現代的なヴィジョンを表現することです。』




38mmのエレガンス
ピンクゴールドとグリーンのコンビネーションが美しい「トラディショナル・マニュアルワインディング」は、オートオルロジュリーの愛好家の手首にフィットするように直径38mmのサイズでデザインされています。18世紀以来の時計製造の伝統を忠実に受け継ぐこの新しい「トラディショナル」は、コレクションを特徴づけるあらゆるデザインコードを全て備えています。



そのクラシカルな外観は、段差のある薄型のミドルケース、レイルウェイタイプのミニッツトラックを配したダイヤル、その上を滑るように回るドーフィン型の針などによって一目でわかります。一方で現代的な演出は、新しいサンバースト仕上げのグリーンダイヤルに見て取れます。ダイヤルは、わずかな腕の動きで微妙な輝きを放ち、さまざまな表情を生みます。



技術の点では、時計機構はこのモデルの美的デザインの引立て役を担っています。メゾンが選んだのは、自社製の手巻きキャリバー4400 ASです。約65時間のパワーリザーブが備わるムーブメントは、時と分表示、スモールセコンドによる秒表示を行います。その姿はサファイアクリスタルのケースバックから鑑賞でき、オートオルロジュリーの紛れもない特徴であるコート・ド・ジュネーブ模様が施されています。





目映く輝く33mm
「トラディショナル・マニュアルワインディング」に、直径33mmのピンクゴールドケースを用いるエレガントなモデルが登場しました。段差の付いた薄型ケース、レイルウェイタイプのミニッツトラック、ドーフィン型針を特徴とするこの美しく調和に満ちたモデルは、伝統的でクラシカルな時計製造のスタイルを称える一方で、絶妙なオリジナリティも併せ持っています。



ベゼルにセットされた54個のラウンドブリリアントカットのダイヤモンドの放つ輝きは、荘厳なサンバースト仕上げのグリーンダイヤルと見事にマッチしているのです。さらに輝きを強調するのがダイヤルカラーとトーンを合わせたアリゲーターレザーストラップです。



背後で時を刻むのは、約 42時間のパワーリザーブが備わり、コート・ド・ジュネーブ模様の装飾が施された自社製の手巻きキャバー1440です。





スタイル&ヘリテージディレクター、クリスチャン・セルモニへのインタビュー

――これはもちろんオリジナルカラーですが、モノクロームダイヤルについての実際の基本原理は何ですか?ヴァシュロン・コンスタンタンにおけるその背景についてお聞かせください。

『ヴァシュロン・コンスタンタンのコレクションでモノクロームダイヤルを採用した最初の時計は19世紀に遡ります。当時の時計は、ケースにはふんだんに装飾が施されしていましたが、ダイヤルは、控え目でした。控え目とはいえ、時計のフェイスはすでに新しい装飾技法を表現する場として探求が進められていました。マットな表面に数字を植えたり、ダイヤル中央部にギヨシェ彫りを施したり、テクスチャーの効果を試みたりといった具合です。「トラディショナル」のサンバースト仕上げのモノクロームグリーンダイヤルもそうした伝統を受け継いでいますが、20世紀初頭に姿を現した超薄型時計を想起させるような、より現代的なアプローチを取り入れています。一見シンプルに見えるこのデザインは、私たちメゾンの重要な基盤のひとつである歴史的な観点と結び付いています。この新しい時計技術と美的デザインとの融合は、これらのモデルにタイムレスな感覚と純粋なクラシシズムを行き渡らせます。』


――例えば、モノクロームや場合によっては2トーンカラーのダイヤルを持つ「フィフティーシックス」コレクションではなく、「トラディショナル」コレクションが表現の場として選ばれた理由を教えてください。
『「フィフティーシックス」コレクションは、ヴァシュロン・コンスタンタンの1956年製モデルに現代的なな解釈を加えてみたいという願いに駆られて2018年に誕生しました。こうした思いを反映した「フィフティーシックス」は、ヴィンテージルックを放ち、そのダイヤルも当時スタンダードだったカラーに完全に同調するものでした。すなわちシルバートーンやブルー、あるいはチェスターフィールドのアームチェアのパティーヌ加工を思わせる絶妙なセピアなどです。「フィフティーシックス」コレクションの時計は41mmのトゥールビヨン搭載モデルを除いて、すべて直径40mmです。この点で、「トラディショナル」コレクションは、私たちがこの新しいモデルで提供するスタイリングの試みにはるかに適しています。つまり、30mmから42mmを展開するケースサイズのみならず、メゾンがこれまで女性用モデルにマザーオブパールやパステルカラーを採用していたダイヤルについてもそうです。この新しいサンバースト仕上げを施したグリーンの彩りによって、私たちはクラシックコレクションに新たな風を送り込み、それ自体に完璧に現代的なタッチをもたらしたのです。』



――このゴールドケースとダイヤモンドベゼルとの組み合わせは、「トラディショナル」コレクションにおいて他
のダイヤルカラーにも展開されるのでしょうか?
『ダイヤルカラーに対するヴァシュロン・コンスタンタンのアプローチは基本的にクラシックを守ることにあり、一貫して各コレクションを特徴づける精神に合わせています。とはいえ、最近では時計愛好家たちがよりカラフルで活気あふれるモデルを好む傾向にあることは明らかです。「トラディショナル」コレクションに加わったこの2つの新作は、メゾンがこうしたトレンドを完璧に把握し、そしてメゾンの美学に適合させる能力を備えていることを証明しています。そのため、メゾンのカラーバリエーションに他のダイヤルカラーが加わることは大いにありうるでしょう。しかし、あくまでもヴァシュロン・コンスタンタンのスタイルの時計づくりを特徴づける節度や気品の精神に即した色味です。





概要
Watches & Wonders上海で発表された、太陽のように明るく、晴れやかで光り輝くタイムレスな2つの新しい「トラディショナル・マニュアルワインディング」が、ヴァシュロン・コンスタンタンのクラシックコレクションに仲間入りしました。



サンバースト仕上げのディープグリーンダイヤルで優雅に仕上げられたこれらのタイムピースは、薄型で段差のある形状にエレガントなピンクゴールドのケースの中心に、時代のエスプリが凝縮されています。「トラディショナル・マニュアルワインディング」は、あらゆる手首にもフィットするよう、2種類のサイズが揃います。直径33mmのモデルは、ベゼルに美しく繊細にあしらわれた54個のダイヤモンドが貴重で華やかな雰囲気を醸します。また、直径38mmのピンクゴールドケースを用いたモデルは、手首をエレガントなタッチで包みます。



中国でのみ12 月から先行 販売されるこれらの2つのモデルは、ダイヤルとトーンを合わせたアリゲーターレザーストラップが組み合わされ、38mmモデルには約65時間パワーリザーブが備わる自社製の手巻きキャリバー4400 AS、33mmモデルには約42時間パワーリザーブが備わる自社製の手巻きキャリバー1440がそれぞれ搭載されています。



【技術データ】
トラディショナル・マニュアルワインディング

140ST/000R−H009(ジュネーブ・シール取得)

キャリバー・ナンバー:CAL.1440(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造)
・駆動方式:機械式手巻き   
・ムーブメント・サイズ:直径22.1mm⊠厚さ2.6 mm
・パワーリザーブ:約42時間   
・振動数:4HZ(毎時2万8800回振動)
・部品数:116
・石数:19
表示:時、分
ケース:18K(5N)ピンクゴールド    
・ケース・サイズ:直径33mm/厚さ7.7 mm 
・ベゼルに54個のラウンドカットダイヤモンド
・サファイアクリスタルのシースルーケースバック  
防水機能:3気圧(約30m)   
文字盤:ディープグリーン、サンバースト仕上げ
・18K(5N)ピンクゴールド製アプライド・アワーマーカーと針
ストラップ:ディープグリーンのミシシッピアリゲーターレザー
・カーフレザーによるライナー、先端にステッチ
・スクエア・スケール
クラスプ :18K(5N)ピンクゴールド製クラスプ、ポリッシュ仕上げの半マルタ十字
ダイヤモンド総数:ラウンドカットダイヤモンド54個
総重量約0.87ct(最低保証カラット数)

価格:4,224,000 円(税込予価)
※中国 先行発 売 予定 2023 年 12 月 ~、
日本(中国以外の国)発売予定:2024 年1 月~


82172/000R−H008(ジュネーブ・シール 取得)   
   
キャリバー・ナンバー:CAL.4400 A(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造)  
・駆動方式:機械式手巻き
・ムーブメント・サイズ:直径28.6mm⊠厚さ2.8 mm
・パワーリザーブ:約65時間  
・振動数:4HZ(毎時2万8800回振動)
・部品数:127
・石数:21
表示:時、分、スモールセコンドによる秒
ケース:18K(5N)ピンクゴールド    
・ケース・サイズ:直径38mm/厚さ7.77 mm
・サファイアクリスタルのシースルーケースバック   
防水機能:3気圧(約30m)   
文字盤:ディープグリーン、サンバースト仕上げ
ストラップ:18K(5N)ピンクゴールド製アプライド・アワーマーカーと針
・ディープグリーンのミシシッピアリゲーターレザー
・カーフレザーによるライナー、先端にステッチ
・スクエア・スケール    
クラスプ:18K(5N)ピンクゴールド製クラスプ、ポリッシュ仕上げの半マルタ十字

価格:3,388,000 円(税込予価)
※中国 先行発 売 予定 2023 年 12 月 ~、
日本(中国以外の国)発売予定:2024 年1 月~


  
【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)



[ヴァシュロン・コンスタンタン]
1755年に創業したヴァシュロン・コンスタンタンは、270年近く一度も途切れることなく時計製造を続ける世界最古のマニュファクチュールであり、卓越した時計製造と洗練されたスタイルを何世代にもわたり熟練の職人により継承し、輝かしい遺産を守り続けてきました。メゾンが製造する時計は、控えめで気品豊かなスタイルに高級時計の素晴らしい価値が体現され、その一つ一つに、最高峰の職人技と極めて高度な仕上げを施し、ヴァシュロン・コンスタンタンならではの技法や美意識が表現されています。
ヴァシュロン・コンスタンタンは、そのコレクションを通じて、比類ない伝統と革新の精神を実現しています。「メティエ・ダール」、「パトリモニー」、」「トラディショナル」、「オーヴァーシーズ」、「フィフティーシックス」、「ヒストリーク」、「エジェリー」はメゾンを代表するコレクションです。さらにメゾンでは、時計に精通した時計愛好家のために「レ・コレクショナー」のヴィンテージウォッチや、「レ・キャビノティエ」部門を通じてユニークピースを提案する貴重な機会を提供しています。
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