オーデマ ピゲ・アートコミッション2017 にラーズ・ジャンを選出~オーデマ ピゲとアート支援

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )
以下、オーデマ ピゲ発行のプレスリリースを編集・掲載しました。


第3 回オーデマ ピゲ・アートコミッションの制作アーティストとして、LA を拠点に活動するアメリカ人アーティスト、ラーズ・ジャンを選出しました。キュレーターのキャスリーン・フォルドの監修の下でマルチアーティストであるラーズ・ジャンが制作する作品は、2017 年12 月にマイアミビーチで開催されるアート・バーゼルの会期中に発表される予定です。
アート・バーゼルのアソシエイトパートナーであるオーデマ ピゲは、2015年よりアート・バーゼルの会期に合わせ、オーデマ ピゲ・アートコミッションとして複雑性、正確性、技術や科学を融合した野心的な作品を発表し続けています。


ラーズ・ジャン

マサチューセッツ州ケンブリッジで1978年に生まれたラーズ・ジャンは、ロサンゼルスを拠点に活動するマルチアーティストです。2008年にカリフォルニア芸術大学で美術の修士号を取得しています。

デザイナー、活動家、写真家、ディレクター、ライター、ビジュアルアーティストとして多彩な才能を発揮するラーズ・ジャンは、国際的な注目を集めています。彼はまた、進歩主義活動での経験に基づき、新たな技術やライブを訪れる観客、どの分類にも属さない体験などを掘り下げる作品でさまざまなジャンルを融合したパフォーマンスと実験的アートを行うEarly Morning Opera の設立者でもあります。 先週、Times Square Arts とのパートナーシップのもとタイムズスクエアで開かれたワールド・サイエンス・フェスティバルにおいて、ラーズ・ジャンによるパフォーマンス・インスタレーション“Holoscenes”が上演されました。この大がかりなパフォーマンス作品は12 トンのガラス水槽の中で、5 時間の間に注水や排水によって変化する水位に合わせてキャストがパフォーマンスを行うものです。“Holoscenes”は現在までにロンドン、アブダビ、トロント、マイアミなど世界各国の大都市で上演されています。

ジャンのオリジナル作品は、ホイットニー美術館、サンダンス映画祭、BAM Next Wave Festival、 Under the Radar Festival、REDCAT、ハマー美術館、New York Live Arts、ポートランド現代美術協会タイム・ベース・アートフェスティバル(TBA)、トロント ニュイ・ブランシュフェスティバル、アーティチョーク(ロンドン)、グッゲンハイム美術館、リングリング美術館、ニューヨーク大学アブダビ校などで展示されています。また、パフォーマやメトロポリタン美術館で講演を行いました。

2017年6月には, Early Morning Operaの”HOLOSCENES”の公演とインスタレーションがタイムズスクエアで展示、開催されました。アフガニスタンとポーランドからの移民を両親に持つラーズ・ジャンは、TEDシニアフェローでもあります。オーデマ ピゲ ・アートコミッションの第3回作品に選定された, ラーズ・ジャンの大規模作品はアーティスティックディレクター、キュレーターであるキャスリーン・フォルドの監修のもと制作され、アート・バーゼル マイアミビーチ2017の会期中に発表される予定です。



オーデマ
ピゲのアートへの取り組み

オーデマ ピゲは、創造的なビジョンと卓越した芸術性、熟練した技術の融合を常に追い求めてきました。創造性と革新、独立精神を追求する中で、オーデマ ピゲはアート・バーゼルとパートナーシップを結び、香港、バーゼル、そしてマイアミビーチで開催される、世界有数のコンテンポラリーアートショーを支援しています。

2013年より、オーデマ ピゲは3つのアート・バーゼルショーのコレクターズラウンジで、アーティストを招聘し、マニュファクチュールの伝統や原点を創造的に解釈した革新的なラウンジコンセプトを発表し続けています。2013年には、イギリス人写真家のダン・ホールズワースによる作品の支援を行い、マイアミビーチで開催されたアート・バーゼルでは、ギャラリー・ペロタンとともに、フランスのデュオアーティスト、Kolkozによる水面に浮かぶ巨大なスイスシャレーのポップアップインスタレーション「Curiosity(キュリオシティ)」を公開しました。
2014年のアート・バーゼル香港では、オーストリアの映像作家、クルト・ヘントシュラーガーにより特別に制作されたパノラマ映像「Measure(メジャー)」が、また同年のアート・バーゼル マイアミビーチではテオ・ヤンセンによる「Strandbeest (ストランドビースト)」をピーボディ・エセックス博物館と共催し、マイアミビーチの海岸で風力を利用して歩く、動物のようなスカルプチャーが国際的な評判を呼びました。
2015年には、ジュネーブを拠点とするアーティスト、アレクサンドル・ジョリーによる「Wild Constellations(ワイルド・コンスタレーションズ)」と名付けられたサウンドインスタレーションとともに、本物の苔を用いたエコウォールを展開しました。

2016年に、上海の余徳耀美術館(Yuz Museum)でマニュファクチュールが開催した展覧会では、中国人アーティスト程然(チェン・ラン)の映像作品が上映されました。



またアート・バーゼル香港 2017では、前年に引き続き、セバスチャン・エラズリスがオーデマ ピゲのブースデザインを手がけ、伝統的な技法と先端技術の両方を用いて制作した大型の木の彫刻が設置された、スイス・ジュウ渓谷にあるマニュファクチュールの故郷に自生する森を思わせるスペースをつくり出しました。また、上海の展覧会で発表された程然(チェン・ラン)による「Circadian Rhythm(サーカディアン・リズム)」がアート・バーゼル香港へと巡回しました。

さらにオーデマ ピゲは2014年5月、コンテンポラリーアートの世界との関わりをさらに深める上で重要な存在であるオーデマ ピゲ・アートコミッションの発足を発表しました。オーデマ ピゲの時計づくりのレガシーとして受け継がれてきた職人技と優れた技術からインスパイアされたオーデマピゲ・アートコミッションは、コンテンポラリーな創作と複雑な工学、技術、科学との関係を掘り下げるアーティストの新たな作品制作に対し、支援を行っています。 アーティストを招聘し、技術の粋や科学の創意工夫の限界に挑むことで、コミッションはオートオルロジュリーの伝統とアートとの絆をさらに強いものにしているのです。

2015年のバーゼルで開催されるアート・バーゼルの会期に合わせ、オーデマ ピゲ・アートコミッションのデビュー作品として、オーデマ ピゲ はスイス人アーティスト、作曲家であるロバン・マイヤーによる「シンクロニシティ」と名付けられた大型アート作品を発表しました。2016年には、オーデマ ピゲ・アートコミッションの2作目のアーティストとして孫遜(スン・シュン)が選出されたことが発表されました。中国の新進気鋭のアーティストのひとりと目される孫遜(スン・シュン)による大規模没入型インスタレーション、「Reconstruction of the Universe(宇宙の再構築)」はアート・バーゼル 2016の会期中に、マイアミビーチのオーシャンフロントに設置された会場で発表されました。2017年6月には3回目のアートコミッションを手がけるアーティストとして、ラーズ・ジャンが選出され、新たな作品はマイアミビーチで開催されるアート・バーゼル 2017の会期中に発表される予定です。


取締役会副会長のオリヴィエ・オーデマは:
3回目を迎えたオーデマ ピゲ・アートコミッションの製作をラーズ・ジャンとともに進められることに心躍る思いです。彼の作品は、最先端の技術と力強い創造性に先進の機械的な複雑性を融合し、現代の私たちに差し迫った問題を深く掘り下げています。ラーズ・ジャンがオーデマ ピゲの時計師の技術や精緻な製作工程をどう解釈し、冒険的かつ示唆に富む作品へと投影するのか、楽しみにしています。」 と語りました。



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アート・バーゼルについて


1970年にバーゼルのギャラリー経営者たちによって創設されたアート・バーゼルは、今日バーゼル、マイアミビーチ、香港を舞台に世界のモダンアート、コンテンポラリーアートが一堂に会する一流のアートショーとなっています。 開催される都市や地域によって、参加ギャラリーや発表される作品、毎年行われる地域の機関や団体とのコラボレーションのもと製作される会期中プログラムなど、それぞれのショーの内容は異なります。近年、アート・バーゼルとアートの世界との関わりは単なるアートショーの領域を超えています。2014年、アート・バーゼルはKickstarterとのコラボレーションにより、クラウトファウンディングへの取り組みを開始し、支援を必要とする非営利のアートプロジェクトに国境を越えてサポートを仲介し、世界各国のクリエイティブなプロジェクトに、140万ドルあまりの資金援助を行う手助けをしています。 また2016年に開始したArt Basel Citiesという取り組みにおいては、選出された提携都市とともに、それぞれの都市のためだけの、コンテンツを中心とした活気あるプログラムを展開していく予定です。Art Basel Citiesは、アート・バーゼルの専門性とネットワークを活用し、グローバルなアートの世界とつなげていくことで、提携都市のそれぞれに独自の文化的ランドスケープを構築するという取り組みです。詳しくは、artbasel.comをご覧ください。 www.artbasel.com