チャペックがニューヨークの TimeForArtで「アンタークティック アーティスツ・アンド・アルティザンズ –ピースNo.1」を披露
From : Czapek (チャペック)「アンタークティック アーティスツ・アンド・アルティザンズ –ピースNo.1」を披露~CZAPEK PRESENTS THE ANTARCTIQUE “ARTISTS & ARTISANS –PIÈCE N°1" FOR TIMEFORART AUCTION
チャペックは権威あるTimeForArtオークションに向け、「アンタークティック アーティスツ・アンド・アルティザンズ –ピースNo.1」と題された特別なアンタークティックを発表できることを誇りに思います。このユニークなタイムピースは、チャペックの長年のパートナーであるメタレム社とのコラボレーションにより、マスター・エングレーバー、ミシェル・ローテンの芸術性を余すとこなく表現しています。
この卓越した作品の中心となるのは、チャペックが「シークレット・アロイ」と名付けたレアメタルの合金Alloy 401で作られた文字盤です。手作業によるエングレービングで装飾され、搭載されているチャペックの自社開発ムーブメント、キャリバーSXH5は、その複雑なデザインを際立たせるために巧みに黒く仕上げられています。
印象的な「トロンプ・ルイユ(だまし絵)」効果を備えたこの詳細なエングレーブは、スケルトン・ウォッチの美しさをほうふつとさせます。デザインを引き立てる文字盤には立体的なインデックスがセットされ、深みと洗練さが加わっています。ソード・シェイプの針は、スポーティなエレガンスを添えるとともに、最適な視認性を確保しています。
40.5mm径のステンレススティール製ケースは、このコレクションの特徴である独創的で象徴的なデザインとして、ユニークなダブル・トロンプ・ルイユ(だまし絵)カーブで視覚的な魅力をさらに高めています。同じくステンレススティール製の一体型ブレスレットは、ブラッシュ仕上げされたチャペックの「C」とポリッシュ仕上げのリンクの見事なコントラストが特徴です。さらに、ブレスレットには、クイックチェンジシステムが備わっており、ラバーまたはレザー・ストラップに簡単に交換できるとともに、マイクロアジャストメント機構によるサイズの微調整が可能です。
アーティスツ・アンド・アルティザンズ –ピースNo.1には、リサイクルされたプラチナ製マイクロローターによる約60時間のパワーリザーブを誇るキャリバーSXH5が搭載されています。このキャリバーは、伝統的な高級時計仕上げ技術の優雅さと、最先端のレーザー・エングレービングを融合し、洗練さと高い信頼性の両方を保証します。
レアな才能を集める
このコラボレーションについて、チャペックCEOのザビエル・デ・ロックモーレルは、ブランドのモットーである「We collect rare people –私たちはレアな人材を集めます」ということと、このプロジェクトがその哲学を真に体現しているかを振り返りました。
「このユニークな作品は、アーティストとアルティザンのレアな才能を集結するシリーズの第一弾です。今回は、私たちの長年にわたる製造パートナーであるメタレム社と、親愛なる友人でありエングレーブの達人でもあるミケーレ・ローテンです。彼らの芸術性と職人技は、ウォッチメイキングの芸術に貢献する希少な人材を保護し、促進するという私たちの取り組みを完璧に反映しています。このユニークな作品をスイス・インスティテュートに寄付し、ラグジュアリーとは、レアな工芸品だけでなく、その背後にいる人々でもあることを改めて実証できることを光栄に思います。」
アート、クラフトマンシップ、そしてイノベーションの融合
TimeForArtは、世界最高のウォッチメーカーによる卓越した時計を厳選したチャリティーオークションです。収益の100%は、スイス・インスティテュート(Swiss Institute –SI)の展示会、公開プログラム、教育、地域社会向けワークショップなどを通じて、今日のもっとも先進的なアーティストたちを直接支援します。これらの取り組みはすべて無料で提供されています。この隔年開催のオークションは、時計と視覚芸術の間の交流の場として、一年を通じてプラットフォームの役割も果たします。
TimeForArtの初回開催は、2022年に行われた「フィリップス ニューヨーク ウォッチ・オークション : SEVEN」の一環として実施されました。第二回は2024年12月7日に開催されるライブオークション「フィリップス ニューヨーク ウォッチ・オークション」中に開催され、コレクターは芸術界を支援しながら卓越したタイムピースを手に入れる貴重な機会となります。
この唯一無二のタイムピース「アーティスツ・アンド・アルティザンズ –ピースNo.1」は、スイス・インスティテュートの使命を支援するため、チャペックによって寄付されました。この時計はTimeForArtオークションに出品されます。
スイス・インスティテュート
スイス・インスティテュート(SI)は、ニューヨークにある完全独立型の非営利アートスペースで、政府機関には一切依存していません。革新的で実験的なアート製作を推進することを目的としています。1986年にスイスの支援者たちによって設立されて以来、SIはその斬新な展示会、アーティストへの献身、そして多岐にわたる公開プログラムで知られるようになりました。SIは誰にでも開かれており、常に無料で利用可能です。年間6回の主要な展示会、数重の公開プログラム、教育ワークショップ、そして地域社会向けの取り組みを行い、毎年5万人以上の来場者にサービスを提供しています。SIは完全に独立した非営利団体で、主に民間からの支援によって運営されているため、SIの使命を実現するためにはフィランソロピー(慈善活動)が欠かせない存在です。
TimeForArtとSwiss Instituteについての詳細情報
www.timeforart.ch
www.swissinstitute.net
【仕様】
アンタークティックアーティスツ & アルティザンズ ピースNo.1
Antarctique ARTISTS & ARTISANS –PIÈCE N°1
[特徴]
40.5mm ステンレススティール製ケース
ハンド・エングレーブによる「トロンペ・ルイユ」ダイヤル
マイクロローターを備えた完全自社製キャリバー SXH5
TimeForArtオークション出品のためのユニークピース
[FUNCTIONS]
-3針 時・分表示センターセコンド
[MOVEMENT]
-Czapek キャリバー SXH5 : 自動巻き3ハンズ-パワー・ワインディング・システム : リサイクルされたプラチナ製のマイクロローター
-シングルバレルのパワーリザーブ : 約60時間
-バレルのトルク : 8.8Nmm(ニュートン・ミリメーター)
-振動数 : 28,800 VpH(4Hz)
-径 : 30mm(13 ¼リーニュ)
-厚 : 4.2 mm
-コンポーネント総数 : 193
-石数 : 28
-スイス レバー・エスケープメント : 4つのゴールド製慣性ウエイト(マスロット)を備えたフリースプラング・テンプ
-19世紀のポケットウォッチからのインスピレーションによる7つのスケルトン化されたブリッジ
[FINISH]
-サンドブラスト仕上げ ブラックのブリッジ 手作業による面取り サイドはストレート・グレイン装飾
-手作業による6つのインワード・アングル
[DIAL]
-スイスのアルティザン、ミシェル・ローテンによるハンド・エングレーブの文字盤
[CASE]
-ステンレススティール
-サイズ : 40.5mm(径)10.6mm(厚)
-無反射加工がなされたグラスボックス型サファイア・クリスタル
-内側に無反射加工がなされたサファイア・クリスタル製のケースバック
-防水性 : 120m
-ねじ込み式リューズ
[BRACELET]
-リンクがモダンな「C」を描くステンレススティール製ブレスレット
-独自の「イージー・リリース」システムとマイクロアジャストメント
-レザーまたは、ラバー・ストラップが付属
[LIMITATION]
-TimeForArtに寄贈され、2024年12月、フィリップス ニューヨーク主催のオークションに出品されるユニークピース
[Czapek & Cie]
チャペックは、19世紀のチェコ生まれのポーランド人ウォッチメーカー、フランソワ・チャペック(François Czapek)の精神を受け継いだ現代のウォッチ・メゾンです。183年にチャペックは、ワルシャワでの政治的混乱から逃れ、ジュネーブに亡命しました。そして1830年代に数々のビジネスを創業しました。1845年にCzapek & Cie.(チャペック時計会社)を設立したのち、彼はナポレオン3世の宮廷時計師となり、パリのヴァンドーム広場に最初期の時計ブティックを開きました。
チャペックの名前は、2015年にメゾンの歴史とクラフトマンシップを再興しようとする時計愛好家のグループによって復活しました。1850年代のチャペック製ポケットウォッチからインスピレーションを得た、ファースト・コレクションである「ケ・デ・ベルク33bis」は、2016年のGPHG(ジュネーブ・ウォッチ・グランプリ)でパブリック・プライズを受賞しました。2020年同社は、初の自社製ムーブメントを搭載したスポーツシックなコレクションである、アンタークティックを発表しました。現在、チャペックの時計は、独特なデザイン、高品質の職人技、限定生産で知られています。ジュネーブに本社を置き、ラ・ショードフォンに自社工房を構えるチャペックは、”etablissage”(エタブリサージュ -水平分業)というコンセプトを現代的な方法で徹底的に守っています。
#wecollectrarepeople
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