クロノスイスの新技術『デルフィス ファイヤースターター』発表~”チタンコアナノシェル” ケースを採用
From : CHRONOSWISS (クロノスイス)「デルフィス ファイヤースターター(DELPHIS FIRESTARTER)発表
クロノスイスは、「デルフィス」シリーズより新作『デルフィス ファイヤースターター』を全国の正規代理店にて発売いたします。『デルフィス ファイヤースターター』は、最新のデザインとクラフツマンシップを融合した「モダンメカニカル」な作品です。 最大の特徴は、”チタンコアナノシェル” ケースを採用したことです。このケースはコーティングではなく、グレード5チタンのケースをITR2(高性能複合樹脂)に浸し、固化したブロックを0.4mmまで削り出す、特殊なプロセスにより完成します。チタンケースと0.4mmのITR2(高性能複合樹脂)からなるケースは、超軽量かつ弾力性、耐久性に優れた現代の時計ケース工学の新しい技術となります。
クロノスイスの新技術『デルフィス ファイヤースターター』~ITR2(Innovant technipue resine revolution) とは?
ITR2は、金属の強度と透明性、軽量性を併せ持つ特許取得済みの高性能複合樹脂であり、軽量で頑丈なケースを製造するために2014年に時計業界に導入されました。
配合と製造方法の両方がクロノスイスの特別な条件を満たすように適応され『デルフィス ファイヤースターター』では、チタンケースの周りに使用しています。

チタンケース全体を真空密閉された液体樹脂に浸し、固化したブロックを5軸CNCマシンを使って0.4mmの厚さまで削り出し、最後に手作業で磨き上げて完成します。
ケースに接着しているため取り外したりすることはできませんが、小さな傷等は研磨することで再び美しいケースに再生させることが可能です。

デルフィスの由来
文字盤上部を扇状に優雅に動くレトログラード分針は、時計の針が「飛び跳ねる」性質を表現した、デルフィス(古代ギリシャ語でイルカ)と名付けられました。1996年のオリジナルモデル以来、デルフィス・コレクションはクロノスイスのアイコニックなデザインとして今も親しまれています。
デルフィスの特徴的な文字盤は、半月型の上部レトログラードミニッツと12時位置に配されたジャンピングアワー機構の組み合わせ、6時位置のスモールセコンドがアクセントとなっています。

また、18Kホワイトゴールドの文字盤にはファイヤーエナメルが施され、手作業でエナメルを5層に塗り重ねています。デルフィスシリーズの文字盤は曲面になっており、この湾曲した面にエナメルを塗る工程は、非常に高度な技術が必要であり、クロノスイスが継承する伝統的な技法の一つです。

心臓部には、55時間のパワーリザーブを誇るラジューペレと共同開発した自社開発ムーブメントC.6004が搭載されています。世界限定50本となります。

【仕様】
デルフィス ファイヤースターター
Delphis Firestarter
品番:CH-1429RE.1E-BKRE
価格:¥7,975,000(税込)
発売中
限定本数:世界限定 50本

機能:時・分・秒
・12時位置/デジタルジャンピングアワー、センター/レトログラード分針
・6時位置/ スモールセコンド
ケース:17個のパーツで構成 チタンコアナノシェルケース(グレード5チタンとITR2)
・ベゼル(サイドフルーテッド加工、ポリッシュ仕上げ)
・風防(無反射サファイアクリスタル)
・裏蓋(ネジ込式サテン仕上げケースバック/サファイアクリスタル)
・オニオンスタイルリューズ
・特許取得済みのオートブロックシステムに取り付けられたストラップバー
・ケースサイズ:直径42mm、厚さ14.5mm
ムーブメント:キャリバー:C.6004(自動巻き)
・振動数:28'800振動/時
・パワーリザーブ:約55時間
・石数:37石
・ガンギ車
・スクリューポリッシュ仕上げ
・コート・ド・ジュネーブ仕上げ
・ルテニウムメッキ仕上げ
・インカブロック耐震装置
・タングステン製スケルトンローター
・ボールベアリング
・特別な機能:アーマチュア
ダイヤル:3層構造ダイヤル
・上部/18Kホワイトゴールドにハンドギョーシェ装飾+グラン・フー エナメル
・12時位置/デジタルアワーディスプレイ
・センター/レトログラード分表示
・6時位置/アナログ秒針、外側のリング針はガルバニックブラックのハンドギョーシェ仕上げ
・中央はアルミニウム製のレッドプリント
・セラミック製インデックス
・針:バイキングバンド(アルミニウム製、スケルトン)
防水:10気圧防水
ストラップ:ラバー ストラップ
【お問合せ】
栄光時計株式会社
03-3837-0783
[クロノスイス]
ゲルト・R・ラングがミュンヘンにクロノスイス社を設立。レギュレーター式ダイヤルの腕時計としては初の量産モデルをはじめ、世界初のスケルトンダイヤルを搭載した自動巻きクロノグラフなど数々の傑作時計を誕生させました。2012年にオリバー・エブシュテインが新CEOに就任し、本社をスイスのルツェルンに移転。2013年には、現在ではほとんど見られなくなった伝統工芸を再生するため、ルツェルンにエナメル焼成装置およびギョーシェ彫刻機を設備したアトリエを設立。高品質・少ロットのアトリエから紡ぎだされる機械式腕時計は、年間わずか1,500本にとどまります。
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