BASEL WORLD 2017新作紹介 vol.1

 By : Kamine

 スイス バーゼルの地へ出張してまいりました! 

湖畔と空、国旗の美しいコントラストに心洗われつつ

今年の新作を沢山見てまいりました。 

 バーゼル会場は相変わらず多人種で溢れ、エネルギッシュ。

早速新作を紹介いたします。 

 まずはクッション型の永久カレンダー 5940R

これで、YG・WG・RGと順番に出たことになります。
(YGは過去にディスコン)

グランドコンプリケーション 永久カレンダー
5940R-001
RG(37×44.6mm)

 

 続いて、6006G

先日、ディスコンになったRef.6000 の後継機。
違いはケース径が37ミリから39ミリにサイズアップしていました。

ポインターデイトの先が弓型から三角形に。
黒と白のみの配色で、三角形の赤が効いています。

時分針はスケルトンになり、スポーティかつ抜群の視認性に。

カラトラバ 6006G
WG(39mm)
自動巻

 

 

 こちらも先日ディスコンとなった5180/1Gの素材違い。
RGモデルの5180/1R

極限までスケルトナイズされ、手彫りで彫刻されたムーブメントはもはや径術品。
凄みすら感じます。

 ちなみに

パテック フィリップでは、スケルトンもコンプリケーション機能のひとつと見なすため
このモデルは「カラトラバ」ではなく、「コンプリケーション」に分類されます。

コンプリケーション 5180/1R
RG(39mm)
手巻


ところで、上記3モデルには共通点があります。

お判りでしょうか?

そうです。
正解は…

「すべて、マイクロローター搭載の超薄型ムーブメントCal.240が使われています。」

実は、このCal.2401977年に特許を取得していますので
今年2017年は40周年にあたります。

40年間ずっと使われていること。

あらためて基本性能の高さを感じました。